骨盤 ~ 股関節の柔軟性を高める・・・ その③ (股関節の後面)

骨盤 ~ 股関節 の柔軟性を高め、姿勢を改善


今回も 骨盤 ~ 股関節 から

姿勢不良の改善に向けたストレッチ をご紹介します。



特に デスクワークなど、パソコンや座位での作業が多い方 股関節の柔軟性が低下する事で、腰痛や背部の痛み、肩こりなど

様々な不快症状に発展していきます。




それには 骨盤の傾斜 や 脊柱の弯曲 が

どんな 姿勢やアライメント(配列) へ陥るのかが

問題点となります。  ⇒ アライメントについて 





そんな問題点は


 ・からだの元々の柔軟性

 ・生活における習慣(環境など・・・)

 ・動作の習慣(必要な動きやクセなど・・・)


    によって影響をうけます。





問題が大きくなる前に、予防としてセルフケアに

取り組んでいただければ、より良い事だど思います。





現在 痛みや不快症状でお悩みの方 は

症状に応じた対処を行う事で、十分ご自身での

取り組みによる改善をする事が出来ます。





対症療法で、一時的に軽減はあるかもしれませんが

根本的な改善のためには、からだに対する考え方や

日々の習慣などに落しこむ事が、一番の効果を

生み出すと考えてます。



前回の記事も合わせてご確認ください ⇒ 骨盤 ~ 股関節の柔軟性・・・その②



大腿後面(太もも裏)のストレッチ

 

 

今回は 太もも裏のストレッチ と 骨盤の姿勢 について解説します。




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~ How to ~

1.片方の膝を伸ばし、反対側の膝は軽く曲げた状態にします。


2.出来るだけ骨盤を立てて、前傾させる事を意識しましょう。

  ※ 出来るだけ背中を伸ばし、姿勢を維持したまま行います。


3.伸ばした膝に上半身を被せる様にからだを倒していきます。


4.この時出来るだけおへそや胸を太ももに付ける様に行いましょう。



 30秒~45秒 ゆっくりと 心地良い 程度行いましょう。

 2~3Set 取り組む事で、効果が感じられます。




効果

 ・ 大腿部後面(太もも裏 / ハムストリングス) の柔軟性向上




 

骨盤の姿勢 と 筋の関係

 


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上記の図では、太もも裏の筋群が硬くなり、短縮する事で

腰痛の発症要因となりうる様子を表しています。


・赤い点線部が固くなる事で

 赤矢印の方向に骨盤が引っ張られます。





おしりの筋肉 や 太もも裏 の筋が短縮し

骨盤を後傾方向に引っ張ります。


この状態では、前屈動作を行う時に

骨盤の前傾が制限されます。


代償として、腰部を丸めるように前屈が行われ

結果として 腰椎や 腰部筋群への局所負担が増大し

疼痛発生に至ります。



おしり、太もも裏 の筋群の柔軟性が向上短縮が改善される事で、骨盤の後傾が軽減します。



前屈動作での腰部への負担も減らす事ができ

座位での姿勢も、理想の形に近づく事が出来ます。



腰痛の予防・改善はもちろん、その他の不快症状にも

姿勢不良の改善は効果がありますので

是非解説を読んでいただきセルフケアに取り組んで頂きたいと思います。




               アスレティックトレーナー 藤野絢也

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