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トレーニングルームに…

観葉植物が入りました。

グリーンが有るか、無いかで、こんなにも空間の心地良さが変わる!

健康×植物 は精神衛生的にもエビデンスあるので、このトレーニングルームを使ってくれる人全てがより、充実したコンディショニングになるはず。

パーソナルトレーニングも準備

・体づくり、ボディメイク

・ダイエット、シェイプアップ

・趣味やスポーツのパフォーマンスアップ

・日々のコンディショニング、健康維持

・疼痛改善のリハビリ etc

体のことに関するご相談お任せください。

整体施術とトレーニング(運動療法)を掛け合わせたコンディショニング理論で、お悩みやご希望を解決します。

施術家に特化したシェアサロン、レンタルルーム

この度トレーナーや鍼灸師、柔整師、理学療法士のフリーランスの方向けに、治療室の時間貸しサービスを導入しました。

クライアントのセッションを行う際に場所を探しておられる方に向けたサービスです。

治療室やトレーニングルームの空きを予約制でお使いいただけます。

治療室の他トレーニングルームもご使用いただけます。

ご利用を希望される方はお問い合わせフォームからご連絡下さい。

FINA World Cup 2019Berlin

10/7〜14 はブダペストから移動してベルリンでの大会に帯同しておりました。

選手は連戦の疲れもありますが、試合を重ねる事でスピードやキレ、泳ぎの修正など出来ていた様に思います。

コーチ、選手とディスカッションする事で、コンディショニングの方法を決め、より良いレースへの準備が出来ていたと思います。

この大会後は4月のオリンピック選考会に向けた強化合宿が続きます。

より良いコンディショニングサポートが出来る様に引き続き頑張っていきます。

半日オフはベルリンの街を少し観光出来ました。

ベルリン大聖堂が素晴らしかったです。

FINA World Cup2019 Budapest〜Berlin

今回はブダペストで1週間、移動してベルリンで1週間といった具合に連戦で大会に出場する帯同でした。

オリンピックのメダリストや世界的にも有名な選手が沢山出場しており、日本選手も代表レベルのみが参加出来る、ハイレベルな大会でした。

トップレベルの選手達がどういった内容で陸上トレーニングやW-upを取り組んで準備しているのか等、間近で見る事が出来たので大変参考になりました。

同時に日本の選手達の取り組みレベルの高さは、我々日本人のトレーナーが意識したり、注意して選手に説明や提供している事のきめ細かさが実感出来ました。

もっと英語が話せたら、直接海外のトレーナーと話が出来るのですが、自分の英語力の乏しさが残念です。改めて勉強しようと思いました…

ブダペストからの移動の際に預けた荷物が届かないというハプニングもあり… またその荷物が選手のケアに必須のベッドだったため、ベルリンでは代用となるマットを買って、しばらく対応しました。

FINA World Cup2019 Budapest

10/1〜6 まではハンガリーのブダペストで行われていた、競泳のワールドカップ、ヨーロッパ大会に帯同していました。

ハンガリーはホッスーやミラークを筆頭に競泳の強い国で、子ども達も沢山会場に応援にきていて凄く賑やかな大会でした。

会場となったプールや滞在先のホテルも綺麗でとても良い環境でした。

帯同した日本の選手達もまずまずの活躍で、来年に向けての良いトレーニングになる大会だったと思います。

新天地へ移動しました。【施術所移転のお知らせ】

投稿がしばらく放ったらかしになってしまいましたがfacebookやInstagramを御覧頂いていた方はどうしていたかご存知と思います。

夏シーズンは大会帯同に、秋は国体にヨーロッパ遠征と有り難い事に忙しい日々を送らせて頂いておりました。

そんな多忙な時期に、実は施術所の引越しを行いました。

約4年間 烏丸松原の場所で施術を行ってきましたが、この度 10月から御所西エリアへ規模を拡大しての引越しとなりました。

施術室が2つ、トレーニングエリア、シャワー室と広々とした空間で第二のステージを頑張ってまいります!

 

ジュニアスイマーに陥りがちな姿勢とストリームライン

ブログや水泳関係のトレーナー、講師の活動を通して認知していただき

競泳選手やジュニアの選手からの問い合わせがあり、

施術やトレーニング等で依頼をいただき、関わらせていただいております。

 

各世代、競技レベルもそれぞれにスイマーを見ていますと

競泳の競技力に必要な要素や、故障・怪我を招く要素がよくわかります。

 

その中でも

今回は基本となるストリームラインについて書き残します。

 

競泳という競技は

 推進力を生み出す ×   抵抗を減らす

という要素を持つ競技です。

 

また綺麗に泳ぐことを競う競技では無く、速く泳ぐことを

競う競技ではありますが、綺麗な泳ぎは抵抗が少なく

エネルギー効率の良い泳ぎとなり、結果的に速く泳げる側面があります。

 

その土台(必要条件)となるのがストリームライン(基本姿勢)です。

 

ストリームラインが正しくとれないと水の抵抗が増え、

エネルギー効率が下がります。

 

中でもジュニア(小学生)に多い「ぽっこりお腹」の立ち姿勢…

これは腹筋と臀筋の活動が弱く、骨盤が前傾して腰が反った状態です。

 

スライド1

 

 

この状況では腰が反る事で背中(胸椎)が丸くなり

頭が前方に押し出されるように、首が反ってしまいます。(上の写真)

 

この状況でストロームラインを組むと、腰が反る事で水中に沈む部分が増え

抵抗が増えることになります。(下の写真)

 

スライド2

 

 

 

 

この状況は何によって改善できるのでしょうか??


ジュニアの「ぽっこりお腹」 これは幼児体型に多い姿勢です。

腹筋の活動が弱く、お腹で壁を作れていない状態です。

またお尻(臀筋)の筋肉を使わない事で、骨や筋肉により掛かる様な

姿勢のとり方となり、骨盤が前傾して、腰椎が伸展(反る)した姿勢となります。

 

これらを改善する対策としては「トレーニング」が重要です。

体幹(股関節、背骨、胸郭)の筋群を正しく活動させる訓練を取り組む事で

正しい姿勢のとり方を学習する事が出来、立位姿勢を随意的(自分の意思)

に正す事が出来ます。

 

 

 

 

具体的には


 

・臀筋群と背筋群のトレーニング

→ 股関節を伸展させ、胸椎を伸展させます。


バックブリッジ シンプル

 

 

 

 

 

・腹筋群のトレーニング

→ 腰椎の前弯を止め、骨盤を後継させます。


 

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・背筋群(上位)のトレーニング

→ 骨盤の前傾、腰椎の伸展を出来るだけ止めた状態で、上位の背筋群を

使うトレーニングです。


 

 

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これらのトレーニングを毎日取り組む事で

ジュニア(小学生)でも体の使い方を理解して、自らの意思と感覚で

正しい姿勢を作る事が出来る様になります。

 

 

スライド3

 

左の写真と右の写真は同じ日に撮影し、協力いただいた写真です。

右はトレーニングで使い方を覚えた筋肉を意識してストリームラインを

作った姿勢です。 左側のあえて意識せずに作った姿勢と比較しています。

 

右側の写真では明らかに腰の反りが軽減し、背中と腰のギャップが少なく

赤の点線と比較しても、真っ直ぐに姿勢を作れている事がわかっていただけると

思います。

 

スライド4

 

 

水中に浮かんでも、腰が浮いて、フラットな状態をキープ出来ている事が

わかるかと思います。

 

スライド5

 

 

右と左を比べて、どちらが競泳という競技の中で

高いパフォーマンスを発揮できるかは、答えが直ぐにお分かりだと思います。

それだけ、ストリームライン(基本姿勢)が大切だと言うことです。

 

これは体の柔軟性も大きく影響します。

背中がかたく、伸ばす事が出来ない選手は、先ず背中の柔軟性を獲得する

事から必要となるでしょう。

他にも股関節が硬い選手は、股関節の伸展、内旋の可動域の獲得が必要です。

 

基本姿勢、ストリームラインが正しく組める様になることは、競泳の場合

水中に入るまでの取り組みでパフォーマンスを左右することになります。

 

このジュニア(小学2年生)選手は全国レベルの選手であり、この世代での

競泳のパフォーマンスは高い位置にいます。

毎日の生活の中にトレーニングを取り入れていただき、本人が姿勢の感覚や

正しい姿勢の作り方を理解しています。理解力もとても高いです。

トレーニングと努力で改善出来る事であり、この改善は体力を作ることと

匹敵するほどの、競技力向上の要素を持っています。

先ずは写真を真似るなどして、取り組んでみてください。

 

そして是非一度 息子さんや娘さんの立ち姿勢や

ストリームラインをご確認ください。

 

※ 掲載している写真は、当院の患者様より承諾を得て掲載させていただいて

おります。 無断での転写や仕様をお控え願います。

 

ジュニアスイマーに起こりやすい腰痛と特徴について(腰痛、腰椎分離症)

アスレティックトレーナーの藤野です。

日頃から競泳のチームや選手、患者さんのコンディショニングに携わる機会が

多く、今回はトレーナーや現場からの観点で

ジュニア世代(小学生〜高校生)の水泳選手に起こりやすい腰痛の特徴など

ご紹介いたします。

 

 

肩に次いで2番目に多い部位


 

水泳選手に起こる腰痛は、肩の痛みに次いで2番目に多い故障です。

これは競泳のパフォーマンスを左右するストリームラインが影響します。

体を真っ直ぐに保つ際に背筋群が活動し、疲労する事で筋・筋膜が緊張します。

その際に体幹の筋群(腹筋や股関節周囲、背筋など)が弱っていたり

アンバランスがあると腰痛を招きやすいと考えられます。

 

特にジュニア世代の成長期は、骨が柔らかく、体幹筋力や関節の柔軟性なども

一時的にバランスが悪い状態を招きやすく、発生リスクが高い時期であると

考えています。(腰椎分離症など骨の疲労骨折を招きやすい)

 

 

オーバーユース(慢性的)が疼痛発生の要因


 

これらは一回の練習や、一本のレースで痛める怪我や故障ではありません。

毎日の練習や生活での積み重ねが、局所にかかるオーバーユースとして

慢性的なストレスで故障につながります。

(大学生などダイブの練習中に痛くなることもあります)

急に痛くなる事よりも、少しずつ腰が痛いな〜と感じている日々の

積み重ねが、ある朝突然として強い痛みに変わっている。というケースが

多いです。

 

 

 

では何故同世代のスイマーの中で、腰痛に陥る選手と

そうでない選手に分かれるのでしょうか??

それには腰痛を招く、条件があります。

今回はその特徴(条件)を上げておきたいと思います。

 

 

腰痛を招きやすいスイマーの身体的な特徴


 

・姿勢が悪い

猫背(背中が丸い)や反り腰といった背骨がどんな姿勢であるか

これは大きく関係します。

特に水泳ではストリームラインの姿勢で、腰が反りすぎる選手

腰痛に陥りやすい傾向にあります。

 

 

・片側の捻り動作

クロールや背泳ぎなどのローリングのある種目の選手は

右、左とどちらか一方に体を捻るクセを持つ選手が多くいます。

クロールで言えば呼吸、背泳ぎではプルの深い方など

泳ぎやすい本人のリズムの取り方や体の使い方が影響しています。

これら片側だけの捻り動作が極端に多いと腰部に捻れストレスを増大させ

腰痛の原因となります。

 

 

・肩甲骨〜胸郭の可動性

競泳の特徴として、手のかき(プル)が推進力を生み出す事に関して

カギとなります。 したがって、上半身のテクニックや筋力が重要であり

その為に疲労を感じる部位としても、肩や腕などの上半身が多く上げられます。

筋肉の特性として疲労したり、緊張状態が続くと硬くなることがあります。

上半身の筋群が硬くなると、肩甲骨や肩関節の可動域は低下して

同時に胸郭(胸骨、肋骨)も可動性を失い、結果的に腰部の伸展(反り)や

腰を捻る事で代償してしまい、腰痛の要因となります。

 

 

・股関節の可動域

見落とされがちなのが、この股関節です。

特に股関節の伸展可動域、内旋可動域の不足は

水中動作における腰部の代償を招きます。

エネルギー効率がよく、推進力の高いキックを行う為には

必ず必要な可動域となります。 パフォーマンス自体にも大きく

影響する項目であります。

 

 

・体幹の筋力不足 又は アンバランス

ストリームラインの姿勢は腰背部の筋群が活動し体を伸展位(真っ直ぐ)に

保った姿勢となります。この姿勢を保ちつつ、プルやキックの動作を行う為

水中動作での腰部の伸展が起こりやすいのが競泳の特徴です。

その為、腹筋や背筋、股関節周囲、など中心部の筋群が必要であり

特に腰部の過伸展を止める働きをする筋群が必要となります。

現場では下腹部の腹筋や腸腰筋、背筋の上部、多裂筋、臀筋など

腰部の伸展(反り)を止めつつ、ストリームラインを真っ直ぐに保つための

筋群を意識してトレーニングさせています。

 

 

ひどい腰痛を訴える場合、どうすれば良いか??


 

もしお子さまや選手が「腰が痛い」と言ってきたり

選手ご自身がひどい腰痛を感じた場合、どうすれば良いか。

 

・朝起きたら急に腰が痛くなっていた。又は最近痛みが強い

→ 筋疲労性の痛み、もしくは腰椎分離症が疑われます。

ポイントは痺れの有無や下肢に力が入るかどうかなど神経症状の有無が

病状を大きく左右します。

整形外科へ行くことも一つですが、レントゲン上の判断で分離症、又は

腰痛として扱われることが多いでしょう。

 

 

・足や下半身への痺れ、又は力が入りにくい

→  整形外科へ行って、腰部の痛みと、痺れがあることを伝えましょう。

MRIなどの精密検査を勧められ、椎間板ヘルニアの疑いを示唆されるでしょう。

この場合強い痛みや痺れが引くには1ヶ月前後の時間を要します。

ここまでひどい状況にならない様に、日々のケアやトレーニングが必要です。

専門家の下で、リハビリの実施をお勧めします。

 

 

 水中での練習はどの様に対策すれば良いか??


 

・ボードのキック練習は腰部への負担が大きい

→ シュノーケルを付けて、ストリームラインキックに変えると良いでしょう。

 

・プル中心の練習

→出来るだけローリングを抑えて、真っ直ぐ泳ぐ練習を勧めます。

シュノーケルなど真っ直ぐな状態で泳ぐことに効果的です。

 

・ダイブやスタートダッシュなど

→ダイブ(飛び込み)は負担が大きいので痛みが強い間は

壁スタートなどに変えて、控える方が良いでしょう。

 

・コルセットの使用

→ コルセットで腰部を固定させて、泳ぐ事も良いでしょう。

腰痛になる原因として、腰部の過伸展や過度の捻り動作などが挙げられます。

その動作を減らす事でも、フォームの修正につながります。

 

・水中以外での取り組み(リハビリ、トレーニング)

→ 水中練習の前後で、ストレッチやトレーニングを行いましょう。

私は現場でのアドバイスとして、コーチとの相談を前提に

陸上でのトレーニングやリハビリを実施させていています。

特に練習中は痛くて出来ない時期や、抜ける練習もありますので

その際にただジッと見ているだけではなく、リハビリをプールサイドで

取り組む事で、本人も前向きな行動を取り組んでいると実感できます。

 

 

 

具体的な対策(リハビリテーション、トレーニング)


 

 

脊柱の伸展(上背部の可動性)を改善するストレッチ

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脊柱(背骨)の可動性を改善するエクササイズ

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胸郭の可動性を改善するエクササイズ

ポールでのセルフケア

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肩関節の可動域を改善するストレッチ

胸筋壁ストレッチ

肩関節後下方ストレッチ

上腕三頭筋ストレッチ

 

 

 

股関節の柔軟性を改善するストレッチ

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体幹のトレーニング

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バタフライやブレストの左右の腕の傾きについて [競泳・水泳・ジュニア]

ジュニア世代に多い 泳ぎの左右差


 

今回の内容は日頃ケアやトレーニングに来られるジュニア(小学校低学年〜高校生)の選手に陥りやすい例がありましたので、まとめておきます。

またあくまでもトレーナー、身体の専門家としての目線や立場で書いているものであり、コーチングやフォーム、テクニックに対する発言ではありません。

ジュニア選手の親御さんやコーチの方々であれば、必ず目にするであろうバタフライやブレストでの左右の手や腕の傾き…

本人は肩が痛いとか、動かし難いなど不調を言わない為に、水のかき方が左右で違うんだろう。

または肩の可動域や動かし方に差があるのだろうか。などという具合で、フォームに関わる事でもあるので、あまり深く追求されてない事も多いはずです。

日頃の練習ではそれなりに泳げており、タイムも練習レベルではそれなりに出ている。しかしレースペースやレペテーション等の高強度のトレーニングになると後半のペースダウンが顕著で、その時は「今は調子がいまいち…」など取り組みそのものやコンディションに原因を置きがち…

レースにおいてもベストタイムと比較し程遠い結果に… だんだんと泳ぐ事がわからなくなり、「スランプだ…」などと口走るようになり、負の連鎖は進展する一方…

 

どこも痛く無いのにおかしい…

毎日頑張っているのにおかしい…

 

そんな選手がゴロゴロ居るのは現実です。

 

これらの症状で比較的 多いケースが

肩関節と肩甲骨の可動域や連動性のバランスが崩れている事です。

練習ではバタフライやブレストの様に左右対称の泳ぎだけではなく、持久力強化のために自由形も多く泳いでいます。

特に強化期間では自由形で距離、質を追い込んだ練習も多いはずです。

この場所息継ぎの方向や左右のリズム感によって、プルのかき方に左右差が生じます。

左右差はもちろん泳ぐ事でら鍛えられる筋肉や筋力にもあらわれ、疲労する場所が固くなり短縮する筋肉にも現れます。

実はこの左右差が原因となっている事が多いのです。

 

筋肉の発達や、疲労による筋の緊張・短縮は、その筋が付着する骨の位置を引っ張る力に変わり、関節の位置や姿勢を変えてしまいます。

特にスイマーに多い姿勢が、胸が前に閉じて、肩が前に押し出された猫背の状態。

この典型的な姿勢は、肩甲骨の安定性を阻害し、肩関節の正常な運動を妨げます。

肩関節の痛み

 

特にバタフライやブレストの選手にとっては、両側が同じ様な程度で可動域の低下や関節運動が起こせないと、左右同じ動きを泳ぎの中で作り出すのは不可能です。

しかしこの左右差は本人が気づかないうちに発生している事が多く

この様な体の状態では肩甲骨の安定性が落ちて、背中や胸を使ったストロークができません。

結果的に肩や腕を多用に使ってエネルギーを消費してしまう事で、後半のスタミナに影響してしまうのです。

 

 

この様な選手の状況を身体的に改善するには


 

・肩関節の可動域、可動性、肩の位置(アライメント)の改善

・肩甲骨の安定性の再獲得

・肩甲骨と肩関節の連動性の改善

が必要になります。 全てではありませんが、参考になるエクササイズを

いくつかご紹介いたします。

肩関節後下方ストレッチ

 

上腕三頭筋ストレッチ

 

 

上記の2つの写真は肩関節のストレッチです。

固くなり短縮した肩関節の後方、下方の繊維を伸ばします。

肩関節の下方が短縮すると、手が前に伸びなくなり

肩甲骨を上に挙げる事で、代償してしまいます。

この代償動作では、水を掴み効率よく書く事が出来ません。

 

 

 

 

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上記2つの写真は肩甲骨の安定性や肩関節との連動性を高めるエクササイズです。

肩甲骨の内側や下方の筋肉(菱形筋、僧帽筋など)を強化します。

この筋群が強く、肩甲骨の安定力が高い選手はプルの強い選手で多いです。

正しいく行う事がとても重要です。

 

 

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上記の写真の上の写真を行うと、肩甲骨の安定性を高められます。

特に前鋸筋を強化する事で、わきを閉める力の強化に繋がります。

前鋸筋が上手く使えない選手は、肩甲骨が胸郭(体)から離れてしまい

安定性を失ってしまいます。

 

沢山のトレーニングやエクササイズが広まっていますが

これら2〜3つのエクササイズはプルの基本になります。

しかし正しく行えている選手が少ないのが現状です。

まずは少ない種目でも正しく、確実に狙った筋肉を使える様に

なる事がとても重要です。