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体幹トレーニングの効果的な方法 No7「サイドブリッジ基礎」

今回の記事では体幹トレーニングについて解説します。
題して「体幹トレーニングの効果的な方法 第7弾」
これまでにもフロントブリッジ(過去の記事)
バックブリッジ(過去の記事)
体幹を安定させるスタビライゼーション系
エクササイズを解説してきました。

体幹トレーニングも
まえ、うしろとやりましたので、
今回はよこ(体側)サイドブリッジを紹介します。
様々な方法がありますが、先ずは基礎からという事で
簡単なエクササイズから取り組んでみましょう。

サイドブリッジ(基礎編)

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~ How to ~
写真①
1.横向きの状態で肘~前腕と膝を使いからだを支え
  お尻、上半身を浮かせます。
2.ブリッジの下に三角形が出来る様に行います。
3.頭から膝まで体幹を一直線に保ちます。
4.上側になる膝を浮かせて、下側の膝片方で
  支えます。
5.この状態で30~60秒キープします。

写真②
1.写真①の状態から上側の手と足をそれぞれ
  遠くに伸ばします。
2.手足を伸ばし、より負荷が上った状態でも
  体幹部を一直線に保ちます。
3.この状態で30~60秒キープします。

効果・ポイント・注意点

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1.伸ばした手足は出来るだけ真っ直ぐ遠くに伸ばします。

2.上半身を支える際、肩が前や上方に動かない様に
  肩甲骨・肩関節を引きせげて、安定させましょう。

3.片膝で支える際にお尻が上り過ぎない様に
  股関節を真っ直ぐに保ちましょう。

4.頭から膝を一直線に保ち体幹を真っ直ぐ安定させましょう。

・肩甲帯、肩関節の安定性
     (広背筋、菱形筋、僧帽筋、腱板筋群)

・股関節の外転筋力
     (お尻、股関節の外側、太ももの外側)

・体幹部(側面)の安定性強化
     (腹斜筋、広背筋、起立筋)

これらスタビライゼーション系のエクササイズでは
フォームや姿勢により、効果に大きな差が生じます。
同じ時間、一定の時期繰り返したとしても
正しく行えてなかったり、自身の感覚と実際にズレが
あったりする事で、無駄になっているケースが
随分多いと感じています。

基礎的なメニューを出来るだけ正しいフォームで
注意点・ポイントを守り、取り組みを続けましょう。

パフォーマンスを高めるストレッチ(肩こり・腰痛のケア)①

今回は「パフォーマンスを高めるストレッチ」と題して
肩こり・腰痛に効果的なセルフケア・ストレッチ
ご紹介します。

肩こりを解消するのに、肩を・・・
腰が痛いから腰を・・・

というアプローチの仕方では無く、

今回はなぜ肩こりになりやすいか?
どんな要素が肩こりを招きやすいのか?

をヒントに、その要素を改善させる事で
肩こり、腰痛を解消する考え方
解説したいと思います。(リンク記事参照)
⇒ デスクワーク時の首の痛み

またパフォーマンスという言葉はスポーツや
ショーだけの言葉では無く、
その意味は「性能」「能力」「成績」「成果」
などを表します。
したがってビジネスにおいても
個人のパフォーマンスが勝ち負けを左右します。

自身のからだを最良の状態にコンディショニングし

パフォーマンスを最大限発揮出来る状態にしておく事が

プロフェッショナルとして必要な要素であります。

是非このセルフケア・ストレッチを取り入れ

自身のコンディションを整え

パフォーマンスを高めてください。

もちろんこのプロセスは
アスリートが毎日当たり前のように
取り組んでいる事です。

肩こり・腰痛を改善・予防するセルフケア

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~ How to ~
1.写真うえの様に横向きに寝ます。
2.上側の膝を曲げ、お腹の前に置きましょう。(黄色点線)
3.上側の手を胸の前に伸ばし突き出します(赤矢印)
この時肩甲骨から前に押し出す様に伸ばしましょう。
4.写真したの様に胸を開きながら腕を斜め上に伸ばしす。
この時胸郭と骨盤を捻る様に胸を開きます(赤点線矢印)
5.出来るだけ骨盤が開かない様に膝は床に着け、ヘソを
  床に向けておきます。(黄色点線)
6.10秒ほど伸ばしたら、1.の状態に戻り繰り返しましょう。
7.一連の動作を3~4回繰り返すと良いでしょう。

効果
・胸部、腕、背中、腰、腹斜筋(肋間部)がストレッチ出来ます。

・胸椎、胸郭の回旋可動域が改善します。

・肩甲骨の内転可動域が改善します。

ポイントを整理しましょう

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ポイント
・黄色で囲った部分が伸びている事を意識しましょう。

・膝が床から離れない様に、骨盤を床方向に被せて
 行いましょう。

・胸郭の上部と骨盤を捻る様に行いましょう。

このセルフケア・ストレッチにより
胸郭、肩甲帯の可動域が改善します。
主に胸部が伸びている事を意識しましょう。
胸部の柔軟性を取り戻す事で
肩甲帯の位置を改善出来ます。

是非以前の記事と合わせて読んでいただき
ストレッチの方法を試してください。

腰痛に効果的なコンディショニング(セルフケア)

今回はビジネスパーソンの方々に向けて、日々の生活に

取り入れていただけるセルフケアの方法をご紹介します。

題して「腰痛に効果的なコンディショニング」!!

以前にもオフィスで出来るセルフケア(リンク有)や

自宅でのストレッチ(リンク有)など、腰痛に関する

改善・予防の方法を解説してきました。

腰痛の発症要因としては
・筋疲労
・運動不足
・柔軟性の低下
・筋力低下
・悪い姿勢
・体重増加 など

挙げれば様々なモノが腰痛に結びつきます。

これらの要因はそれぞれに他の要因と関連し

互いが原因であり、結果の様な関係です。

多くの腰痛が軽めの運動を日々取り組む事で
改善・予防が可能であると考えます。

腰痛や肩こりなどの慢性疲労は

筋肉・筋膜が固くなり

関節位置や姿勢、関節運動の制限をお越し

ストレス負担が局所に集中する結果

その筋や筋膜での疼痛発生を招きます。

日々背骨や股関節、骨盤など動かす事で
血流循環も促され、腰痛を改善・予防出来ます。

今回はご自宅やマット一枚あれば出来るセルフケアを
2つご紹介します。

骨盤の転がし運動

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~ How to ~
1.上向きに寝て、両膝を曲げた状態が
  スタート姿勢です。
2.両膝を閉じたまま、左右に大きく膝を
  倒します。
3.10往復程転がし運動を繰り返しましょう。
※上半身は肩が離れない様に上を向けておきます。

ポイント
・腰椎の回旋
・骨盤の転がり運動

効果
・背骨(腰椎)の捻じれ運動と
 骨盤の転がり運動により付着する筋肉が
 ストレッチされます。

股関節の回旋運動

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~ How to ~
1.上向けに寝て、足は大きく開いた状態が
  スタート姿勢です。
2.足の位置を変えずに両方の膝をそれぞれ
  内、外に倒します。
3.骨盤を出来るだけ動かさずに、股関節の
  内旋、外旋を行います。
4.10往復程繰り返しましょう。

ポイント
・膝を内側に倒した時に出来るだけお尻が
 浮き過ぎない様に注意しましょう。
 ※効果的に股関節の内旋が行えます。

効果
・股関節の内旋、外旋を行う事で
 お尻の筋肉や股関節に付着する筋肉が
 ストレッチされます。
・骨盤と背骨の捻じれ運動により腰部の
 ストレッチが行えます。

股関節や骨盤に付着する筋肉がほぐれる事で

関節の運動や可動域が改善し

腰部にかかるストレスが減少出来ます。

また微動運動は深部の筋肉のリラックス効果が

あり、ストレッチだけでは緩まない深部への

アプローチが可能です。

是非ご自身で取り組んでみてください。

体幹トレーニングの効果的な方法 No6「バックブリッジ応用①」

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法 No6」
バックブリッジの応用編①となります。

以前にもバックブリッジ基本的な内容について
記事にいたしました。

応用編①としては段階的な強度アップ
競泳のストリームラインと関連付けた方法を
ご紹介します。

バックブリッジは背中やお尻、太ももの裏など

からだの背面を強化するエクササイズとして

多用されます。

ピラティスやヨガなどにも存在するエクササイズで

それぞれの流派でポイントや強調される事が

多少違いもありますが

・体幹の伸展(背中を伸ばす)

・股関節の伸展(お尻を持ち上げる)

・背筋、おしりの筋、太もも後面筋の強化

と大きな目的は変わりません。

私が指導している中での注意点として
アドバイスしている事は以下の点です。
・骨盤をやや後傾位にし、ドローインの状態を維持する
※骨盤が前傾し、腰椎が前弯すると腰が反りすぎる為
それを防止する為に、下腹部の活動が大切です。

・肩甲骨を内側、下方に引き下げ、胸郭を開く
※肩甲骨を安定させる筋肉を強化出来ます。

・挙げている状態でのからだの正中ラインを崩さない
※特に体幹部の姿勢を変えない様にします。

上記の目的や注意点を頭に入れて取りくんでみましょう。

シングルレッグブリッジ

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~ How to ~
1.上向きの状態からおしり、背中を持ち上げます。
※バックブリッジの基本形
2.挙げた状態で、一方の膝を伸ばし片足で支持します。
3.片足で支持した状態で5秒程キープします。
4.逆の足でも行い、一連の動作を10回程繰り返します。

注意点
・腰を反らせない

・胸を張る

・骨盤を前傾させない

・片足支持の際、真っ直ぐの姿勢をキープする

シングルレッグブリッジ(ストリームライン)

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~ How to ~
1.上向きの状態で両手を頭の上に組みます。(ストリームライン)
2.スタート姿勢の状態からおしり、背中を持ち上げます。
※バックブリッジの基本形
3.挙げた状態で、一方の膝を伸ばし片足で支持します。
4.片足で支持した状態で5秒程キープします。
5.逆の足でも行い、一連の動作を10回程繰り返します。

注意点
・肩甲骨を引き下げ、背中で支える

・腰を反らせない

・胸を張る

・骨盤を前傾させない

・片足支持の際、真っ直ぐの姿勢をキープする

※体力レベルやフォームの完成度に応じて
回数は調整してください。

・10回終わるまでおしりを降ろさずに行う事で
  強度が上げられます。

※今回は両膝にボールやクッションを挟む事で
内転筋の活動を同時に行える内容でご紹介しました。

チューブなどを使い、外転筋を同時に使うなど
バリエーションが他にもありますので
またの回でご紹介していきます。

体幹トレーニングの効果的な方法 No5 背筋エクササイズ応用

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法 No5」
背筋エクササイズの応用編としてご紹介します。

以前にご紹介した基本形からのバリエーションと
上半身との連動などを加えた応用になります。

前回はバックエクステンションという一般的な

背筋群のトレーニングを紹介しました。

このトレーニングでは
からだを反らせる力(伸展)
に働く筋肉を強化し、姿勢の改善や維持
日々の生活における肉体疲労のストレス耐性を
強化する効果がある
と解説してきました。

ポイントとしては、からだを反る動きの中で
腰を出来るだけ反らさず、
背筋の中でも上部・中部を使い、
肩甲骨を背面に引き込む事と
胸椎・胸郭を引き上げる事を強調しました。
その為にはドローインの状態
下腹部、お尻の筋肉の活動
重要であると解説しました。

これは背筋をトレーニングやリハビリ、

ダイエットプログラムに取り入れて指導した際

腰の筋肉ばかりで反ってしまい(腰椎の過伸展)

過剰に腰椎にストレスがかかったり、

腰の筋肉へのストレス負担が多くなる方が多いからです。

その為に指導する場合は上記で述べた事を意識して

取り組んでいただいき、しっかりと背筋に効かせる

事が出来ております。

この背筋を行うとどうも腰にくる・・・

という方はもう一度前回のポイントに注意して

取り組んでみてください。

それでは今回のエクササイズです。
バックエクステンション(応用編)

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~ How to ~
1.基本形の状態から手は顔の横に位置しておきます。
(①スタート姿勢)
2.肩甲骨同士を寄せ合うようにし、上体を持ち上げます。
(②写真うえ)
3.肩甲骨は下方・内側に引き寄せたまま、手を前方に伸ばします。
 (③写真した)
4.上体を挙げたまま、手を②の状態(写真うえ)に戻します。
5.①スタート姿勢に戻り、この一連の動作を10回繰り返します。

ポイント
・基本形と同様に、ドローインと下腹部、お尻の筋活動が重要です。
腰が反りすぎないように、注意しましょう。

肩甲骨を下方・内側に寄せ合い、菱形筋、僧帽筋の中部、下部を
 鍛えましょう。 ※下の図を参考

手を伸ばした状態でも肩甲骨を下方・内側に止めようとする事で
 肩甲骨の安定性に必要不可欠な筋が鍛えられます。

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今回は基本形の注意点を踏まえた上で

より、強度があがるバリエーションを

ご紹介しました。

特に競泳ではストリームラインを作る上で

重要な筋で、ポイントとなる使い方です。

詳細はまた次で解説していきます。

ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方[第二弾] 

今回は「ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方」
その第二弾とさせていただきます。

前回は仕事のパフォーマンスを下げる三大要素
ストレッチや体操などのセルフケアが
メンタルヘルスケアストレスマネジメント
効果があると解説しました。

痛みやコリの症状が強く、からだが明らかに疲労していると
人間の集中力が下がり、パフォーマンス発揮出来ません。

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それはビジネスパーソンでも
アスリートでも同じですよね。

アスリートは毎日ウォーミングアップやクールダウンに

ストレッチや体操、トレーニングを行い自分のフィジカルの

最適化を行います。

故障しやすい部分にはセルフケアやトレーナーの

手助けを借り、ダウンしてしまわないように

毎日注意をはらっています。

「アスリートは身体を使う事が仕事だから
 それぐらいの努力は当たり前だろ!」

という意見や指摘が聞こえてきそうですが。。。

私の考えはこうです。

アスリートは試合やレースでのピークパフォーマンス
発揮する為に日々努力にいそしみ、己を磨きます。
それがコンディショニングというものです。

ビジネスパーソンが現代社会のアスリートだと考えると

ビジネスでのピークパフォーマンスが必要な場面はいつでしょう?

商談やプレゼン、納品前など色々な局面が
考えられますね。
もし勝負所でフィジカル面の不安により
集中力の低下と
ピークパフォーマンスの発揮が出来なかったら・・・

気付いていないだけで、
実はもっと良いパフォーマンスが出来るのに、
コンディションのレベルやフィジカルが弱ってる
事で、能力を存分に発揮出来ていないとしたら・・・

それはすごく不幸だし、もったいないですよね。。。

ですので、ビジネスでもスポーツでも
求めるレベルの違いだけであり、
からだのコンディションを
高める事はとても大切で意味のある事だと
認識していただきたいです。

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体幹トレーニングの効果的な方法 No4「背筋エクササイズ」

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法」No4
(背筋のエクササイズ)についてご紹介します。

これまでにも多数体幹トレーニングを紹介し

その必要性や競技における目的・効果を

説明してきました。

出来るだけ、記事を見て頂いた方に

分かり易く、実用的で、効果的に行う

ポイントを伝える様に心掛けております。

今回も背筋群のエクササイズを

実際にお客様や選手に指導している様に

解説していきます。

ポイントを押えて頂けたら効果絶大ですので

下記を参考に是非とりくんでみてください。

今回はバックエクステンションの基本形
姿勢改善や腰痛予防に効果的です。

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バックエクステンション (基本形)
~How to~
1.うつ伏せの状態で手を頭の後ろに組み、軽く膝を
曲げておきます。 顔は下を向いたまま首や肩が
力まないように注意しましょう。
この状態がスタート姿勢です。

2.肩甲骨を背中に寄せあうように肘を挙げ、上半身
もみぞおち辺りまで床から浮かせます。

3.この時に出来るだけ腰を反らせない様にドローイン
の状態を作り、下腹部に力を入れておきます。
背筋と腹筋の両方に力をいれて、互いに引き合う
  様に行いましょう。

4.上半身を挙げた状態で5秒程キープし、これを
10回程繰り返しましょう。

ポイント
・下腹部に力を入れる事で腰椎の過度な前弯(反り)
 を減らします。

・上部~中部の背筋を鍛える事で、胸椎・胸郭を
 引き上げる効果があり、円背などの悪い姿勢に
 対して効果的に改善出来ます。

・柔軟性が乏しい方はスタート姿勢で曲げている膝を
 伸ばして行うと楽に行えます。

背中が丸くなり、肩が前に入る事で

悪い姿勢の典型例となり

肩こり、腰痛、首の痛みなどの症状が

発生しやすくなります。

筋力を鍛える事で、姿勢の改善・維持

日常の業務や生活での蓄積する疲労にも

耐えられる体力が向上出来ます。

タフな体作りの第一歩として

是非取り組んでみてください。

ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方

今回は少し角度を変えた切り口でコンディショニング
について書きたいと思います。

題して「ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方

日々の生活や仕事など暮らしの中で人間のからだは

何かしらのストレスや肉体的な負荷から、

疲労が蓄積します。

そしてそれは慢性疲労感肩こり腰痛といった

症状であらわれます。

これらの症状は不快感であり、ひどい場合は、

仕事の妨げや、寝込む事におちいってしまいます。

調べにより分かられているだけでも

日本人口の4人に1人が日常から腰痛に悩み、

女性では肩こり、頭痛といった症状が

男性よりも発症しやすい事が判明しています。

ビジネスにおいて、これらの不安要素は
パフォーマンスを低下させる三大要因です。

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毎日をベストコンディションであれば
どれだけハイパフォーマンスで、いきいきと
ビジネスに挑めるか・・・

しかし人間は動物です。そんな完璧にはいきません。

誰でも疲労は蓄積しますし、体調の波もあります。

こんな事を経験、または感じた事ありませんか?
同じ会社や職場、仕事仲間などで
「あの人いつも元気だな」
「○○さんはタフだな」
「いつも明るくて楽しそうだな」
という人が思い浮かびますよね?

元気な方達の特徴としては多いのは日々の生活以外に
あえて自分のからだに負荷を与えている事です。

・毎朝少し早めに起きて、散歩に出たりジョギングしたり
・仕事が終えた後、休みの日にからだを動かしたり
・ストレッチや体操のセルフケアを取り入れたり など

日々の生活+α がタフな体を作り
コンディショニングを整え
ビジネスでのハイパフォーマンスを
可能にしているのです。

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なぜ負荷をかける事が良いのか?
「筋トレすれば疲れるじゃないか!」
「走る時間あれば寝る時間が欲しい」
「しんどい時にやりたくない!」
「そもそもそんな時間がない!」
という意見が多いでしょう。

からだを動かす事で筋肉がほぐれ、血流が良くなり

肩こりや腰痛、肉体疲労が軽減出来ます。

また運動する事は脳にもストレス耐性を高める効果が

あり、汗をかきスッキリした感覚も味わえます。

結果として
・メンタルヘルスケアに効果がある

・ライフ・ワークバランスの充足が得られる

・ストレスマネジメントとして発散できる

事につながります。

先ずはこのマインドを持ち、からだを動かし
タフな体作りをしていく考えが重要でしょう。

続きは、また第二弾で書きたいと思います。

体幹トレーニングの効果的な方法 No3「フロントブリッジ」

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法」第三弾

としてフロントブリッジの応用編Part2

ご紹介いたします。

以前にもフロントブリッジについては

ベーシックアドバンスと数回紹介してきました。

今回はさらにバリエーションと強度を増やした
内容を解説していきます。
フロントブリッジ 解説 こちら
フロントブリッジアドバンス 開設 こちら

これまでにも体幹トレーニングの重要性や方法を

紹介してきましたので、ご存じの方も多いとは

思いますが、体幹はからだの軸となり

姿勢の維持や正しいフォームの安定感、

高いパフォーマンス発揮に必要不可欠です。

また日常の生活やビジネス現場においては

日頃から体幹を鍛える事で

キレイな姿勢と、締まった体だけでなく

体幹が安定する事で、疲れにくい

活力のあるフィジカルを獲得出来ます。

アスリートもビジネスパーソンも
先ずは下の写真を参考に取り組んでみてください。

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フロントブリッジ(アドバンスメニュー)
①フロントブリッジ+オープンリーチ
~ How to ~
1.肘ー膝のフロントブリッジがスタート姿勢です。
2.片方の胸を開く様に腕を真横に挙げて
肩甲骨をよせるようにします。
3.挙げた状態で5秒程キープします。
4.元のスタート姿勢に戻り、反対も同様に行います。
5.連続して交互に5回ずつ(10回)行います。

ポイント
・手を挙げて胸を開いた時に支える方の腹筋と肩甲骨の安定
  が重要であります。

 ・骨盤が傾いたり、腰が反るなどしないように注意しましょう。

 ・挙げた方の背中(肩甲骨周囲)の収縮を意識しましょう。

 ※腹筋と背筋を共同させ、尚且つ左右が別の働きを求められ
  トレーニングの難度は上がります。
  体幹部の固定+可動範囲が重要です。

②フロントブリッジ+シングルアーム(肘ーつま先)
~ How to ~
1.肘ーつま先のフロントブリッジがスタート姿勢です。
2.片方の手を真っ直ぐ前に伸ばします。
3.手を伸ばした状態で5秒程キープします。
4.元のスタート姿勢に戻り反対を同様に行います。
5.連続して交互に5回ずつ(10回)行います。

ポイント
 ・腰が反ったり、お尻や背中が高くならないように注意
  しましょう。

 ・肩甲骨が浮き上がらないよう、胸郭に安定させましょう。

 ・片手支持の時に伸ばした手は出来るだけ遠くに伸ばします。

 ・頭が下がらないように注意しましょう。

効果
 ・2つのエクササイズは共に腹筋群への効果が大きく
  正しいフォームで出来れば相当効きます。

 ・肩甲骨の安定が重要であり、広背筋や腹斜筋、
  前鋸筋の活躍に効果が有ります。

 ・体幹部を安定させた状態で肩や肩甲骨が
  大きく動かせる事が重要であり
  スポーツの動作にも活かされます。

これら2つのエクササイズは強度・難度と共に
 以前の内容より高いものになります。
 正しいフォームで取り組む事が重要ですので
 取り組む際はポイントを意識して試してください。

パフォーマンスを高めるための体幹トレーニング(No.1)

今回は「パフォーマンスを高めるための体幹トレーニング」と題して

オススメのエクササイズをご紹介いたします。

この内容はアスリートからビジネスパーソンにまで

全ての方々に意味のある内容となるので

是非参考にして取り組んでみてください。

今回ご紹介する内容は強度を示してあるので

皆さまの目的に応じてご活用していただけます。

先ずはご紹介するエクササイズから
下の図をご覧ください。

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ダイアゴナルエクステンション
①ベーシック編 (強度 弱め)
~ How to ~
1.四つばいの状態がスタート姿勢です。
2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。
3.伸ばした状態で5秒程キープします。
4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

ポイント
・下腹部はドローインを維持しましょう。

 ・手足は出来るだけ遠くに伸ばしましょう。

 ・腰が反ったり、背中が丸くならないように
  体幹部の形は出来るだけキープしましょう。

 ・体幹部に力を使う事でバランスが取り易くなります。

②アドバンス編 (強度 中程)
~ How to ~
1.肘ー膝のフロントブリッジの状態がスタート姿勢です。
2.対角になる手と足をまっすぐ伸ばします。
3.伸ばした状態で5秒程キープします。
4.スタート姿勢に戻り、反対側も行います。

ポイント
・ベーシック編と同様に体幹部の固定を意識しましょう。

 ※アスリートやトレーニング経験者の方は強度的に
  アドバンス編が効果的です。

  正しいフォームでゆっくり行う事で体幹部への
  効果はかなり期待出来ます。

効果を解説しておきます。
・体幹部を固定し、バランスを取る事で
腹筋、背筋、股関節周囲、肩甲骨周囲
からだの基礎になる部分の強化になります。

体幹部の固定、安定性は姿勢改善、運動時の姿勢、
スポーツにおけるフォームの維持、コンタクトの強さ
につながります。

・これらダイアゴナルエクステンションは
腰痛の予防、改善に多く取り入れられ行われています。

体幹の筋力アップは人間の柱を磨く事
人間のからだは骨・骨格に筋肉が付着し

それぞれの筋肉が活動し、引っ張り合い支え合う事で

重力に対した姿勢が保たれます。

建物で例えるなら基礎の鉄筋に流し込んだコンクリート
とでも言えましょうか。

これら体幹の筋力や働きが弱くなると、重力に対して

姿勢が維持できず、悪い姿勢へと道を歩みます。

姿勢・体幹 ⇒ 車で例えるボディ・車軸

どれだけ良い性能を持とうが、ボディ・軸が崩れては

その能力は発揮できません。

人間も同じではないでしょうか?

能力を最大限に発揮し、高いパフォーマンスをするため

には基礎であるボディ・軸・体幹・姿勢を鍛え

柱を磨く事が重要であります。

セルフケアに加え、からだを強くする事で

あらゆる現場で高いパフォーマンスを発揮できるように

是非取り組んでみてください。