今回は「腰痛にならないためのセルフケア」と題して
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201601/04/89/c0362789_22594277.jpg?w=960&h=720)
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201601/04/89/c0362789_23001039.jpg?w=960&h=720)
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201601/04/89/c0362789_23002594.jpg?w=960&h=720)
今回は「腰痛にならないためのセルフケア」と題して
③バックブリッジ(背筋、おしり)
今回は「セルフケアツールを使ったコンディショニング①」
今回は「腰痛予防・改善の為の股関節のストレッチ」と題して
太ももの裏(ハムストリングス)のストレッチを
解説いたします。
ご紹介する内容はごく一般的な方法です。
現在腰痛を抱える方はもちろん、予防したい方
腰痛は無くとも、スポーツのセルフケアや
自身の体調管理などに十分効果的に
活用していただける内容です。
何度も観た事のある動作かもしれませんが
もう一度、方法、ポイント、効果を整理して
取り組んでみてください。
特に今回ご紹介するハムストリングスのケアは
これまでにも解説してきた
屈曲型(前屈動作)の腰痛のケア・予防に
関連するポイントとなる部位です。
車の運転が長時間続くと腰がツライ・・・
デスクワークで同じ姿勢で腰が痛くなる・・・
下のモノを拾う時や、靴下をはく動作がツライ・・・
これらの症状はハムストリングスやおしりの筋肉が
固くなり、骨盤の前傾可動域を制限している状態で
発症しやすくなります。
他の記事でご紹介しているストレッチやエクササイズも
合わせてご覧いただき、お役立てください。
⇒ 腰痛に関するケア、ストレッチの記事(リンク有)
( 1 、 2 、 3 )
太もも裏のストレッチ
~ How to ~
1.写真の様に、片方の膝を伸ばし、反対側の膝は
曲げた状態にしておきます。
2.この時出来るだけ骨盤を立てる様に(やや前傾気味)
姿勢を維持し、伸ばした脚のつま先は立てておきます。
3.伸ばした脚に上半身を被せる様に、両手でつま先を掴む、
もしくは膝をおさえます。
4.この時に出来るだけ、胸を太ももに近づける様に
からだを倒します。
ポイント
・骨盤を出来るだけ立てた状態で行います。
・おへそや胸を自分の太ももに近づける様に
からだを倒しましょう。
効果
・太ももの裏の筋肉が伸ばされます。
(ハムストリングスのストレッチ)
ストレッチで柔軟性を向上させる時のポイント
・反動をつけて伸ばさない。
・呼吸を止めない。
・伸ばしている筋肉に意識をむける。
・痛いところまで伸ばさない(気持ちいい範囲)。
・出来るだけリラックス(力を抜いて)にて行う。
・ゆっくり60秒程時間をかけて伸ばします。
※運動前のウォーミングアップなどでは
この方法は適しません。
クールダウンやリラクゼーションに役立てましょう。
上記でご紹介した内容はベーシックな内容です。
ポイントとして解説したことは
用途について述べました。
可動範囲の向上や、姿勢の改善には
筋や筋膜、腱の柔軟性が必要です。
柔軟性を増やすためにはストレッチが効果的であり
その方法もポイントでお伝えした様に
ゆっくりと時間をかけて、筋繊維を伸ばす事と
考えております。
効果を急ぎすぎたり、ポイントを無視すると
効果的なストレッチが行えません。
ご自身でも記事を参考に是非取り組んでみてください。
今回は「パフォーマンスを高める体幹コンディショニング」と題して
体側(からだの横面)のストレッチをご紹介します。
まずは脊柱(背骨)の動作を理解しましょう。
大きくこの3つの機能で働きます。
・前屈~後屈(屈曲~伸展)
・側屈(横に倒す動き)
・回旋(左右の振り向き、捻り動作)
これらの動作の可動域不足は
肩こり、腰痛はもちろん
様々な障害の発症に関連しています。
パフォーマンスを高めるためには・・・
コリや痛みを和らげる事は、作業の集中力を高め
生産性もあがります。
またからだのケアに取り組む事は
心身共に快適で、脳に良い行動です。
脳が快適、心地よい、気持ちいい
と感じた時に、心身のリラックスや
リフレッシュ効果が得られ、それは
その方のパフォーマンスを飛躍的に高めます。
この事をふまえた上で今回は側屈の
可動域改善にフォーカスした方法を
ご紹介します。
体側のストレッチ
~ How to ~
1.写真の様に片方の膝を伸ばし、反対側の膝は
あぐらをかくように曲げておきます。
2.曲げている膝側の腕を 伸ばしている脚の方へ
向かい大きく伸ばします。
3.この時に腕は頭の後ろを通る様に行います。
4.出来るだけ曲げた膝は床に押さえつける様にし
からだの側面を伸ばしましょう。
ポイント
・骨盤と肋骨の間を開く様に伸ばします。(青矢印)
・出来るだけ伸ばした手を遠くに運ぶように倒します。
・伸ばした脚の内側に肩を収める様に倒します。
効果
・肩甲骨の可動範囲を拡げます
・胸郭の側方の広がり
・脊柱、体幹の側屈可動域の改善
・骨盤、腰部周囲の可動性を改善
・腰部の筋短縮を和らげます。
(腹斜筋、広背筋、腰方形筋、肋間筋など)
オフィスなど座って出来ない場合の方法
写真の様に壁や柱などに両手を付いて
体を支える事で立ったままでも効果的に
体側のストレッチが行えます。
~ 競泳選手への効果 ~
体側の柔軟性低下は上記でも挙げた
肩甲骨、胸郭、脊柱、骨盤の可動性を制限し
肩の動きや、ローリング動作、キック動作
の制限因子となります。
またストリームラインを組む際に
これらに関与する筋肉が短縮していると
姿勢が作り辛く、代償して姿勢を作る事で
パフォーマンスの低下はもちろん
肩や腰、首の疲労が強まったり
故障するケースが多いです。
肩の痛みや腰の痛み(疲労)を
感じている選手は、一度体側の柔軟性や
ストリームラインの姿勢作りが
無理のない動きで出来ているのか
確認すると良いでしょう。
今回は「腰痛の改善に効果的なセルフケア」と題して
太もも裏のストレッチの続編と
骨盤の姿勢と腰痛の関係について解説します。
これまで腰痛の中でも屈曲型(前屈動作)での
腰痛発症パターンについて解説してきました。
おしりの筋肉や太もも裏の筋の短縮が
骨盤を後傾方向に引っ張り、
前屈動作における骨盤の前傾を制限します。
腰椎や腰部筋群への局所負担が増大し
疼痛発生に至ります。
おしり、太もも裏の短縮が改善する事で
腰痛の予防・改善は筆頭に
骨盤が後傾し、腰が丸くなる方など
効果的に姿勢を改善する事が可能です。
是非解説を読んでいただき
参考に取り組んでください。
骨盤の姿勢と筋の関係
図の左側の絵では骨盤が後傾方向に
引っ張られている状態を説明します。
・赤い点線部が固くなる事で
赤矢印の方向に骨盤が引っ張られます。
おしりの下部の筋、靭帯や
太もも裏の筋短縮が要因となります。
図の右側では骨盤の後傾姿勢が
腰椎を後ろに引っ張る様子と
太もも裏の筋短縮が骨盤を後ろ方向に
引っ張る様子を説明しています。
・ニュートラルの姿勢では太もも裏の筋の
短縮が改善している事と、骨盤の角度
(骨盤が立つ)様子を確認できます。
結果腰椎の正常な前弯が出ています。
ハムストリングスのストレッチ
これまでにも紹介したストレッチの方法です。
上記の図で解説した状態を改善するのに
効果的な方法となっております。
理屈を理解していただき
症状が改善するイメージを
もっていただければ
より一層と日々のストレッチなどの
セルフケアが腰痛の予防・改善や
パフォーマンスアップ、姿勢の改善など
それぞれの目的に対して
効果的に役立ってくれます。
是非継続して取り組んでいただきたい内容です。
今回は「オフィスで出来る腰痛対策」と題して
おしりの筋肉、太もも裏の筋肉といった
腰痛に関連する股関節周辺の筋肉を効果的に
伸ばすストレッチをご紹介します。
この数回は腰痛を取り上げ、その中でも
屈曲型と言った、前屈動作で起こる腰の痛みに
フォーカスして、疼痛発生のメカニズムや
具体的なセルフケアを解説してきました。
⇒ 腰痛に効果的なセルフケア(リンク有)
腰痛に効果的なセルフケア(股関節) (リンク有)
今回はビジネスパーソンがオフィスワーク中に
腰痛の改善・予防として取り組める内容を
ご紹介します。
~ How to ~
1.イスや机、壁など支えられる場所に手を置き
おしりを突き出す様にからだを前屈させます。
2.骨盤を前傾、背中を出来るだけ伸ばした状態で
太ももの裏やおしり、膝の裏が伸びる様に
上半身を倒します。
3.気持ち良く伸ばせる程度のストレッチを30~40秒
持続して行いましょう。
4.3Set程繰り返すと、太もも裏からおしり、腰が
軽くなった感覚を得られます。
効果
・太もも裏、おしりのストレッチ(ふくらはぎ、膝の裏)
股関節のストレッチ(おしり~腰)
~ How to ~
1.イスや机など支えられる場所に手を置き、
おしりを突き出す様にからだを少し前屈
させておきます。
2.軽く膝を曲げ、出来るだけ楽な体勢で骨盤を
前傾させておきます。
3.おしりを真横に大きく突きだし、上半身、頭は
おしりと反対方向に倒しましょう。
4.体重を傾けた状態で5秒ほどキープします。
反対も同様に行い、この一連動作を10回程
繰り返しましょう。
効果
股関節の内転、屈曲、内旋の動作を行います。
⇒ おしりの筋群を伸ばします。
ポイントを整理しましょう
ポイント
・おしりと頭、上半身はそれぞれ逆方向に倒し
からだを捻りましょう。 (図みぎの説明)
・足の軸よりも外側におしりを突きだし、股関節を
絞る様におしりを伸ばします。
※写真の状態では左の股関節、おしりが伸びています。
深層部では外旋筋群が伸びています。(左の図)
表層部では伸展、外転筋群が伸びています。
⇒ おしりの筋群の説明(過去の記事リンク)
腰痛に効果的なセルフケア(おしりの筋群)リンク有
今回もおしり、太もも裏の筋肉を伸ばす事で
股関節や骨盤帯周囲の筋肉の柔軟性を高め
腰部にかける負担や、筋肉を引っ張るストレスを
減らす事が可能になります。
写真やポイントを参考にしていただき
先ずはご自分でも取り組んでみてください。
「腰痛に効果的なセルフケア(おしり、股関節)」と題して
今回は引き続き腰痛の改善・予防に効果的なストレッチを
ご紹介いたします。
前回は屈曲動作(前屈・ぜんくつ)で腰の痛みを感じる
症状を取り上げ、それに対するケア方法を解説しました。
⇒ 前回の記事 (腰痛に効果的なセルフケア)
今回も前屈時の痛みを改善できるエクササイズと
何故疼痛が発生するのかを解説します。
疼痛発生の因子となる要素
・太ももの裏(ハムストリングス)
・おしりの筋群
・腰の筋群(胸腰筋膜)
・背中の筋群(起立筋群)
これら筋群の短縮
これら要素がもたらす問題点
・股関節屈曲の制限
・骨盤の前傾の制限
・体幹の屈曲の制限
何故疼痛発生にいたるのか?
これらの筋群が緊張し、固くなった状態では
前屈動作(前にかがむ)の際、骨盤の前傾を制限し、
その代償として腰を丸める事により、前屈可動域を補います。
すると固くなった腰背部やおしりの筋群が
腰を丸める代償動作により、筋・筋膜が余計に引っ張られ
その部位での疼痛発生につながります。
それでは具体的な方法の紹介にまいりましょう。
おしり、腰のストレッチ
~ How to ~
1.四つばいの状態になり、おしり、骨盤を
大きく右側に突き出します。
2.頭はおしりの反対側(左)に倒し、肘を曲げながら
床に近づけます。
3.4~5秒持続的に伸ばし、反対側の動きも同様に
行います。一連の動作を10回程行います。
ポイント整理
・頭と上半身は、おしり・骨盤と逆の方向に
捻り、床へ近づけます。
⇒ この時背骨が大きく横に側屈するように
行いましょう。
・おしりは出来るだけ、大きく横方向に
突き出しましょう。
効果
・写真では右のおしりと腰を伸ばしています。
※上の図 右側 黄色の枠で囲む部分
・右の股関節を屈曲、内転方向に動かしています。
⇒ 右のおしり、腰が伸びます。
・背骨が左方向に側屈しています。
⇒ 右側の腰や背部の筋群が伸ばせます。
写真では少々分かりにくいかもしれませんが
体重のかけ方や、おしりを動かす方向により
効果が大きく変わります。
写真と注意点、ポイントを参考に
是非取り組んでみてください。
とても効果の大きなストレッチです!!