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筋緊張がもたらす、日常生活への悪影響。。。

筋緊張がもたらす、日常生活への悪影響。。。


「最近体が固くなっている・・・」

「肩こりや腰痛がひどい・・・」

「仕事で長時間のデスクワークや座りっぱなし・・・」

日常感じる体の疲れや、腰痛、肩こりなど

いつかはマシになるだろう。。。 疲れだから休めば治る。。。

とそのまま放置されてる方が多いことでしょう。

 

長時間同じ姿勢での仕事は、腰や背中、首への負担が多大です。

最近では、少しでも軽減する為に、負担の少ないイスや

立ってパソコン業務をするなどの工夫をされている会社もあります。

ですが大半は、そのケアや予防は個人の取り組み領域とし

体の疲れ、筋の緊張は慢性化している事がほとんどでしょう。。。

 

 

肩こりや腰痛、首の痛み等、その多くは筋緊張が原因


肩こりがヒドく、首の痛みや頭痛などと合併しているケースは多くあります。

顔や頭にも筋、筋膜が存在し、首や肩の筋肉との深い関係にあります。

そのため、肩こりや首の筋が過緊張していると顔、頭部まで

筋・筋膜の緊張が連鎖し、頭痛や目の疲れを招くのです。

 

精神的な不安やストレスと筋緊張の関係


精神的な不安やストレスを抱えていたり

日常生活での緊張から、自律神経が興奮状態にあると

症状としては筋の緊張が起こります。

そして筋が過緊張すると、肩こり、腰痛、などの肉体的な

症状として表れます。

従って肩こりや腰痛などの身体的な慢性疾患は

メンタルヘルスを脅かすリスクファクターと考えられています。images (5) images (6)

 

 

気を付けてほしい背部の筋緊張


 

特に注意しておくべき部位は、背部、背中です。

脊柱(背骨)は神経が通ります。

従って背骨周囲の筋が緊張することで

神経に対する刺激が強まり、常に緊張状態を招く要因となります。

 

・ 深呼吸がやりにくい

・ 首から背骨にかけて、つっぱる

・ 朝起きても体がだるく、疲れがとれない

 

筋緊張により、常に交感神経が興奮状態にあると

自律神経が乱れた状態となり、副交感神経がはたらかなくなります。

副交感神経は心拍数や血圧を下げ、体をリラックスされるのに

重要な役目をしています。

 

 

筋緊張を解消し疲れを残さない


 

筋が過緊張の状態にあると、副交感神経が働きにくく

疲れがとれない状態になります。

日頃のセルフケアの目的としては、この2つです。

・ 筋緊張の緩和

・ 副交感神経の働き  

 

 筋緊張の緩和に効果的な方法

・ ストレッチ

 ・ ヨガ等のゆっくりとした体操

 

 副交感神経の働き

・ 深呼吸などの呼吸法

ここでは自宅でも出来るストレッチをご紹介します。

 

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深呼吸をしながら、大きくゆっくりと伸ばす様に行いましょう。

10回繰り返し 2Set行う事で、背骨や背中周囲の筋群が解れ

胸郭も広がり、呼吸がしやすくなります。

仕事の合間に行う事で、リフレッシュにも効果的です。

 

 

 

「緊張 or リラックス」 パフォーマンス発揮に役立つ心理学

トレーナーとしう職業で、アスリートに関わる事で

日常ではあまり遭遇しないような、緊張した局面に対峙ます。

 

選手自身が持つ心理的な欲求や期待から生まれる緊張

「このレースで結果を出して、勝ちたい・・・」

「この試合で勝てば・・・」

「このチャンスでアピールしたい・・・」

 

どんなスポーツであれ、パフォーマンスを発揮する際の

最適な心理状態や緊張状態が存在し、選手により

それぞれの程度やレベルは違います。

 

「めちぇくちゃ緊張して、力が発揮出来ませんでした。。。」

「スタート台に上った時には足が震えました。。。」

「試合中は緊張している自分に余計緊張してしまいました。。。」

 

など 緊張 はベストパフォーマンスの発揮を妨げる要因であります。

では 全く緊張しない、リラックスした状態がパフォーマンス発揮には

最適なのでしょうか??

 

実は心理学ではこの 緊張とリラックスがパフォーマンス発揮に

どう関係してくるのかといった説があります。   逆U字型曲線

逆U字理論

ピークパフォーマンスを発揮するためには

ガチガチに緊張した、「あがり」の状態ではいけません。

 

また逆にリラックスしすぎた、緊張が全くない状態でも

適切なレベルとは言えません。

 

競技の種類や特性によって、適性のある緊張具合は

それぞれ存在する様です。

 

リラックス > 興奮・緊張 

例えばアーチェリーなどの動作が極めて少なく

集中力の必要な競技は、興奮や緊張の要素よりも

落ち着いて、リラックスした状態の方が好ましい様に言われます。

 

リラックス ~ 興奮・緊張

また陸上競泳の様にスタートの瞬間に興奮状態にあっても

ペースが乱れたり、力み動作に繋がります。

リラックスと緊張が適度にバランスのとられた状態が

好ましいでしょう。

 

リラックス < 興奮・緊張

ボクシング柔道などの格闘技ではリラックスしすぎると

力が入らない脱力感があったり、闘争心をかきたてる

興奮状態に導けません。

 

選手個々によっても違いますが、それぞれに

自分はどの位置に精神状態をコントロールすれば

ベストなのかを把握しておく事が必要となります。

 

 

ビジネス現場における緊張


 

ビジネス現場や各専門家、プロフェッショナルなお仕事の

局面でも似たような緊張の瞬間があるのではないでしょうか?

 

「大事なプレゼンでしっかりアピールしたい・・・」

「この商談が決まれば・・・」

「この舞台を何とか成功させたい・・・」

 

様々な立場で、それに見合ったチャンスや局面が訪れます。

誰もが訪れたチャンスをモノにしたいし、誰もが勝負のかかった局面を

何とかして勝ってモノにしたい。

 

強く思う事は大切なことですが、その思いや

手に入れた時の想像、また掴み損ねた時の想像という

得体のしれないモノが、プレッシャーとなり

損失回避の心理が働き、動きを硬くしてしまいます。

 

「これに成功したら、どんなことになるのだろう?」

「この契約が決まれば、きっと周りはこうなる」

「このチャンスを逃したら、どうなってしまうんだろう」

などなど

まだ起こりもしていない、勝手な不安に支配されると

本来の自分を見失い、大切な目の前の事に対峙する事が出来なくなります。

 

スポーツの世界で結果を出す者は

目の前のレース、目の前のプレー、目の前の練習や相手に

集中した(フォーカス)状態に入り込む事が上手い選手だと思います。

 

ビジネスに全く当てはまるかは、ここでは言えませんが

少なくとも目の前の作業や、目の前の仕事に向かう時の

集中力は、アスリートが入り込むゾーンと似た所に

パフォーマンス発揮の要素があると思います。