肩の関節可動域を拡げるストレッチ
今回はスポーツをされる方やアスリートに向けた情報を
ご紹介いたします。
・水泳で肩を回すのが痛い
・ゴルフのバックスイングやフォローで肩が痛い
・テニスのサーブやストロークで肩が痛い 等
肩を多用するスポーツや競技をされる方は、痛みレベルはどうあれ、
大半の方が肩の痛みを感じた事があるでしょう。
今現在痛みや問題を抱えていなくても
今回のストレッチは肩の関節可動域を改善し
尚且つ肩関節のアライメント(骨・関節の位置)を
適正な位置へと戻すことに効果的な方法です。
障害予防や改善だけではなく、スポーツや競技での
パフォーマンス発揮を高める事に役立ってくれます。
伸びている筋肉や部位と、どんな効果が得られるのかを
より理解していただき取り組んでいただければ
大きな効果が感じていただけると思います。
肩関節のストレッチ
効果
・ 三角筋(後部)、大円筋、小円筋、上腕三頭筋、広背筋、関節包(後方、下方)
これらの筋肉を伸ばす事が出来ます。
~ How to ~
1. 四つばいの状態から片方の手を前方に伸ばし、お尻をやや上方に
突き出しながら、わきの下を伸ばしていきましょう。
2. 黄色の〇の部分が伸びる様に、やや体を捻りましょう。
30~45秒程 ゆっくり、無理のない範囲で 伸ばしましょう。
効果
・ 三角筋(後部)、大円筋、小円筋、上腕三頭筋、広背筋、関節包(後方、下方)
これらの筋肉を伸ばす事が出来ます。
~ How to ~
1.肩の後方・下方を伸ばした状態から、肘を曲げて
上腕三頭筋(二の腕の後ろ) を伸ばしましょう。
30秒~45秒 ゆっくりと 無理のない範囲で伸ばしましょう。
上の写真の黄色〇の部分を効果的に伸ばす事が目的です。
この部分が硬くなり、短縮する事で肩関節の屈曲・外転 (腕を頭上に挙げる動作)の制限因子となります。 ⇒ 右の写真 肩を上方に挙げる際に下方に引っ張る制限となります。 ※赤矢印 の方向に 硬くなった筋群が引っ張ります。 また外旋筋群が短縮する事で、内旋方向への可動域制限を 生み出します。 ※黄色で囲った部分 内旋制限、屈曲・外転制限はオーバーヘッドでの ストローク動作がスムーズに行えない要素となり 代償動作を行う事で結果的に肩の故障に繋がります。
また後方が短縮する事によって、肩関節の根元が前方へと
押し出されるような力が働きます。
結果肩関節の前方偏移が強まり、筋機能や安定性の低下を
招く事になります。
⇒ 肩関節の後方・下方はスポーツをされる方はもちろん、
スポーツ習慣の無い方でも硬くなる部分です。
四十肩、五十肩も同様に、後方・下方の硬さが存在し
機能回復の妨げとなります。
今回ご紹介した肩関節のストレッチを行う事で
効果的に関節の後方、下方を伸ばす事が出来ます。
肩関節の障害予防と、スポーツ動作のパフォーマンスアップには
欠かせない効果的なストレッチですので、是非参考にしてみてください。
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