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ジュニアスイマーに起こりやすい腰痛と特徴について(腰痛、腰椎分離症)

アスレティックトレーナーの藤野です。

日頃から競泳のチームや選手、患者さんのコンディショニングに携わる機会が

多く、今回はトレーナーや現場からの観点で

ジュニア世代(小学生〜高校生)の水泳選手に起こりやすい腰痛の特徴など

ご紹介いたします。

 

 

肩に次いで2番目に多い部位


 

水泳選手に起こる腰痛は、肩の痛みに次いで2番目に多い故障です。

これは競泳のパフォーマンスを左右するストリームラインが影響します。

体を真っ直ぐに保つ際に背筋群が活動し、疲労する事で筋・筋膜が緊張します。

その際に体幹の筋群(腹筋や股関節周囲、背筋など)が弱っていたり

アンバランスがあると腰痛を招きやすいと考えられます。

 

特にジュニア世代の成長期は、骨が柔らかく、体幹筋力や関節の柔軟性なども

一時的にバランスが悪い状態を招きやすく、発生リスクが高い時期であると

考えています。(腰椎分離症など骨の疲労骨折を招きやすい)

 

 

オーバーユース(慢性的)が疼痛発生の要因


 

これらは一回の練習や、一本のレースで痛める怪我や故障ではありません。

毎日の練習や生活での積み重ねが、局所にかかるオーバーユースとして

慢性的なストレスで故障につながります。

(大学生などダイブの練習中に痛くなることもあります)

急に痛くなる事よりも、少しずつ腰が痛いな〜と感じている日々の

積み重ねが、ある朝突然として強い痛みに変わっている。というケースが

多いです。

 

 

 

では何故同世代のスイマーの中で、腰痛に陥る選手と

そうでない選手に分かれるのでしょうか??

それには腰痛を招く、条件があります。

今回はその特徴(条件)を上げておきたいと思います。

 

 

腰痛を招きやすいスイマーの身体的な特徴


 

・姿勢が悪い

猫背(背中が丸い)や反り腰といった背骨がどんな姿勢であるか

これは大きく関係します。

特に水泳ではストリームラインの姿勢で、腰が反りすぎる選手

腰痛に陥りやすい傾向にあります。

 

 

・片側の捻り動作

クロールや背泳ぎなどのローリングのある種目の選手は

右、左とどちらか一方に体を捻るクセを持つ選手が多くいます。

クロールで言えば呼吸、背泳ぎではプルの深い方など

泳ぎやすい本人のリズムの取り方や体の使い方が影響しています。

これら片側だけの捻り動作が極端に多いと腰部に捻れストレスを増大させ

腰痛の原因となります。

 

 

・肩甲骨〜胸郭の可動性

競泳の特徴として、手のかき(プル)が推進力を生み出す事に関して

カギとなります。 したがって、上半身のテクニックや筋力が重要であり

その為に疲労を感じる部位としても、肩や腕などの上半身が多く上げられます。

筋肉の特性として疲労したり、緊張状態が続くと硬くなることがあります。

上半身の筋群が硬くなると、肩甲骨や肩関節の可動域は低下して

同時に胸郭(胸骨、肋骨)も可動性を失い、結果的に腰部の伸展(反り)や

腰を捻る事で代償してしまい、腰痛の要因となります。

 

 

・股関節の可動域

見落とされがちなのが、この股関節です。

特に股関節の伸展可動域、内旋可動域の不足は

水中動作における腰部の代償を招きます。

エネルギー効率がよく、推進力の高いキックを行う為には

必ず必要な可動域となります。 パフォーマンス自体にも大きく

影響する項目であります。

 

 

・体幹の筋力不足 又は アンバランス

ストリームラインの姿勢は腰背部の筋群が活動し体を伸展位(真っ直ぐ)に

保った姿勢となります。この姿勢を保ちつつ、プルやキックの動作を行う為

水中動作での腰部の伸展が起こりやすいのが競泳の特徴です。

その為、腹筋や背筋、股関節周囲、など中心部の筋群が必要であり

特に腰部の過伸展を止める働きをする筋群が必要となります。

現場では下腹部の腹筋や腸腰筋、背筋の上部、多裂筋、臀筋など

腰部の伸展(反り)を止めつつ、ストリームラインを真っ直ぐに保つための

筋群を意識してトレーニングさせています。

 

 

ひどい腰痛を訴える場合、どうすれば良いか??


 

もしお子さまや選手が「腰が痛い」と言ってきたり

選手ご自身がひどい腰痛を感じた場合、どうすれば良いか。

 

・朝起きたら急に腰が痛くなっていた。又は最近痛みが強い

→ 筋疲労性の痛み、もしくは腰椎分離症が疑われます。

ポイントは痺れの有無や下肢に力が入るかどうかなど神経症状の有無が

病状を大きく左右します。

整形外科へ行くことも一つですが、レントゲン上の判断で分離症、又は

腰痛として扱われることが多いでしょう。

 

 

・足や下半身への痺れ、又は力が入りにくい

→  整形外科へ行って、腰部の痛みと、痺れがあることを伝えましょう。

MRIなどの精密検査を勧められ、椎間板ヘルニアの疑いを示唆されるでしょう。

この場合強い痛みや痺れが引くには1ヶ月前後の時間を要します。

ここまでひどい状況にならない様に、日々のケアやトレーニングが必要です。

専門家の下で、リハビリの実施をお勧めします。

 

 

 水中での練習はどの様に対策すれば良いか??


 

・ボードのキック練習は腰部への負担が大きい

→ シュノーケルを付けて、ストリームラインキックに変えると良いでしょう。

 

・プル中心の練習

→出来るだけローリングを抑えて、真っ直ぐ泳ぐ練習を勧めます。

シュノーケルなど真っ直ぐな状態で泳ぐことに効果的です。

 

・ダイブやスタートダッシュなど

→ダイブ(飛び込み)は負担が大きいので痛みが強い間は

壁スタートなどに変えて、控える方が良いでしょう。

 

・コルセットの使用

→ コルセットで腰部を固定させて、泳ぐ事も良いでしょう。

腰痛になる原因として、腰部の過伸展や過度の捻り動作などが挙げられます。

その動作を減らす事でも、フォームの修正につながります。

 

・水中以外での取り組み(リハビリ、トレーニング)

→ 水中練習の前後で、ストレッチやトレーニングを行いましょう。

私は現場でのアドバイスとして、コーチとの相談を前提に

陸上でのトレーニングやリハビリを実施させていています。

特に練習中は痛くて出来ない時期や、抜ける練習もありますので

その際にただジッと見ているだけではなく、リハビリをプールサイドで

取り組む事で、本人も前向きな行動を取り組んでいると実感できます。

 

 

 

具体的な対策(リハビリテーション、トレーニング)


 

 

脊柱の伸展(上背部の可動性)を改善するストレッチ

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脊柱(背骨)の可動性を改善するエクササイズ

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胸郭の可動性を改善するエクササイズ

ポールでのセルフケア

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肩関節の可動域を改善するストレッチ

胸筋壁ストレッチ

肩関節後下方ストレッチ

上腕三頭筋ストレッチ

 

 

 

股関節の柔軟性を改善するストレッチ

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体幹のトレーニング

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膝関節の痛みでお悩みの方へ。自分で出来る改善方法 【事例:整体】

膝関節の痛みでお悩みの方へ。

自分で出来る改善方法 【事例:整体】


膝関節の痛みや問題に関する問い合わせや、要望が沢山あります。

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特に女性の膝の痛みは若年からご高齢の方まで幅広く訴えが多く

症状や病態も様々です。

 

多くの方が膝の痛みや違和感を抱えていても、しばらく様子を見よう・・・

日によって波があるから・・・  そのうち良くなるだろう・・・

という感じで、放置しているケースが圧倒的に多いのが現状です。

 

しかし膝の場合、放置して改善するケースはほぼありません。

 

症状が消えたとしても、他でかばっていたり、痛くない使い方をしたり、

または行動範囲が狭く、動かなくなる事で膝の痛みを出しにくくしていたり・・・

 

これでは根本的な改善とはほど遠く、コンディションとしては右肩下がりな

状態でしかありません。

 

 

こんな症状でおこまりの方は必見です!


・ 最近膝が痛くて気になっている

・ 階段の昇り降りで膝が気になる

・ 膝が痛くて、生活に支障が出ている

そんな膝関節についてお困りの方は是非この記事を参考にしてください。

膝の痛みで困っておられた方の改善症例が書いてあります。

 

 


今回ご紹介する症例では

60代 女性 主婦  趣味はゴルフ (2~3回/週) ※練習も含めて

という方が 膝の痛みから改善されました。

 

来院当初は片膝が随分と腫れており、歩くのも寝てるのも痛い状態でした。

元々膝の痛みを抱えていたとの事でしたが、日常生活やゴルフでは

全く問題なくされていました。 今回はゴルフ後に膝が痛くなり、その痛みが

徐々に強くひどくなったことで、私にご依頼をいただいたという経緯です。

 

目立った症状では

・ 膝が最後まで伸びない

・ 90°以上膝を曲げるとお皿の部分や膝の中が痛い

・  歩く事で膝が痛い (特に地面に着いた時)

・ イスからの立ち上がりで膝が痛い

・ 寝ている時の寝返りや姿勢の変化で痛い

 

これらの様に日常生活でも支障がある状況でした。

この状態では痛みをかばい、歩行や立ち姿勢、など異常な動きで

その痛みを回避しようとします。

また痛みに構えて、防御的な姿勢緊張が体に生まれ

余計に腰や肩、などの筋肉が緊張しています。

 

この場合 元々の症状に付け加え、痛みをかばう動作や姿勢が

さらに悪影響を及ぼし、膝の痛みが長期化する事になります。

 

今回の症例では、来院当初の状態は炎症期であり

膝の腫れも強く、まずはその炎症を抑える必要がありました。

炎症の反応としては、熱感や腫脹、強い痛みなどがあります。

この場合効果的な対処法は、アイシングです。

アイシングを細目に行うことで、炎症をおさえ

早く治療を進める状態に改善出来ます。

 

腫れなどの炎症症状が強い場合

なかなか治療が進みません。。。

 

今回の症例でもアイシングを指導して行う事で

効果的に腫れや痛みが軽減できました。

 

腫れの軽減が出来た事で、関節周囲の筋や筋膜を緩め

膝関節の動きやお皿(膝蓋骨)の動きを改善する事ができました。

 

ここまで効果的に進められると、痛みは随分と軽減します。

しかし翌週や2週後など次の治療時には、症状が戻っていたり

日常の生活や歩行では痛みがあったりなどします。

 

固いものを柔らかくするだけでは、痛みの根本は改善しないのです。。。

 

この症例でも効果的だったのが、内側広筋の強化と殿筋(お尻)の

筋力強化でした。

具体的には以下の2種類です。 (写真を参考にしてください。)

 

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1) 内側広筋のセッティング

クッションやバスタオルを丸めたモノを膝の下に置き

それを押しつぶす様に太ももに力を入れます。

太ももの前の内側の筋肉に力を入れる様に行います。

 

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 2)バックブリッジ

お尻と背筋のトレーニングです。

太ももの裏やお尻に力が入る様に行います。

 

内側広筋のトレーニングではセッティングが上手く出来る様になれば

レッグエクステンションを行います。

ホームセンターやスポーツ用品店で砂の重りを購入し

それを使うと効果的に行えます。 (1~2kg)

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イスに座った状態で、片方の膝を真っ直ぐ伸ばす事で

内側広筋が使われます。

膝を最後まで伸ばしきる様にする事で効果的に行えます。

 

上記のトレーニングは様々な注意点が存在します。

あくまでも炎症が治まり、膝の関節機能がある一定レベルまで改善

しているのが前提ですので、トレーニングで痛みを感じる場合は

先ず関節周囲の硬くなった筋や筋膜を柔らかくするこから

行いましょう。

 

四十肩、五十肩は肩だけを施術をしても根本は解決しません【事例:整体】

四十肩、五十肩は肩だけを施術しても解決しない


40代~50代というある一定の年代に差し掛かると

発症頻度が高くなる肩関節周辺の痛み。。。

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「肩が痛い」

「腕が挙がらない」

「肩が固くなり、回らない」

 

などその症状は個人差があり、特に目立ったきっかけが無い

にも関わらず、ずっと同じ様な痛みの状態が続いたり

酷い場合は肩がある日突然挙げられなくなり、固まってしまう

という 「フローズンショルダー」 という状態に陥る場合もあります。

この全てを総称して 「四十肩、五十肩」 と言われています。

 

 

肩だけにアプローチしても改善しないケースがある


 

(50代 女性 主婦)

先日に施術をさせていただいたケースでは、自宅近所の整形外科へ

3カ月通い、肩への施術と電気やホットパック、運動療法を続けたものの

関節可動域は戻らず、痛みも一定の拳上角度から発生し

日常生活でもシャワーや、結滞動作、家事などで困られていました。

 

肩の筋肉が痩せてしまい、関節の癒着も感じられる状態で

リハビリが上手く進行出来て無かったのが分かります。。。

毎回肩を治療してもらっても、マシにはなるが翌日には戻り

同じ事の繰り返しに、不満を持たれていたとの事。。。

ご主人の知人からの紹介で、来院していただきました。

 

痩せ型の女性ですが、背中(特に胸椎~頚椎)が固く

丸くなりがちな姿勢で、肩甲骨周囲や首周辺の筋肉も

かなり固くなっていました。

肩が痛くなる前から、腰に痛みを感じていたようで

整形外科では腰部に関するリハビリは実施されてなかったようです。

 

股関節や殿筋群が固くなり、立位や座位での

背骨と骨盤の位置関係は望ましい状態とは言えませんでした。

 

初期評価では、確かに肩関節の問題も大きいのですが

肩だけにこだわって取り組んでも解決しないと考え

全体の筋・筋膜のリリースと、骨盤、脊柱、胸郭、肩甲帯と

それぞれの可動性と位置関係の改善に取り組み

同時進行で肩関節の癒着や疼痛部位のリリースを行いました。

 

表層の組織が随分と固くなっており、肩関節は

少し時間がかかりそうですが、疼痛の軽減と可動域の増加が

初回から感じていただき、施術~リハビリの効果を喜んでいただけました。

 

趣味のテニスが肩を痛めてから出来ていないという事なので

またそちらも楽しんで頂ける様に、トータル的な施術で

サポートしたいと思います。

 

 

長年抱えていた足首の痛み・・・ 【事例:整体】

長年抱えていた足首の痛み・・・


今回は事例を元に考えている事など紹介いたします。

先日より遠方からの定期的な来院をしていただいております。

 

ある事がきっかけで、長年痛みを抱えておられました。

楽しんでいた趣味も継続できなくなり

私生活でも支障が出るほど、困られていたそうです。

 

整形外科や整体、整骨院など行ったものの

それぞれ診断はしてくれるが、具体的な治療が進まず

また効果も無かったようです。

 

諦めかけていた時に、私に出会い頼って頂く事になりました。

 

足首だけが問題ではない


足首の痛みは、競泳の練習で使用していたフィンがきっかけでした。

フィンを使ってのキック練習で、腱や関節周囲での炎症が起こり

痛みが慢性化していたようです。

 

痛みが継続的に存在すると、その痛みをかばうための

逃避動作や、代償動作が定着してしまいます。

 

今回も初めて来られた際は、歩行動作や

関節運動に、異常な動きや防御収縮が見られました。

 

関節周囲は腫れや炎症はありませんが

下腿の前面(スネ)から足の甲、指にかけて

腱や筋膜が固く突っ張った状態でした。

 

その筋膜をたどり、股関節や背部から

関連する筋・筋膜、を緩め、足首周囲の組織の癒着を丁寧に

緩めていきました。

 

最初は触られる事も抵抗を感じていたのが

施術を進めるにつれて、長年の痛みがとれていき

その効果を感じて喜んで頂けました。

 

まだ現在痛みや不安は、残るモノの

「ようやく痛みから解放される」といった希望に

喜んで頂き、リハビリやセルフケアも積極的に取り組んで

いただけております。

 

医療機関の様に精密検査を行っている訳では無く

あくまでも問診、視診、触診、検査による病態と原因の理解ですが

自分が考える原因や、その問題が発生した経緯、どの様に改善させるか

といった治療プランなど、丁寧に説明し納得してもらう事を

一番大切にしています。

 

一人一人時間をかけて、丁寧に対応するからこそ

施術方針やプランを理解していただけ、効果も感じて

いただけるのだと思います。

 

長年の痛みから、完全に解放された時に

どんなに私生活や趣味が充実するのか

その方のバックグランドや想いを大切にしています。

 

今回は筋膜の繋がりを考えアプローチすることで

疼痛は軽減し、その効果にも驚いていただけました。

リハビリも含めて、しっかりとサポートしたいと思います。

 

ゴルフ後の膝の痛み・・・歩くのが痛い。実は〇〇が関係してます。【事例:訪問整体】

ゴルフ後の膝の痛み・・・歩くのが痛い。

     実は〇〇が関係してます。


 

お客様の多くでゴルフを趣味とされています。

ゴルフのラウンド後や練習後に

肩や腰の痛みを訴えるケースが多いのですが

私が対応するケースで膝の痛みも多い症例の一つです。

 

「ゴルフのラウンドの翌日に膝が痛い・・・」

「練習後に膝の曲げ伸ばしでパキパキと音がする・・・」

「ゴルフの後は膝に水がたまる・・・」 など

 

この様に突発的に痛める原因があったケースではありませんが

ゴルフのラウンド後に歩くのが痛い・・・

膝に水がたまり痛いが、休むと痛みも引いていく・・・

という様に何が原因なのかわからない・・・ と言われるケースが

よくあります。

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今回のお客様も、普段はジムでマシントレーニングやエアロバイクなど

運動頻度は高く、週に1~2度のラウンドでのゴルフをされており

日頃は気にならない膝の痛みが、ゴルフをやった後や翌日に

違和感が強くなり、酷い時には歩くことでも膝の内側が痛い・・・

といったケースでした。

 

体重が重かったり、膝の変形があるなど

変形性膝関節症のリスクファクターや病態がある訳ではありません。

関節可動域も正常で、正座も可能です。

では何が問題だったのでしょうか??

 

実は〇〇に関係性がありました!


 

こういったケースの場合、膝が痛いからといって

膝の周囲をケアしたり、ストレッチやマッサージだけでは

根本的な改善は望めません。

 

膝で症状が出る場合、関節に関連する筋や筋膜の

関係を考えて、別の関節や部位の問題点を見つける事も

膝自体の改善と同様に重要なことと考えます。

今回の原因は左肩から首に問題がありました。

 

ゴルフのスイングを見せて頂くと

上半身に力が入り、首から肩にかけて窮屈そうなフォームでした。

肩甲骨が上方に上り、首の後ろに力が入る様な・・・

この状態では首から肩の筋群が緊張し、上半身の姿勢を悪くします。

また肩甲骨の可動性を制限し、背骨や胸郭での回旋動作が

スムーズに行えません。

 

この上半身の状態で何度もスイングをしていると

腰や背中の筋群が緊張し、骨盤周囲に付着するお尻の筋群も硬くなります。

上半身から背中、腰での回旋動作がうまく行えない事を

骨盤や股関節周囲で代償する事で、お尻から太ももの外側の筋群で

過剰な筋緊張が生まれ、その結果膝に痛みを発しているのではと

考えました。

 

施術では膝から股関節の直接の痛みに関する、固まった筋や腱などの

組織を柔らかくすることはもちろんですが

動きから問題点を推測し、その関連する関節や筋群への

アプローチを行いました。

 

最終的に動きは改善させたい方向に導けましたが

ゴルフの場合はどうしても左のお尻が硬く成り易い傾向にあります。

膝関節周囲のケアと、股関節の柔軟性を高めるストレッチ、

頚部~脊柱、肩甲骨のエクササイズを指導しました。

 

痛みを根本から改善する事を目的に評価や検査、

その後のケアとセルフケアの指導など、時間をかけた丁寧な

施術を行っております。

今回はご紹介した、股関節の体操を一つご紹介します。

ヒップスライド ポイント

 

股関節内旋のストレッチ(①)

 

「東京の娘に会いに行けました」 【訪問整体:お客様の声】

「東京の娘に会いに行けました」 【訪問整体:お客様の声】


「以前だったら、自分のからだが不安だから誘いを断っていた・・・」

「今回は自分ひとりでも東京まで行ってみようと思えた」

「旅中もからだの不安は気にならず、娘の所へ行けました」

「久しぶりの同窓会も、娘との生活も満喫できました」

 

昨日のお客様は動く事も億劫になる程の腰痛と

足の痛みや肩こりなど以前は、からだの不調を問題に

元気の無いご様子でした。

 

私が関わらせていただき1年ちょっとですが

日々の痛みや不調は改善され、2週に1度の定期ケアと

トレーニング、セルフケアの指導をしています。

 

先日東京に住む娘さんの誘いや同窓会もあり

久しぶりに1人で東京に行ってきますと聞いてました。

 

昨日はお会いするなり、顔色の良い元気な姿で

迎えて頂き、東京へ行けた喜びの声を聴かせていただきました。

 

また単身で電車や飛行機を乗り継いで東京でも歩いて

行動出来た事が、自身の体力やからだの自信と

さらに健康を維持していきたいとモチベーションの向上を

話していただきました。

 

選手の喜びの声や報告はもちろんですが

日々関わらせて頂くお客様のこうした喜びの声は

セラピスト冥利につきます。

 

こうした気分が高揚している時は、からだの調子もいい。

移動などで旅の疲れやからだへのストレスは有ったと

思われますが、それ程ダメージが無い様にも思えました。

 

人間の心とからだは繋がっており、一つのものだとよく言います。

思考 ・ 感覚 ・ 感情 ・ 行動

全体性の法則として、この4つのうち

どれか一つでも上手く行っている、良い感じだ、と実感できると

その他の全てが上手くいくようになる

というモノです。

 

2年ほど前、全日本レベルの大会である選手が優勝しました。

その選手は普段のメンテナンスと、大会中はそれまでのレースや

予選後、決勝後などケアやメンテナンスを行っていました。

 

大会最終日の最終レースで優勝出来たのですが

その後のケアの時のからだが、一番パフォーマンスを発揮しそうな

良い状態でした。

本人もケアを受けながら、「からだ良くないですか?」と確認する程。。。

 

私なりの勝手な解釈ですが

・ 良いパフォーマンス

・ 良い結果

・ うれしい、わくわく と高揚した気分

これらが心もからだもリラックスした一番良い状態に導くのかと

勝手に思っています。

 

しかしこれは経験上 かなりの精度で他の選手にも当てはまります。

 

「心の持ちよう」とこう言ったことで、体感できるのだなと

思っております。

 

昨日のお客様も

「疲れているはずなのに、調子はいいですよ」

とおっしゃられていました。

アスリートだけでなく、日常の生活においても

心とからだの繋がりを感じました。

 

お客様の腰は以前は前屈が出来ず、靴が履けない。。。

歩くのも辛いから、家で引きこもってしまう。。。

寝返りや姿勢の変換が辛い。。。

といった状態でした。

 

左足の甲から足首にかけて長年痛みがあり

それをかばう生活をずっとしていると言った状態でした。

 

当初は患部の痛みや、関連する痛みなども強く

症状を消す事に時間を要しましたが

痛みが軽減すると、セルフケアや日常での姿勢改善など

前向きに取り組んでいただき、昨年とは大きく状態が

良くなったと、本人や周りの方々にも喜んでいただけております。

 

 

高齢の方ですが、腰痛改善の為に取り組んでいただいてる

セルフケアを少しご紹介します。


 

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股関節のストレッチです。

太ももの裏やお尻の筋肉を伸ばす事で

前屈動作の制限因子である、骨盤の前傾不足を改善します。

 

 

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背中と股関節を伸ばす体操です。

背中が丸くなり、立位での姿勢不良が目立ちました。

胸椎(胸)を伸ばし、背中を伸ばせる様になる効果があります。

 

 

筋肉の過緊張が生み出すギックリ腰の様な症状【事例:訪問整体】

筋肉の過緊張が生み出すギックリ腰の様な症状


「だんだん腰が痛くなってきた・・・」

「寝返りや姿勢を変えるのが辛い・・・」

「不意に起こるズキッとした痛み・・・」

ぎっくり腰なのかなぁ?? と思われる辛い腰の痛み。。。

 

今回ご紹介する症例は

普段はやっていなかった種類の運動で

急激な負荷がかかり、強い筋緊張によって出来た

局所の強い筋肉痛が引き金となり、腰椎~骨盤での

ギックリ腰の様な痛みを誘発したケースです。

 

運動後は「ちょっと痛いなぁ・・・」と感じていた痛みが

時間を追うごとに痛みが強くなり、寝ても起きても

腰が痛い。。。 動くのが怖い。。。

そんな状態に陥っていました。

 

激しい運動の場合、自身の体を支える筋力が

伴っていないと、やはり負担、ストレスは弱い部分に

大きくのしかかります。

今回の場合は、以前に比べると体重も増え

久しぶりのスポーツで、体の対応能力が落ちていた

という事が要因で、元々問題のあった腰に大きく

ストレスがかかったものと考えます。

 

問題はどの様なストレスがどの部分に加わり

どの場所のどの部分に損傷、または疼痛の原因が

あるのかをはっきりとさせる事です。

 

訪問した際は、歩くのも辛そうな状態で

立った状態から座る事や、ベッドに横たわるまで、

ベッド上での体勢変換など、非常に辛そうでした。

 

当初疼痛の部位ははっきりとしませんでしたが

触診や誘発動作のテストを行う中で問題は絞れました。

痺れなどの神経症状はなく、痛みの場所からも

筋や筋膜であると考えました。

 

特に仙腸関節付近、股関節などに付着する筋群は

スパズム(短縮)が強く存在し、圧痛も明確でした。

感覚を聞きながら、リリース等を行う事で

当初の痛みは軽減し、姿勢の変化や動きもスムーズに

改善しました。

 

座位での体幹の前屈(イスに座った状態で体を前に倒す)では

深部に違和感と怖さが少し残りましたが、

股関節周囲、お尻の筋群を緩めて

背筋群の収縮~弛緩を運動療法で行う事で

軽減されました。

 

まだ残存する痛みがありますが、動けなかった状態からは

回復されましたので、経過を聞きながら対応したいと思います。

 

 

 

今回施術後にご紹介したセルフケアやリハビリを少し紹介します。


 

 

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上向きになり、膝を倒す事で

背骨(脊柱)特に腰椎~骨盤の動きを出します。

緊張が強く、動きに抑制がありましたので、

ゆっくりと安心できる範囲で動かす事で、防御的な緊張が改善します。

 

 

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おしりの筋群と腰部の筋群に過緊張性の痛みが存在しましたので

継続して、セルフケアが出来る様にアドバイスいたしました。

 

ペルビックティルト シンプル

 

脊柱~骨盤の動きの連動性を高めるために

筋収縮~弛緩を意識しながら、行います。

丸くなり、腰部の筋が引っ張られた時にどの部分に痛みが

残存するのか?? を確認する事も出来ます。

 

ダイアゴナルEXT シンプル

腹筋群と背筋群など体幹部をホールドするのに

必要な筋肉を働かせる事に効果的なエクササイズです。

 

 

 

膝が痛くて、真っ直ぐ上向きに寝れない・・・ 原因は〇〇にあります。【訪問整体】

膝が痛くて、真っ直ぐ上向きに寝る事が出来ない・・・


「膝が痛くて、足を真っ直ぐ伸ばす事が出来ない・・・」

「真っ直ぐ上向きに寝ていると、膝が痛くなる・・・」

「歩いていると、膝が痛くなる・・・」

「膝が痛くて横向きにしか寝れない・・・」

この様な膝の痛みを放ったらかしてはいませんか?

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ケガをしてなくても日常の生活のクセや体の使い方が原因で

膝の痛みが発生する事がよくあります。

 

実際にこれらは膝の痛みを有するお客様からの

日常で感じていた膝の痛みや、困っていた事です。

 

実は膝の痛みは、靭帯や骨、軟骨から由来する痛みよりも

関節を覆う関節包や周囲の滑膜、筋、腱などから

起因する痛みが多いのです。

 

そしてその痛みは膝自体がどうこうよりも

股関節や骨盤、腰、足首など膝以外の関節で

問題点があり、その結果膝に痛みが出ている事が

多くあります。

 

 

膝の痛みの原因は股関節にあった


 

本日のお客様も膝の痛みが強く、歩く事や

自転車に乗る事も辛くて出来ない・・・

真っ直ぐ上を向いて寝れないなど

生活に支障を来しご依頼をいただきました。

 

膝が痛くなってからは、真っ直ぐに足を伸ばす事や

座った状態から、次に動き出すときなど・・・

膝の屈伸に対して強い痛みとストレスを抱えられておりました。

歩行動作も随分と防御的収縮が見られ、代償動作もありました。

 

しかし膝自体は熱感も腫れもなく、目立った炎症症状は見られず

膝自体の問題よりは、股関節などを含めた機能的な問題である

可能性が考えられました。

 

大腿直筋という膝関節と股関節の二つをまたぐ筋肉が存在します。

今回の症例は、この大腿直筋と股関節の筋肉が過剰に緊張する事で

膝関節のお皿(膝蓋骨)が上手く動かずに、その結果膝の痛みを発して

いたと考えられます。

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こういった症状や発症要因は多くあります。

ただ湿布を貼っていたり、そのまま放置するといった

対処では、解決することは難しく

痛みを抱えたまま生活する事で、防御動作(かばい動作)や

代償動作が体にインプットされ

症状を複雑化させてしまう可能性があります。

 

今回は股関節周囲とお尻、骨盤、ふとももへアプローチする事で

膝の痛みは、歩くのも痛かった状態から

最後は正座まで可能になり、ゼロになりました。

その後に自身で取り組んでいただくケアの方法と

トレーニングをアドバイスし、2週後の訪問を予定しています。

 

なかなか痛みが改善しない、解決策が無い

そんな状態で長く時間をおくと、症状は複雑化して

余計に改善しにくい状態に陥ります。

 

もしお困りの症状があるのであれば、速めの専門家への

相談をお勧めいたします。

 

ふじの整体研究所では電話、メールでの相談は無料です。(ご新規様、初回限り)

是非この機会にご相談ください。

問合せフォームはこちら ⇒ https://fujino-seitai.com/contact

 

急な腰痛の悪化・・・ 病院、整骨院を探し回りました…【訪問整体:事例】

急な腰痛の悪化・・・ 仕事の支障をきたす日々


 

「なかなか時間がとれないから、来てもらえると非常に助かる」

「何回も通う事が忙しくて無理だから・・・」

「一回の治療で結果を出してくれるので有り難い」

施術後にお客様から、感謝の声をいただきました!

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昨日は持病の腰痛が急激に悪化したケースです。

ふじの整体研究所にご依頼のお電話をいただく前に

地域の病院と整骨院をやっとの思いで時間を作り行ってみたとの事。

 

整形外科では2時間近くかけてレントゲンと診察・・・

姿勢が悪く、背骨と背骨の間にあるスペースが狭くなり

椎間板にストレスがかかっているとの事

腰を捻るストレッチの紙と湿布を渡されて

酷く成る様であればまたMRIを取りましょう。。。

 

「いやっ、痛いから来てるんですけど。。。」

 

ですので、湿布とストレッチで緩和させる様に日々を

改めてくださいと言われたそうです。

 

 

整骨院では、事前に電話予約していったのに

こちらでも混雑する中、丸イスに座り20~30分待たされた後

ようやく院長らしき、若い男性に対応してもらったと・・・

背骨と骨盤の歪み、首の捻じれが問題で腰に負担がかかると

言われ、腰へのマッサージを15分ほどやってもらった後

2人係で背中や腰をバキバキと整体をしてもらったとの事。

 

ようやく治療らしい治療をしてもらえたと思っていたようですが

翌日も痛みがあり、根本的な部分が改善していないのか

一番嫌な感覚はとれないまま、また1週間過ごしていた・・・

 


 

この様に専門家を探すのは苦労するそうです。

今回は以前に紹介されていた事を思い出して

ご相談いただきました。

「訪問してもらえる」という時間メリットを先に評価いただき

試しにお願いしてみようと思って頂けました。

事前にブログや施術への考え方などHP上で学んでいただき

問診や説明、施術中の私の会話でも「そういうことか!」と

納得頂けた様子でした。

 

私の評価では、腰部は腰部で問題もありますが

この状況を作り出している、股関節~骨盤と胸(胸郭~脊柱)

対する問題へアプローチすることに。

デスクワークや車の運転が多く

股関節~下肢の柔軟性は著しく低下していました。

施術後にストレッチと動きの再教育を目的とした

体操・リハビリを行い、セルフケアとして宿題にさせていただきました。

 

施術後の前屈や腰を反らす動作、屈伸や寝て起きる動作など

痛みの消失とからだの軽さに随分とお喜びいただけました。

 

ふじの整体研究所では、施術の効果や結果にこだわります。

全体の状況を考えて、問題点を改善していきます。

もちろん時間は要しますが、お客様が移動される時間や

お待ちいただく時間はゼロです。

何回も通う必要がないように、施術効果やセルフケアの質に

こだわっております。

 

様々な治療院や整骨院、病院をたらいまわしにされているようであれば

一度ご相談ください。

 

今回ご依頼いただいた腰痛のお客様にアドバイスした

セルフケアを一つご紹介しておきます。

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あなたの腰は大丈夫ですか? 体幹筋力が弱ると腰痛になりやすい!【体幹トレーニング】

あなたの腰は大丈夫でしょうか??


「最近腰痛が出て辛い・・・」

「運動不足で筋力が弱ってきた・・・」

「長時間歩いたり、立っていると腰が辛い・・・」

「からだが疲れやすくて、寝ても朝が辛い・・・」

あなたも少し当てはまるのではないですか?

 

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こういった症状の主要原因として

筋力の低下が考えられます。

 

ここで取り上げる筋力は、「体幹筋力」です。

文字通り からだの幹の部分の筋力です。

 

腹筋、背筋、骨盤周囲、肩甲骨周囲など

これらの筋力は四肢末梢(腕や足、頭)の

土台となる部分であります。

 

特に頭蓋骨~背骨(脊柱)~骨盤は身体の中心部であり

脳~神経というメインコンピューターが存在する部分であります。

 

体幹筋力が低下すると、この部分を支える力が弱まり

重力に対して真っ直ぐの姿勢で支えられなくなります。

 

すると人間はからだを歪めて、楽をする事でバランスをとります。

それが、姿勢不良の原因となります。

今回は姿勢不良を改善する、体幹トレーニングをご紹介します。

最後にPDFのダウンロードが出来る様にします。

最後まで読んでいただいた方へのプレゼントです。

是非ご活用ください。


「骨盤・腰部の安定性を高めるための体幹トレーニング」

腰痛予防・改善にオススメのエクササイズをご紹介いたします。

ご紹介する内容は強度を示してあるので皆さまの目的に応じてご活用していただけます。

 

先ずはご紹介するエクササイズから下の図をご覧ください。

 

①ベーシック編 (強度 弱め)写真上 ~ How to ~

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 1.四つばいの状態がスタート姿勢です。 

 2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。

 3.伸ばした状態で5秒程キープします。

 4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

 

 ポイント

 ・下腹部はドローイン(お腹を凹める)を維持しましょう。

 ・手足は出来るだけ遠くに伸ばしましょう。

 ・腰が反ったり、背中が丸くならないように

 ・体幹部の形は出来るだけキープしましょう。

 ・体幹部に力を使う事でバランスが取り易くなります。

 

②アドバンス編 (強度 中程)写真下 ~ How to ~

 1.肘ー膝のフロントブリッジの状態がスタート姿勢です。

 2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。

 3.伸ばした状態で5秒程キープします。

 4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

 

 ポイント

 ・ベーシック編と同様に体幹部の固定を意識しましょう。

 ※アスリートやトレーニング経験者の方は強度的に

  アドバンス編が効果的です。

  正しいフォームでゆっくり行う事で体幹部への

  効果はかなり期待出来ます。

 

 

効果を解説しておきます。

 ・体幹部を固定し、バランスを取る事で

 腹筋、背筋、股関節周囲、肩甲骨周囲

   からだの基礎になる部分の強化になります。

 ・これらダイアゴナルエクステンションは

 腰痛の予防、改善に多く取り入れられ行われています。

 

 

体幹の筋力アップは人間の柱を磨く事

人間のからだは骨・骨格に筋肉が付着し、それぞれの筋肉が活動し、

引っ張り合い支え合う事で重力に対した姿勢が保たれます。

建物で例えるなら基礎の鉄筋に流し込んだコンクリートとでも言えましょうか。

これら体幹の筋力や働きが弱くなると、重力に対して

姿勢が維持できず、悪い姿勢へと道を歩みます。

姿勢・体幹 ⇒ 車で例えるボディ・車軸

どれだけ良い性能を持とうが、ボディ・軸が崩れては

その能力は発揮できません。

人間も同じではないでしょうか?

体幹トレーニングPDFダウンロードはこちら↓↓↓↓↓

ダイアゴナルエクステンションの方法