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ゴルフ後の膝の痛み・・・歩くのが痛い。実は〇〇が関係してます。【事例:訪問整体】

ゴルフ後の膝の痛み・・・歩くのが痛い。

     実は〇〇が関係してます。


 

お客様の多くでゴルフを趣味とされています。

ゴルフのラウンド後や練習後に

肩や腰の痛みを訴えるケースが多いのですが

私が対応するケースで膝の痛みも多い症例の一つです。

 

「ゴルフのラウンドの翌日に膝が痛い・・・」

「練習後に膝の曲げ伸ばしでパキパキと音がする・・・」

「ゴルフの後は膝に水がたまる・・・」 など

 

この様に突発的に痛める原因があったケースではありませんが

ゴルフのラウンド後に歩くのが痛い・・・

膝に水がたまり痛いが、休むと痛みも引いていく・・・

という様に何が原因なのかわからない・・・ と言われるケースが

よくあります。

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今回のお客様も、普段はジムでマシントレーニングやエアロバイクなど

運動頻度は高く、週に1~2度のラウンドでのゴルフをされており

日頃は気にならない膝の痛みが、ゴルフをやった後や翌日に

違和感が強くなり、酷い時には歩くことでも膝の内側が痛い・・・

といったケースでした。

 

体重が重かったり、膝の変形があるなど

変形性膝関節症のリスクファクターや病態がある訳ではありません。

関節可動域も正常で、正座も可能です。

では何が問題だったのでしょうか??

 

実は〇〇に関係性がありました!


 

こういったケースの場合、膝が痛いからといって

膝の周囲をケアしたり、ストレッチやマッサージだけでは

根本的な改善は望めません。

 

膝で症状が出る場合、関節に関連する筋や筋膜の

関係を考えて、別の関節や部位の問題点を見つける事も

膝自体の改善と同様に重要なことと考えます。

今回の原因は左肩から首に問題がありました。

 

ゴルフのスイングを見せて頂くと

上半身に力が入り、首から肩にかけて窮屈そうなフォームでした。

肩甲骨が上方に上り、首の後ろに力が入る様な・・・

この状態では首から肩の筋群が緊張し、上半身の姿勢を悪くします。

また肩甲骨の可動性を制限し、背骨や胸郭での回旋動作が

スムーズに行えません。

 

この上半身の状態で何度もスイングをしていると

腰や背中の筋群が緊張し、骨盤周囲に付着するお尻の筋群も硬くなります。

上半身から背中、腰での回旋動作がうまく行えない事を

骨盤や股関節周囲で代償する事で、お尻から太ももの外側の筋群で

過剰な筋緊張が生まれ、その結果膝に痛みを発しているのではと

考えました。

 

施術では膝から股関節の直接の痛みに関する、固まった筋や腱などの

組織を柔らかくすることはもちろんですが

動きから問題点を推測し、その関連する関節や筋群への

アプローチを行いました。

 

最終的に動きは改善させたい方向に導けましたが

ゴルフの場合はどうしても左のお尻が硬く成り易い傾向にあります。

膝関節周囲のケアと、股関節の柔軟性を高めるストレッチ、

頚部~脊柱、肩甲骨のエクササイズを指導しました。

 

痛みを根本から改善する事を目的に評価や検査、

その後のケアとセルフケアの指導など、時間をかけた丁寧な

施術を行っております。

今回はご紹介した、股関節の体操を一つご紹介します。

ヒップスライド ポイント

 

股関節内旋のストレッチ(①)

 

肩の付け根から、首~こめかみへの辛い違和感【事例:訪問整体】

肩の付け根から、首~こめかみへの辛い違和感


今回は頚部や頭痛に近いような症状を

骨盤、腰、背中など土台となる部分や患部と少し離れた場所の

状態が良くなる事で、改善した事例をご紹介します。

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先日定期的なメンテナンスとケアでご依頼いただいているお客様へ伺いました。

お客様は60代女性で、頚部の狭窄症を医師からは診断されておられますが

最近は日常的に感じていた頚部や肩の辛い痛みも軽減していただき

調子は良くなっているとの事でした。

 

しかし時折訪れる首への違和感や痛みが怖く

意識がそこに集中してしまうことと、不安感で自意識とは別に

緊張があり、肩や首の筋が硬くなり、その結果

こめかみや首周囲に違和感を感じるというのが

現在のお悩みです。

 

元々は腰部や殿部(おしり)の痛みや不快症状も強く

以前は坐骨神経痛で歩けなくなられた事もありました。

訪問で関わらせて頂き、施術と運動療法を重ねる中で

全身と主訴の関わりや関連性に応じた施術を進めていき

ようやく今の段階にたどり着きました。

 

腰や首に症状が出ることでも、分かって頂けると思いますが

やはりこのお客様自身のもとの姿勢が問題でした。

特に骨盤、脊柱のアライメントや可動性は不足しており

関連する筋、筋膜は緊張し動きも少なくなっておりました。

 

骨盤や腰、背中など首や肩よりも下で起こる筋緊張や

短縮、それに伴うアライメント不良により、最終的に頚部への

狭窄が起こる状態になっていたのです。

 

このお客様の施術では特に骨盤周囲(おしり、股関節)の

緊張した筋群から腰部、腹斜部のリリースを行い

下方で起こる緊張ストレスを軽減させました。

腰部の伸展~屈曲(反る、曲げる)を楽に行えることで

背部や胸郭が丸く被っていた姿勢を起こす事が出来る様に

なりました。

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同時に背部~肩周り(特に僧帽筋、胸部)の筋緊張を解し

最後に頚部へとアプローチしていきました。

 

骨盤 、 腰 、 背中 、肩 と

段階的に首へ近づくにつれ、その都度疼痛や違和感の有無を

嫌な動作で確かめましたが、狙い通り軽減し

首へのアプローチ後は、痛みは消失していました。

 

施術後はストレッチポールのエクササイズ指導と

脊柱~胸郭の可動性を高めるエクササイズを行いました。

 

患部だけの施術では出せない効果も

全体の関連性を考え、施術アプローチする事で

改善出来る事があります。

 

脊柱~胸郭のエクササイズを下記にご紹介いたします。

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筋肉の過緊張が生み出すギックリ腰の様な症状【事例:訪問整体】

筋肉の過緊張が生み出すギックリ腰の様な症状


「だんだん腰が痛くなってきた・・・」

「寝返りや姿勢を変えるのが辛い・・・」

「不意に起こるズキッとした痛み・・・」

ぎっくり腰なのかなぁ?? と思われる辛い腰の痛み。。。

 

今回ご紹介する症例は

普段はやっていなかった種類の運動で

急激な負荷がかかり、強い筋緊張によって出来た

局所の強い筋肉痛が引き金となり、腰椎~骨盤での

ギックリ腰の様な痛みを誘発したケースです。

 

運動後は「ちょっと痛いなぁ・・・」と感じていた痛みが

時間を追うごとに痛みが強くなり、寝ても起きても

腰が痛い。。。 動くのが怖い。。。

そんな状態に陥っていました。

 

激しい運動の場合、自身の体を支える筋力が

伴っていないと、やはり負担、ストレスは弱い部分に

大きくのしかかります。

今回の場合は、以前に比べると体重も増え

久しぶりのスポーツで、体の対応能力が落ちていた

という事が要因で、元々問題のあった腰に大きく

ストレスがかかったものと考えます。

 

問題はどの様なストレスがどの部分に加わり

どの場所のどの部分に損傷、または疼痛の原因が

あるのかをはっきりとさせる事です。

 

訪問した際は、歩くのも辛そうな状態で

立った状態から座る事や、ベッドに横たわるまで、

ベッド上での体勢変換など、非常に辛そうでした。

 

当初疼痛の部位ははっきりとしませんでしたが

触診や誘発動作のテストを行う中で問題は絞れました。

痺れなどの神経症状はなく、痛みの場所からも

筋や筋膜であると考えました。

 

特に仙腸関節付近、股関節などに付着する筋群は

スパズム(短縮)が強く存在し、圧痛も明確でした。

感覚を聞きながら、リリース等を行う事で

当初の痛みは軽減し、姿勢の変化や動きもスムーズに

改善しました。

 

座位での体幹の前屈(イスに座った状態で体を前に倒す)では

深部に違和感と怖さが少し残りましたが、

股関節周囲、お尻の筋群を緩めて

背筋群の収縮~弛緩を運動療法で行う事で

軽減されました。

 

まだ残存する痛みがありますが、動けなかった状態からは

回復されましたので、経過を聞きながら対応したいと思います。

 

 

 

今回施術後にご紹介したセルフケアやリハビリを少し紹介します。


 

 

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上向きになり、膝を倒す事で

背骨(脊柱)特に腰椎~骨盤の動きを出します。

緊張が強く、動きに抑制がありましたので、

ゆっくりと安心できる範囲で動かす事で、防御的な緊張が改善します。

 

 

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おしりの筋群と腰部の筋群に過緊張性の痛みが存在しましたので

継続して、セルフケアが出来る様にアドバイスいたしました。

 

ペルビックティルト シンプル

 

脊柱~骨盤の動きの連動性を高めるために

筋収縮~弛緩を意識しながら、行います。

丸くなり、腰部の筋が引っ張られた時にどの部分に痛みが

残存するのか?? を確認する事も出来ます。

 

ダイアゴナルEXT シンプル

腹筋群と背筋群など体幹部をホールドするのに

必要な筋肉を働かせる事に効果的なエクササイズです。

 

 

 

四十肩・五十肩の痛みは、こうして治す!これからは自分で治す時代 【訪問整体:事例】

四十肩・五十肩の痛みは、こうして治す!

これからは自分で治す時代 【訪問整体:事例】


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四十肩や五十肩というのは、中年性に起こり易い

肩関節周辺で起こる痛みと運動制限などの症状を

総称して言います。

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多くは腱や筋の炎症、関節包や滑液包などの組織の挟み込み、

などが主要原因でありますが、様々な要因で

これら組織にストレスがかかり、炎症が起こります。

炎症が起こると、手を挙げるなどの運動時痛があり

次第に関節可動域に制限が生じます。

そのまま放っておくことで、筋の委縮や関節の癒着などが

起こってしまい、関節拘縮といった固まってしまうなどの

症状に進展していきます。。。

何らかの原因で肩に痛みや炎症が発生した場合は

アイシングで炎症を抑え、早期に専門家を頼り

施術やリハビリのアドバイスを受ける事をオススメします。

 

 

四十肩・五十肩の原因は〇〇が関係する!!


 

症状のきっかけは様々ですが

肩関節に炎症や痛みが生じるメカニズムは

肩関節のアライメント(骨の配列・位置)が関係します!!

解りやすく言うと、あなたの 「姿勢」 です。

 

・背中が丸くなっていませんか?

・デスクワーク中に首が疲れませんか?

・両手を挙げた時に、耳の後ろに腕がいきますか?

 

姿勢の悪さの典型例が下の図で表されます。

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この様に胸の筋肉が硬くなる事で

背中が丸くなり、頭が前方に押し出され

肩関節が前に入ってしまうのです。

 

この状態では、肩関節の前や後の関節包、筋・腱に

引っ張られるなどのストレスがかかり

手を挙げる、腕を回すなどの運動で

滑液包や関節の摩擦が起こります。

 

肩の炎症や痛みの発生には、相当の原因となる

条件が存在するのです。

そしてその条件は中高年の多くの方が持っており

日頃の運動不足や、姿勢のクセ、筋力の低下、柔軟性の低下など

様々な背景があります。

 

〇〇の柔軟性が特に重要!!


 

肩関節の痛みに関しては肩の治療や

ケアだけをしていても、うまく改善しないケースが多くあります。

基本的には肩関節のアライメント(骨の位置)を戻す事が

先ず重要なのですが、肩の位置といっても

土台である肩甲骨や鎖骨などの位置が関係しており

その土台部分は胸郭、脊柱といった体の

体幹部分が関係してきます。

 

体幹部分の柔軟性や可動性が重要です!!

 

昨日のお客様でも肩関節に痛みが出ている・・・

という事で施術に当たりましたが、

肩関節周囲の筋肉が硬くなり、骨の位置も

前方にずれ込んでいました。

その状態で日常生活を送っていたり、手や腕を使う作業が

多いと関節には負担が生じます。

 

施術によって、肩関節周囲の筋を解し

関節位置を矯正した後

土台である、肩甲骨~鎖骨

胸郭、脊柱といった体の中心部の

柔軟性と動きを改善させました。

 

それにより、関節の連動性と正常な筋活動が回復し

肩にストレスのかかるであろう要因を消す事が出来ました。

下に今回の方の事例にたいして、アドバイスした

四十肩・五十肩に効果的なストレッチ、セルフケアをご紹介します。

c0362789_13483251 c0362789_01474535 c0362789_13063945 肩関節後下方ストレッチ

セルフケアセミナー 参加者様の声① ※アンケート公開 【セルフケアセミナー】

今回はセミナー実施企業でのアンケートでいただいた

感想を少しご紹介させていただきます。 


 

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体の仕組みやメカニズムを知って頂く事で

トレーニングやセルフケアの必要性を感じて頂けました。

楽しく参加していただけ嬉しい限りです。

 

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デスクワークやオフィスで働く方々への有用性を

感じていただけました。健康で元気な体が、

仕事へのモチベーションやパフォーマンスに

通ずると実感いただけました。

 

 

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ストレッチを取り組んだ後に、体だけでなく、

気持ちも軽くなったとメンタルヘルスへの

効果を実感していただけました。

座ったまま出来る、仕事中に合間のケアが

喜んでいただけてます。

 

 

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社内セミナーを行う事で、肩こり・腰痛や肉体疲労に

対する共通理解が出来て、それによって仕事中に

作業を停めてストレッチしたり、体操を行う事が

恥ずかしくない空気が出来たと、社内全体の

雰囲気の変化を感じていただけました。

 

 

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からだを解し、体調を整える事で、余計なストレスが減らせます。

仕事への集中力が高まり、良い取り組みが実感出来れば

メンタルも良好に安定できます。 心と体を一つです。

 

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ストレッチや体操、トレーニングなど

コンディショニングがビジネスに重要であると感じて頂けました。

体を解す事で心も晴れ晴れ出来ます!!

 

 

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ストレッチや体操の実技に加えて、なぜ肩こりになるのかなど、

からだの仕組みや、症状のメカニズムを理解していただく事で

その効果や必要性を格段に感じて頂けました!!

 


 

また今後も少しずつ紹介させていただきますm(__)m

メンタルヘルスケアに役立つスポーツコンディlショニングを用いた心身のリフレッシュセミナー

メンタルヘルスケアに役立つ

  スポーツコンディショニングを用いた

     心身のリフレッシュセミナー


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「肩こり・腰痛に悩まされていたので、自分で出来るストレッチを教えてもらえて良かった」

「仕事やデスクワークの合間で肩が疲れた時に手軽に出来るので参考になった」

「社員全体で同じ内容を共有出来た事で、仕事中にストレッチする事が恥ずかしくない」

「疲れや肩こりは、人に出したくない悩みだけど、皆で同じ事を学んだので全体で、肩こりや腰痛の予防への認識が高まり、良かった」

「体調や健康管理をする事で、同じ仕事も早く出来たり、集中して出来ると思った」

 

セミナー後のアンケートで、企業の従業員さまから頂いた

喜びの声をご紹介しました。

 

皆さま「肩こり・腰痛」に悩んではいたものの、出来るだけその疲れを

隠す事に意識はあるが、改善する事への取り組みまで隠すことを

意識していたなど、改めて行動することと他人の目の意識の

関係を認識したご意見でした。

 

ふじの整体研究所のセルフケアセミナーでは

これら悩みは誰しもが持っている、誰でも陥ることである

と認識を皆で共有します。

そしてもう一点

これらの悩みは日頃の取り組みで改善するんです!

という具体的な改善に向けた取り組みを全体で学べます。

 

仕事の合間や休憩時間にデスクに座ってストレッチや体操を

する事が、他人の目を意識しなくて取り組めるようになることで

セルフケアへの取り組みやすさが得られます。

 

従業員様の健康管理や体調への配慮は

事業を持続的に営むうえではとても重要な事です。

 

またこういった従業員様を大切にする気持ちを

形にして、皆で共有する事で

会社への思いや、仕事に対するモチベーションと

社内のコミュニケーション、スタッフのコンディション改善により

生産性のアップなど・・・

その効果はからだやメンタルヘルスの改善に留まらず、

それを会社や部署全体で取り組むことでの相乗効果が期待出来ます。

 

実際のセミナー風景をご紹介します


 

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セミナーではご要望に応じた内容と時間で構成させていただきます。

肩こりや腰痛をはじめとする、からだのコンディショニングから

スポーツ心理学やメンタルヘルスケアなどの内容

栄養学や効果的な体の休息の取り方など

仕事や私生活における従業員の皆さまの健康と

明日から頑張れるモチベーションアップなど

目的は様々です。

スポーツの分野で活用されている医科学は

実はスポーツとは無関係な実社会に対しても

実に有効的な要素がたくさんあります。

トップアスリートを支える経験をしてきたトレーナーによる

ワークショップ式のセミナーを是非御社でもご利用ください。

 

初めてのご依頼でも安心してご利用していただくため

そして、ふじの整体研究所が自信と拘りを持って

その品質をアピールしたいということで

以下の3つのポイントをご用意しました。

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詳細は以下のPDFダウンロードからご覧ください。

肩こり・腰痛に効くセルフケアセミナーのご案内 (ご利用案内) ふじの整体研究所

 

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セルフケアセミナーご案内PDF


 

 

 

 

あなたの腰は大丈夫ですか? 体幹筋力が弱ると腰痛になりやすい!【体幹トレーニング】

あなたの腰は大丈夫でしょうか??


「最近腰痛が出て辛い・・・」

「運動不足で筋力が弱ってきた・・・」

「長時間歩いたり、立っていると腰が辛い・・・」

「からだが疲れやすくて、寝ても朝が辛い・・・」

あなたも少し当てはまるのではないですか?

 

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こういった症状の主要原因として

筋力の低下が考えられます。

 

ここで取り上げる筋力は、「体幹筋力」です。

文字通り からだの幹の部分の筋力です。

 

腹筋、背筋、骨盤周囲、肩甲骨周囲など

これらの筋力は四肢末梢(腕や足、頭)の

土台となる部分であります。

 

特に頭蓋骨~背骨(脊柱)~骨盤は身体の中心部であり

脳~神経というメインコンピューターが存在する部分であります。

 

体幹筋力が低下すると、この部分を支える力が弱まり

重力に対して真っ直ぐの姿勢で支えられなくなります。

 

すると人間はからだを歪めて、楽をする事でバランスをとります。

それが、姿勢不良の原因となります。

今回は姿勢不良を改善する、体幹トレーニングをご紹介します。

最後にPDFのダウンロードが出来る様にします。

最後まで読んでいただいた方へのプレゼントです。

是非ご活用ください。


「骨盤・腰部の安定性を高めるための体幹トレーニング」

腰痛予防・改善にオススメのエクササイズをご紹介いたします。

ご紹介する内容は強度を示してあるので皆さまの目的に応じてご活用していただけます。

 

先ずはご紹介するエクササイズから下の図をご覧ください。

 

①ベーシック編 (強度 弱め)写真上 ~ How to ~

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 1.四つばいの状態がスタート姿勢です。 

 2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。

 3.伸ばした状態で5秒程キープします。

 4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

 

 ポイント

 ・下腹部はドローイン(お腹を凹める)を維持しましょう。

 ・手足は出来るだけ遠くに伸ばしましょう。

 ・腰が反ったり、背中が丸くならないように

 ・体幹部の形は出来るだけキープしましょう。

 ・体幹部に力を使う事でバランスが取り易くなります。

 

②アドバンス編 (強度 中程)写真下 ~ How to ~

 1.肘ー膝のフロントブリッジの状態がスタート姿勢です。

 2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。

 3.伸ばした状態で5秒程キープします。

 4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

 

 ポイント

 ・ベーシック編と同様に体幹部の固定を意識しましょう。

 ※アスリートやトレーニング経験者の方は強度的に

  アドバンス編が効果的です。

  正しいフォームでゆっくり行う事で体幹部への

  効果はかなり期待出来ます。

 

 

効果を解説しておきます。

 ・体幹部を固定し、バランスを取る事で

 腹筋、背筋、股関節周囲、肩甲骨周囲

   からだの基礎になる部分の強化になります。

 ・これらダイアゴナルエクステンションは

 腰痛の予防、改善に多く取り入れられ行われています。

 

 

体幹の筋力アップは人間の柱を磨く事

人間のからだは骨・骨格に筋肉が付着し、それぞれの筋肉が活動し、

引っ張り合い支え合う事で重力に対した姿勢が保たれます。

建物で例えるなら基礎の鉄筋に流し込んだコンクリートとでも言えましょうか。

これら体幹の筋力や働きが弱くなると、重力に対して

姿勢が維持できず、悪い姿勢へと道を歩みます。

姿勢・体幹 ⇒ 車で例えるボディ・車軸

どれだけ良い性能を持とうが、ボディ・軸が崩れては

その能力は発揮できません。

人間も同じではないでしょうか?

体幹トレーニングPDFダウンロードはこちら↓↓↓↓↓

ダイアゴナルエクステンションの方法

 

 

セルフケアセミナーご利用に関する3つのポイント

セルフケアセミナー 3つの特徴 (2016.6~)

 


「社内の活気や雰囲気をもっと良くしたい!」

「頑張ってくれている従業員のみんなをもっと笑顔で幸せにしたい!」

「コミュニケーションやチーム力を高めたい!」

「心身共にタフで元気な人材教育をしていきたい!」

この様な思いや要望をお持ちの経営者さま、または責任者様

従来になかった新しい発想と方法で、思いの実現をいたしませんか?

 

これらお客様の声は、ご依頼いただいてきた企業様が

事前打ち合わせでお聞かせいただいた、経営者さま、責任者さまの

お声です。

従業員様を大切にされ、もっと社内雰囲気や関係性を良くしたい。

楽しく元気にやりがいを持って会社に携わってほしい。

そんな思いを一緒になって、お手伝いさせてください!!


 

 

ふじの整体研究所では、オリンピック選手やプロ選手をはじめトップアスリートにも

指導しているセルフケア(ストレッチ、体操、トレーニング等)のノウハウを

一般的に多い悩みや問題とされる 「肩こり・腰痛」 に関する

セルフケアプログラムとして、企業従業員様や各分野のビジネスパーソン、

スペシャリストの方々へセミナーや教室で提供しています。

 

ご依頼頂いた企業様へお伺いし、出張で開催いたしますので

会社内の福利厚生や人材教育、イベント、

コミュニケーションツールとしてご利用いただけます。

 

この度セルフケアセミナーを

ご利用いただくにあたり、

ご満足頂くための3つのポイントを

ご用意しました。まずは下記をご覧ください。

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PDFをこちらからダウンロードしていただけます。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

肩こり・腰痛に効くセルフケアセミナーのご案内 (ご利用案内) ふじの整体研究所


 

辛い腰の痛み・・・ 何もしなければ、悪化するだけです。 【訪問整体】

腰痛 ・ すべり症 ・ 椎間板ヘルニア (20代 男性 医療関係)


先日、腰椎椎間板ヘルニアと診断されたお客様の施術を行いました。

2~3週間前から疼痛が強く、整形外科を受診しMRIの結果

第4腰椎の椎間板ヘルニアと診断されてます。

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現在は安静時の強い痛みや神経症状は無く、

腰を反らした時と右に状態を捻った時(右回旋)の

最終域で腰からおしりに感じる痛みが残る状態でした。

 

疼痛発症時の強い痛みは前屈や太ももの裏を伸ばすストレッチでも

痛みがあったようですが、現在は前屈やストレッチでの痛み、痺れは

ありませんでした。

 

初診施術前には必ず20~30分かけての問診と検査・評価を行います。

今回も疼痛を誘発するテストや神経症状の有無、筋力差、姿勢、動作など

調べた結果、ヘルニアとしての代表的な症状は無く、疼痛も

安静時は収まっている状態で、施術や運動療法の効果が十分に見込めました。

 


 

考えるうえで大切にしている事は

ストレスがかかった、又はかかり続けた結果

損傷や炎症などの問題が生じた場合

どこの部分に起こっているのか? どの程度の損傷レベルを予想するのか?

そしてそのストレスを生み出すメカニズムはどうなのか?

 

これには姿勢や可動域などはもちろん、マルアライメント(配列異常)や

その方自身がよく行う動作、姿勢などが関係してきます。

これら評価によって得た情報を理詰めで順序立て

アプローチすべきことを導き出します。


 

今回は競泳をされている関係で私の専門性を理解して

ご依頼いただきました。

医療機関では服薬のみで、特に具体的なリハビリや施術などの

アプローチが無いので、その部分を頼って来てくださいました。

 

現時点では強い痛みや目立った神経症状などヘルニアの

症状は少なく、姿勢緊張やマルアライメントからくる

筋短縮による痛みが目立ちましたので

その部分への対応と、姿勢や可動性の悪さによる

腰椎へのストレスを減らすためのリハビリ(ストレッチ、体操、トレーニング)

をプログラムしました。

 

帰られる時の痛みは安静時、前屈や後ろに反らすなど含めて

完全に消えていました。

ご本人も当初の問診時に抱えていた不安や心配が消えて

痛みも改善した事により、リハビリの実施と今後の改善プランにも

前向きになっていただけました。

 

「こうなった原因と解決策が知れて、実際に痛みが消えたので希望が持てました」

と感想をいただいております。 m(__)m

 

セルフケア、リハビリ等、問題の原因となる事に対する対処を取り組まないと

一向にその原因は改善せず、問題は解決いたしません。

逆に自身で取り組める事をしっかり継続して出来れば

専門家による施術等の効果は飛躍的に向上します。

結果改善に要する時間、日数、コストが減り

早く痛みや苦痛から解放されるので、メリットが格段に増えます。

苦痛を抱えたままで、何もしなけらば、良くなる事は無く、

徐々に悪化していくだけだと思います。

 

※過激な言い方や表現で誤解を招く内容があるかもしれませんが

自己メンテナンスの必要性を感じて頂けるヒントや

医療に頼らない、健康つくりを考えるきっかけとなれば幸いです。

 

 

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引っ越し作業中のギックリ腰 -リハビリ-

引っ越し作業中のギックリ腰 -リハビリ-


 

2月の後半に腰を痛めたお客様の様子です。

先週に2回目の施術へ訪問してきました。



受傷から1~2週間が経つと

炎症状態も治まり、患部の組織が修復過程にはいります。


この損傷組織の修復が 順調に早く回復するか・・・

それとも 長引いていまいち治りが悪くなるか・・・


この2つには初期症状での対応炎症期(受傷3日以内~1週間)の保護の仕方によって

その後の回復スピードが大きく変わります。



今回のケースでも受傷後早い段階での初期対応が

出来た事もあり、1回目の施術から疼痛の軽減と

生活レベルにおける行動時の改善が得られました。



筋・筋膜の症状は痛みのある部位だけにアプローチしても

なかなか効果的な改善とはいきません。。。


腰が痛いからと言って、腰ばかりに手当しても

その時だけ痛みが軽減して、また翌日には痛い・・・

と言うような、その場しのぎの様な状態になります。


水漏れが起こっているのに、床ばかり拭いているような状態


 

床を拭くだけでは、水漏れは収まらないので

さっき拭いたのに、また濡れている・・・  という事になります。


水道管のどの部分から漏れているのか?

その部分の何が問題なのか?

なんで問題が発生してしまったのか?


これら根本の原因や可能性をいち早く見極めて

対応していく事が ”からだ”でも同じ事です。


今回の治療では 患部に炎症が起きる要因と考えられる

周辺部位からもアプローチを行いました。


”なんで こういった症状が出たのか? ”

”どうすれば それは治るのか? ”

”今後予防するにはどうすれば、何をすれば良いのか? ”


といった『 理屈 』の部分をお客様にも知って頂く事で

リハビリやトレーニングへの意味を理解し

取り組んでいただくモチベーションにもなります。




腰痛改善のリハビリメニュー

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股関節と殿部(おしり)~腰 のストレッチです。


 片側 30~45秒  ✕ 左右共に 3Set 行います。




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骨盤~背骨 の回旋(ゆらぎ運動)のストレッチです。


 左右に倒す運動を 10往復 ✕ 3Set 行います。




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骨盤~背骨の屈曲~伸展(前後の動き)のストレッチです。


 一連の動作を10回 ✕ 3Set 行います。



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股関節~骨盤、背骨、胸郭 の伸展(反らす)ストレッチです。


 一連の動きを 30秒 ✕ 3Set 行います。




じっくり 3Set 行っても 20分程度で終わる

プログラムです。

このレベルのストレッチ、リハビリは

慢性腰痛の方にも特に効果的ですので

是非取り組んでみてください。

症状や程度に応じて個人差もあります。