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急な怪我にも対応いたします。足首の捻挫 【訪問整体】

以前のケガでそのまま放っておいては危険です


 

ふじの整体研究所では突発的なケガの応急処置や病院へ受診され

精密検査を受けられた後での在宅での施術、リハビリなど対応させていただいてます。

最適な順序としては、ケガの発生後、速やかに整形外科等の医療機関を受診され

レントゲン、MRIなどの検査・診断ののち、その後の機能回復として

対応させていただいております。

 

例えば

「病院での診断、経過観察が終わってるが

まだ歩いたり、ずっと立っていると痛くなってくる・・・」

「骨折は無いと言われ、固定をしていたが、

外れた後のリハビリが無い・・・」

「足首の不安定感がずっとある等・・・」

これらは診断、処置とは別に、

骨の位置や関節の動き、筋の活動など

各関節の機能を改善する事が必要です。

残念ながら、機能の回復は固定だけしていもダメです。

 

ケガや受傷後の歩行、荷重など、痛みや損傷に伴い

骨や関節の位置が偏移している事が多くあります。

 

また固定中に関節が硬くなり、動きにも制限が残存したまま

生活を余儀なくされているケースがあります。

 

その状態のまま放っておくと、代償動作の定着や姿勢のアンバランス、

関節や背骨、骨盤の捻じれを生じて、他の部位にまで痛みを

発生させるケースがよくあります。

 

このリハビリの部分まで、施術と含めて対応してもらえる

医療機関は意外と少なく、個人で探す事は大変です。。。

 

受傷時の応急処置、その後の機能回復のリハビリなども含めて

からだ全体のメンテナンスを対応させていただきます。

以前痛めた所や、継続してずっと痛みの残る部分など

からだの事でお悩みの方は先ずは一度

メール/電話で気軽にご相談ください。

ふじの整体研究所 問合せフォーム

辛い腰の痛み・・・ 何もしなければ、悪化するだけです。 【訪問整体】

腰痛 ・ すべり症 ・ 椎間板ヘルニア (20代 男性 医療関係)


先日、腰椎椎間板ヘルニアと診断されたお客様の施術を行いました。

2~3週間前から疼痛が強く、整形外科を受診しMRIの結果

第4腰椎の椎間板ヘルニアと診断されてます。

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現在は安静時の強い痛みや神経症状は無く、

腰を反らした時と右に状態を捻った時(右回旋)の

最終域で腰からおしりに感じる痛みが残る状態でした。

 

疼痛発症時の強い痛みは前屈や太ももの裏を伸ばすストレッチでも

痛みがあったようですが、現在は前屈やストレッチでの痛み、痺れは

ありませんでした。

 

初診施術前には必ず20~30分かけての問診と検査・評価を行います。

今回も疼痛を誘発するテストや神経症状の有無、筋力差、姿勢、動作など

調べた結果、ヘルニアとしての代表的な症状は無く、疼痛も

安静時は収まっている状態で、施術や運動療法の効果が十分に見込めました。

 


 

考えるうえで大切にしている事は

ストレスがかかった、又はかかり続けた結果

損傷や炎症などの問題が生じた場合

どこの部分に起こっているのか? どの程度の損傷レベルを予想するのか?

そしてそのストレスを生み出すメカニズムはどうなのか?

 

これには姿勢や可動域などはもちろん、マルアライメント(配列異常)や

その方自身がよく行う動作、姿勢などが関係してきます。

これら評価によって得た情報を理詰めで順序立て

アプローチすべきことを導き出します。


 

今回は競泳をされている関係で私の専門性を理解して

ご依頼いただきました。

医療機関では服薬のみで、特に具体的なリハビリや施術などの

アプローチが無いので、その部分を頼って来てくださいました。

 

現時点では強い痛みや目立った神経症状などヘルニアの

症状は少なく、姿勢緊張やマルアライメントからくる

筋短縮による痛みが目立ちましたので

その部分への対応と、姿勢や可動性の悪さによる

腰椎へのストレスを減らすためのリハビリ(ストレッチ、体操、トレーニング)

をプログラムしました。

 

帰られる時の痛みは安静時、前屈や後ろに反らすなど含めて

完全に消えていました。

ご本人も当初の問診時に抱えていた不安や心配が消えて

痛みも改善した事により、リハビリの実施と今後の改善プランにも

前向きになっていただけました。

 

「こうなった原因と解決策が知れて、実際に痛みが消えたので希望が持てました」

と感想をいただいております。 m(__)m

 

セルフケア、リハビリ等、問題の原因となる事に対する対処を取り組まないと

一向にその原因は改善せず、問題は解決いたしません。

逆に自身で取り組める事をしっかり継続して出来れば

専門家による施術等の効果は飛躍的に向上します。

結果改善に要する時間、日数、コストが減り

早く痛みや苦痛から解放されるので、メリットが格段に増えます。

苦痛を抱えたままで、何もしなけらば、良くなる事は無く、

徐々に悪化していくだけだと思います。

 

※過激な言い方や表現で誤解を招く内容があるかもしれませんが

自己メンテナンスの必要性を感じて頂けるヒントや

医療に頼らない、健康つくりを考えるきっかけとなれば幸いです。

 

 

まだ何もせずに、苦しいままの時間をすごしますか? 【コンディショニングの重要性】

「腰が痛くて、動くのが億劫になる・・・」

「膝の痛みで、移動が苦痛だ・・・」

「肩が詰まって息苦しい・・・」

「体の疲れが抜けずに、ずっとダルイ・・・」

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こういった状況は誰しも似たような経験がありますよね。。。

 

そんな時に多くの方は、

「しばらくするとマシになるだろう~」

「どこに行ったって治る事は無い」

「今は我慢して乗り切ろう」

など、めんどくさかったり、諦めていたり、根性論だったりと

それほど重要に問題や苦痛を改善しようとしていませんよね。。。

 

私のお客様のほとんどがそうでしたし、大半の方も同様です。

専門家である私自身も同じです。 (ー_ー)

 

自身の体は後回し・・・ 


 

自分の体の事ってのは、後回しになりがちです。

「病院にいったほうがいいかな?」

「歯医者はめんどくさいしな。。。」

「検査を受けるのも手間だしな~」

など不安や怖さも交じって、様々な理由をならべて後回しにしようとします。

 

人は深刻な状況まで健康が脅かされた時に

初めて健康な体や、元気な体を尊く思います。

そして脅かされている自身の健康を奪われまいと

あわてて必死になり、何とかしてくれる人を探します。

予防医学など言葉がありますが、まだまだ一般的には実施が少なく

予防どころか、実際に問題を抱えていても

改善させようとした努力や行動は後回しの事が多い・・・

 

自分の体が一番高いはず


 

ご自身の体や健康が一番高価なのではないでしょうか?

体の機能が低下したり、動けなくなったり

病気をしたり、命が脅かされたり・・・

そうならないためにも、体に対する投資は価値が高いはずです。

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お金をかけてケアやメンテナンスを受ける。 それが出来ればベストです。

専門家によって、全体をしっかり健康マネジメントしてもらえます。

しかしそればかりが投資ではありません。

ご自身で出来る健康つくりや体力作り、予防に向けたセルフケアなど

時間をとって、体のコンディショニングに努める事全てが

体に対する投資です。

コンディションがもたらす差

疲れや、コリ、痛み、などで苦痛を我慢していると

あなたのパフォーマンスは本来の力を発揮出来ていません。

ビジネススキルはフィジカルスキルという土台の上に成り立ちます。

タフな体、元気な体、健康な体が土台、基礎になるのです。

 

ふじの整体研究所では全身に対する施術はもちろん

時間をかけて、その方の体の特徴や抱える問題に応じた

それぞれ一人一人 に拘った施術をしています。

また施術効果や積み上げ式のコンディショニングを実現する為に

その方に必要なセルフケアやリハビリ、トレーニングを

プログラムし、継続的に指導しています。

 

様々な疾患や症状にも対応してきています。

先ずはどんなお客様も、先にしっかりとお話しをお伺いし

納得していただけた状態で、初めて施術に掛からせていただきます。

 

辛い症状や、苦しい思いから、解放します。

先ずは、あなたの症状をお聞かせください。

 

ふじの整体研究所

直通アドレス atrfujino@gmail.com

お問い合わせのメールフォームからもご連絡いただけます。

 

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引っ越し作業中のギックリ腰 -リハビリ-

引っ越し作業中のギックリ腰 -リハビリ-


 

2月の後半に腰を痛めたお客様の様子です。

先週に2回目の施術へ訪問してきました。



受傷から1~2週間が経つと

炎症状態も治まり、患部の組織が修復過程にはいります。


この損傷組織の修復が 順調に早く回復するか・・・

それとも 長引いていまいち治りが悪くなるか・・・


この2つには初期症状での対応炎症期(受傷3日以内~1週間)の保護の仕方によって

その後の回復スピードが大きく変わります。



今回のケースでも受傷後早い段階での初期対応が

出来た事もあり、1回目の施術から疼痛の軽減と

生活レベルにおける行動時の改善が得られました。



筋・筋膜の症状は痛みのある部位だけにアプローチしても

なかなか効果的な改善とはいきません。。。


腰が痛いからと言って、腰ばかりに手当しても

その時だけ痛みが軽減して、また翌日には痛い・・・

と言うような、その場しのぎの様な状態になります。


水漏れが起こっているのに、床ばかり拭いているような状態


 

床を拭くだけでは、水漏れは収まらないので

さっき拭いたのに、また濡れている・・・  という事になります。


水道管のどの部分から漏れているのか?

その部分の何が問題なのか?

なんで問題が発生してしまったのか?


これら根本の原因や可能性をいち早く見極めて

対応していく事が ”からだ”でも同じ事です。


今回の治療では 患部に炎症が起きる要因と考えられる

周辺部位からもアプローチを行いました。


”なんで こういった症状が出たのか? ”

”どうすれば それは治るのか? ”

”今後予防するにはどうすれば、何をすれば良いのか? ”


といった『 理屈 』の部分をお客様にも知って頂く事で

リハビリやトレーニングへの意味を理解し

取り組んでいただくモチベーションにもなります。




腰痛改善のリハビリメニュー

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股関節と殿部(おしり)~腰 のストレッチです。


 片側 30~45秒  ✕ 左右共に 3Set 行います。




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骨盤~背骨 の回旋(ゆらぎ運動)のストレッチです。


 左右に倒す運動を 10往復 ✕ 3Set 行います。




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骨盤~背骨の屈曲~伸展(前後の動き)のストレッチです。


 一連の動作を10回 ✕ 3Set 行います。



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股関節~骨盤、背骨、胸郭 の伸展(反らす)ストレッチです。


 一連の動きを 30秒 ✕ 3Set 行います。




じっくり 3Set 行っても 20分程度で終わる

プログラムです。

このレベルのストレッチ、リハビリは

慢性腰痛の方にも特に効果的ですので

是非取り組んでみてください。

症状や程度に応じて個人差もあります。

肩の関節可動域を拡げるストレッチ - 肩関節 後方・下方 -

肩の関節可動域を拡げるストレッチ


 

 

今回はスポーツをされる方やアスリートに向けた情報を

ご紹介いたします。


・水泳で肩を回すのが痛い

・ゴルフのバックスイングやフォローで肩が痛い

・テニスのサーブやストロークで肩が痛い   等


肩を多用するスポーツや競技をされる方は、痛みレベルはどうあれ、

大半の方が肩の痛みを感じた事があるでしょう。



今現在痛みや問題を抱えていなくても

今回のストレッチは肩の関節可動域を改善し

尚且つ肩関節のアライメント(骨・関節の位置)を

適正な位置へと戻すことに効果的な方法です。


障害予防や改善だけではなく、スポーツや競技での

パフォーマンス発揮を高める事に役立ってくれます。


伸びている筋肉や部位と、どんな効果が得られるのかを

より理解していただき取り組んでいただければ

大きな効果が感じていただけると思います。


肩関節のストレッチ

 

肩関節後下方ストレッチ

 

 

効果

・ 三角筋(後部)、大円筋、小円筋、上腕三頭筋、広背筋、関節包(後方、下方)

これらの筋肉を伸ばす事が出来ます。

 

~ How to  ~

1. 四つばいの状態から片方の手を前方に伸ばし、お尻をやや上方に

突き出しながら、わきの下を伸ばしていきましょう。

 

2. 黄色の〇の部分が伸びる様に、やや体を捻りましょう。

 

30~45秒程 ゆっくり、無理のない範囲で 伸ばしましょう。

 

上腕三頭筋ストレッチ

 

効果

・ 三角筋(後部)、大円筋、小円筋、上腕三頭筋、広背筋、関節包(後方、下方)

これらの筋肉を伸ばす事が出来ます。

~ How to ~

 

1.肩の後方・下方を伸ばした状態から、肘を曲げて
  上腕三頭筋(二の腕の後ろ) を伸ばしましょう。

 

30秒~45秒 ゆっくりと 無理のない範囲で伸ばしましょう。

 


肩関節後下方の解剖

 

上の写真の黄色〇の部分を効果的に伸ばす事が目的です。
この部分が硬くなり、短縮する事で肩関節の屈曲・外転

(腕を頭上に挙げる動作)の制限因子となります。


⇒ 右の写真  肩を上方に挙げる際に下方に引っ張る制限となります。

  ※赤矢印 の方向に 硬くなった筋群が引っ張ります。




また外旋筋群が短縮する事で、内旋方向への可動域制限を

生み出します。 ※黄色で囲った部分


 内旋制限、屈曲・外転制限はオーバーヘッドでの

ストローク動作がスムーズに行えない要素となり

代償動作を行う事で結果的に肩の故障に繋がります。

肩関節の痛み

 

また後方が短縮する事によって、肩関節の根元が前方へと

押し出されるような力が働きます。

 

結果肩関節の前方偏移が強まり、筋機能や安定性の低下を

招く事になります。

 

 

⇒ 肩関節の後方・下方はスポーツをされる方はもちろん、

スポーツ習慣の無い方でも硬くなる部分です。

四十肩、五十肩も同様に、後方・下方の硬さが存在し

機能回復の妨げとなります。

 


 

今回ご紹介した肩関節のストレッチを行う事で
効果的に関節の後方、下方を伸ばす事が出来ます。

 

 

肩関節の障害予防と、スポーツ動作のパフォーマンスアップには

欠かせない効果的なストレッチですので、是非参考にしてみてください。

 

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競泳選手の肩の痛み《2》

競泳選手に起こる肩の痛みに関して、前回は痛みの出やすい場所や
ストロークの局面や前触れとなる症状などを記事にしました。

今回は症状発生に繋がるリスクファクターや、原因として考えうる事、
現場や選手が自身で取り組める改善策、予防策をご紹介します。

疼痛発生のリスクファクター
・姿勢不良(背中が丸く、頭頸部が肩よりも前方にある様な状態)

・肩甲骨、肩関節のマルアライメント

(筋の固さにより骨の位置が故障しやすい位置にある状態)

※上記二つは比較的多くの選手に存在する。

・肩甲骨可動性不足

・胸郭、胸椎の可動性不足

・肩関節の過剰な弛緩性(関節が緩く、柔らか過ぎるのも問題です。)

・肩甲骨~肩関節、体幹での安定性(筋力)不足 ※インナーマッスルやコアなど

・フォーム (無理な肩の動かし方をしている選手も多くいます)

※練習量が増える事やパドル、スポンジプルなどを使用する事も

要因としては考えられますが、競技力向上には必要な事であり

大切なことは、強化に必要なストレスに耐えうる体作りやコンディショニング、

予防やセルフケアなど自分の体を守る知識と方法を身に付ける事と思います。

考えられる原因

・肩関節周囲筋の短縮(筋肉が固くなった状態)

特に競泳では上半身への負担は大きく、推進力を生み出すのも上半身に

依存が高くなります。その為練習量や強度が上がれば上肢が疲労することは必然。

筋、腱が固くなる事が様々な原因と関連してきます。

・関節アライメントの不適合

筋肉・腱、その他の関節周囲の軟部組織が固くなると、肩甲骨や上腕骨、

などの肩関節を構成する骨のそれぞれの位置関係が変化します。

特に多い例を分かり易く言うと、「肩が前に押し出されている状態」

上腕骨の頭部分が前方方向に押し出されます。

これは肩だけでなく、姿勢そのものが関連します。

・胸郭の可動性低下

広背筋や僧帽筋、胸腰筋膜、腹筋群(腹直筋・腹斜筋)

殿部筋(お尻)の短縮は胸郭の可動性を制限します。

また胸椎・胸郭レベルでの可動性の制限や筋タイトネスは

結果的に肩甲帯の安定性を妨げ、肩関節への負担を増悪させます。

⇒ 特に肩関節の後方、下方、前方では大胸筋・小胸筋、上方で僧帽筋の上部、

肩甲挙筋、頚部の伸筋などが固くなり、姿勢・肩甲帯のアライメント不良が

起こります。(背中が丸くなり、頭が前に出て、肩甲骨を背負う状態)

その結果、安定性に必要なインナーマッスルの機能低下や

アライメント不良から引きおこされる関節の不安定性、関節内の摩擦、

関節周囲の軟部組織での伸張ストレスなどが生じると考えています。

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細分化して原因を述べると、項目が増えますが

肩が痛むと訴える選手の多くは、まずその周囲の固さが著明です。

ポイントとなる部分のセルフケアやストレッチ、安定性に必要な筋の

強化などが必要でしょう。

何気なくストレッチ・セルフマッサージをするのでなく、

少しでも痛くなるメカニズム(理屈)を知ると、一段とコンディショニング

の質が上がると思います。

また何かと肩甲骨の動きを・・・ という声を選手から聞きます。

もちろん肩甲骨の可動性は大切です。

しかし勘違いで多いのが肩甲骨が問題なのでなく、

胸郭や脊柱、骨盤、股関節など中枢部の可動性や安定性に問題を

抱える選手が多いと感じます。

トップレベルの選手は「胸郭を動くようにしてください」

「体幹を安定させられる様に補強を教えてください」など

トレーナーに求める事も具体的です。

コンディショニングのノウハウを選手自身が高いレベルで持つことが

競技レベルの向上につながると思います。