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競泳選手の足首の痛み (体幹が弱い選手) 競泳専門のアスレティックトレーナー

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【競泳選手の保護者の方向け、ケア実践セミナーのお知らせ】

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水泳選手 ~足首の痛み~ 最新情報


 

今回は私のブログ記事の中で閲覧数が桁違いで多い記事を

ブラッシュアップいたします。

これまで150以上ある記事を書いておりますが、

その中でも閲覧数が飛びぬけて多く

「競泳」 「足首の痛み」 で Google検索すると

トップに出てくることも。 ※引っ越し前のブログですが。

 

競泳選手の足首の痛みは現場レベルで活動していると

意外と多い症例です。

 

 

特にジュニアオリンピックを目指す小学生、中学生など


 

からだの発育段階で、関節などが緩い時期に

フィンを使用したキック練習を多くおこなうと発症しやすい様に感じています。

 

特に女子選手は関節(足首の関節)が緩く、不安定な事が多いです。

これには水泳という競技特性が関係します。

水泳は水中での運動です。

重力が掛からないので、足首を固定する必要が

他の陸上競技に比べると必要ありません。

また競技力が高くなるにつれて、足首の底屈可動域(つま先を前に倒す動き)

が増加する傾向にあります。

これは底屈可動域が多く、柔軟性の高い選手の方が

キック動作で、より足首や足に水が掛かり、柔らかくしなやかな

動きが出来るからです。

 

水泳のキック力は柔軟性の高さが、大きく競技力に反映されます。


 

例えば練習前や練習後のストレッチで、お子様が足首の前を伸ばしている

姿を良くみませんか?  また選手同士でのストレッチも足首のストレッチを

多くやってませんか?

これは競技力に対しては効果的ではありますが、

足首の不安定性を高める、からだには負荷の高いストレッチとも

考えられます。

 

 

体幹の筋力が弱いと、足首を痛めやすい???


これはキックを打つ際の足の動かし方、使い方と関係します。

特にジュニアオリンピックを目指す選手や、ようやくJOに出れる

といった選手は、練習での努力により体力が向上する事で

レベルアップしてきました。

水中でのパフォーマンスは高くなっているけど、基礎体力や

陸上で自分の体を支えるのは苦手・・・

そんな選手が圧倒的に多いです。

 

これはJOのトップレベルの選手でも同じ事です。

要するに競泳を専門的にトレーニングしている選手は

水の中以外での体力要素や体が出来ていない事が多いのです。

 

それは体幹の弱さとして、評価出来ます。

 

試しにお子様に写真のトレーニングを60秒やってもらってください。(上の写真)

 

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どうですか?

まず 60秒 耐えられましたか??

小中学生レベルではほぼ60秒もたないでしょう。

⇒ 私が関わる小中学生は必ず60秒出来るように取り組ませます。

JOレベルの選手はもちろん当たり前のレベルです。

 

次に 下の写真の様に 真っ直ぐのラインから崩れてませんか?

フロントブリッジ 間違い例

 

これは腹筋や肩甲骨周囲が弱く支えられていない事と

または腹筋~背筋をバランス良く上手く使う事が出来てません。

⇒ この部分にはコツがあります。

どの部分を使うと出来る様になるのか?

どこを意識すれば良いのか?

直接アドバイスしながら伝える事で、選手自身が

感覚を身に着けてくれます。

 

体幹と足首がどう関係するのか??


 

体幹が弱い事で、ストリームラインが崩れてしまいます。

多くは腰が反って、ボディポジションが沈んでしまうこと。

この状態ではキックが入りません。

足にかかる水の感覚は弱いから、余計に足に水をかけようと

膝を曲げてキックをしてしまいます。

この状態のキックで、フィンを使用すると

膝から下だけのキックになり、足首への負担が急激に増えます。

 

膝が曲がるキックは抵抗が強く、太ももの前が過剰に疲れます。

要するにこのキックではパフォーマンスはあがりません。

そしてフィンを使う事で足首を痛める事に・・・

 

足首だけが問題なのではなく、その使い方や

負荷のかかり方を見直す事で、問題解決の糸口が見えます。

特にジュニアオリンピックへ行きたい!

という状態では競技力と基礎体力共に

JOの常連、上位進出者に比べると、差があります。

基礎体力をつける事で、パフォーマンスアップと障害予防の

両輪を回す事が可能になります。

 

足首の痛みはもちろん、パフォーマンスアップや肩や腰の故障で

お悩みのお父様、お母様は一度電話、メールでご相談ください。

 

 

体幹トレーニングの効果的な方法 No4「背筋エクササイズ」

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法」No4
(背筋のエクササイズ)についてご紹介します。

これまでにも多数体幹トレーニングを紹介し

その必要性や競技における目的・効果を

説明してきました。

出来るだけ、記事を見て頂いた方に

分かり易く、実用的で、効果的に行う

ポイントを伝える様に心掛けております。

今回も背筋群のエクササイズを

実際にお客様や選手に指導している様に

解説していきます。

ポイントを押えて頂けたら効果絶大ですので

下記を参考に是非とりくんでみてください。

今回はバックエクステンションの基本形
姿勢改善や腰痛予防に効果的です。

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バックエクステンション (基本形)
~How to~
1.うつ伏せの状態で手を頭の後ろに組み、軽く膝を
曲げておきます。 顔は下を向いたまま首や肩が
力まないように注意しましょう。
この状態がスタート姿勢です。

2.肩甲骨を背中に寄せあうように肘を挙げ、上半身
もみぞおち辺りまで床から浮かせます。

3.この時に出来るだけ腰を反らせない様にドローイン
の状態を作り、下腹部に力を入れておきます。
背筋と腹筋の両方に力をいれて、互いに引き合う
  様に行いましょう。

4.上半身を挙げた状態で5秒程キープし、これを
10回程繰り返しましょう。

ポイント
・下腹部に力を入れる事で腰椎の過度な前弯(反り)
 を減らします。

・上部~中部の背筋を鍛える事で、胸椎・胸郭を
 引き上げる効果があり、円背などの悪い姿勢に
 対して効果的に改善出来ます。

・柔軟性が乏しい方はスタート姿勢で曲げている膝を
 伸ばして行うと楽に行えます。

背中が丸くなり、肩が前に入る事で

悪い姿勢の典型例となり

肩こり、腰痛、首の痛みなどの症状が

発生しやすくなります。

筋力を鍛える事で、姿勢の改善・維持

日常の業務や生活での蓄積する疲労にも

耐えられる体力が向上出来ます。

タフな体作りの第一歩として

是非取り組んでみてください。