ジュニアスイマーに推奨するストレッチ
※ 過去の記事を再編集しました。 今回は「ジュニアスイマーに推奨するストレッチ」と題して 小学生はもちろん、中高生の競泳選手に向けて 競技力向上 や 障害予防 に必要な内容をご紹介します。 特に今回お伝えしたい事は
「 ストリームライン の 姿勢 」
この ストリームライン の姿勢が真っ直ぐ組めるかどうかで、
水の抵抗を最小限に少なくするという点から
競技能力(タイム)に影響します。
また肩や腰の痛み・故障なども、このストリームラインを
組みやすく改善する事で、障害予防に効果的です。
速く泳ぐためには体力だけでなく 技術、テクニックが必要です。 このテクニックの基本とも言えるのが 泳ぐときの姿勢そのものになります。
如何にして抵抗の少ない姿勢を作れるか。
水の中で表現する為には 陸上でより簡単に表現出来なければ 泳ぎの中では実現できません。 このストリームラインが楽に組めるかどうか・・・ を日々チェックしながら、柔軟性を高めてください。 今回は胸椎、肩甲骨の柔軟性を高める方法をご紹介します。
ストレッチポールを使ってストレッチ
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背中が固く、丸くなりがちな状態では
ストリームラインは作れません。
特に胸椎、胸郭の伸展・拡張の可動性を
高めておきましょう。
胸椎の伸展、肩関節のストレッチ
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胸椎を伸展させる事で
肩関節の屈曲可動域(手を頭上に挙げる)を
改善させます。
このストレッチでは肩関節の下方、脇の下、
広背筋、上腕三頭筋など競泳で特に疲労する
筋肉がストレッチ出来ます。
胸椎の伸展、肩甲骨の可動性改善
胸椎・胸郭の可動性や柔軟性を高めた状態で
真っ直ぐに伸びた姿勢を作り、
その姿勢対しての肩甲骨の運動を促します。
肩甲骨が上方・下方へと胸郭に対しての
動きを高める事で、手を頭上に組んだ際に
十分な肩の可動域が確保出来ます。
これらのストレッチは今までにも紹介してきた
内容で構成しています。
参考にして取り組んでください。