社内の取り組みで従業員の腰痛を改善しよう!ストレッチ方法
【健康経営:デスクワークの多い職場編】
昨日に引き続き、本日はデスクワークの多い職場での腰痛対策に活かせる
ストレッチの方法をご紹介いたします。
腰痛や肩こり、その他体の不調や疲労の改善、治療を効果的に進めるには
どの様にして、身体の不調が起こるのか、そのメカニズムと根本原因を
理解して、どの部分にどのようなアプローチをかけるのか??
という治療のコンセプトがとても重要です。
前回はそのコンセプトとアプローチの内容を解説しておりますので
併せてご覧ください。 ⇒ 前回の特集 コンセプト
コンセプトでも解説したように腰痛の背景には
骨盤の位置や猫背などの姿勢が大きく関与しております。
中でもポイントになるのが、骨盤の後傾は改善すべきポイントであり
デスクワークの多い職場では、作業効率を大きく低下させる要因になります。
セミナーやストレッチ教室を実施している企業様でもデスクワーク中の姿勢を
問題視する傾向にあり、多くが骨盤を後傾させながら足を組んだり
背中が丸くなっているという現状でした。。。
デスクワークの多い職場はお尻と太もも裏を伸ばせ!!
その骨盤の後傾を作り出すファクターになるのが
お尻の筋群と太ももの裏の筋群です!
殿筋群、ハムストリングスは骨盤を後傾させる作用を持ち
骨盤の後傾は腰椎や背中を丸める根源となります。
すなわち殿筋群とハムストリングスの筋緊張を改善させる事が
デスクワークの多い職場で取り組むべき必須項目であります。
それでは具体的なストレッチ方法をご紹介します。
今回はオフィスで簡単に取り組める内容をご紹介します。
一つ目は太ももの裏のストレッチです。
イスや壁を使い、体を支えながら前屈する事で
太ももの裏やお尻、ふくらはぎの筋肉が伸びて解れます。
背中を伸ばす事で、より効果的に伸ばせます。
二つ目は、先に紹介した方法のバリエーションです。
少し前屈の角度を起こした状態で、今度はお尻を真横に
突き出しましょう。
股関節の外側やお尻の筋群が伸びてくれます。
お尻を出した反対側に上半身を傾けると効果的に伸ばせます。
三つ目はお尻のストレッチです。
イスに座り片足だけあぐらをかいた状態で、体を被せます。
曲げた足のお尻が伸びてくれます。
この方法は上半身を足の方向、又は膝の方向と傾ける方向を
帰る事で、筋群も伸ばし分けができます。
四つ目は腰を捻るストレッチです。
イスの背もたれを利用して体を捻りましょう。
気持ち良い程度で複数回伸ばす事で効果的になります。
今回は4つの方法をご紹介しました。
股関節周囲の筋群が解れる事で骨盤や腰椎の可動性は
改善し、腰痛の原因となる筋の短縮や緊張は解れます。
オフィスに居ながらでも出来るストレッチですので
デスクワークの多い職場でぜひ取り入れてみてください。
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