腰痛に効果的なセルフケア(前に倒れる動作の痛み)

今回もパフォーマンスを最大限に高め、自身の能力を存分に
発揮するためのフィジカルコンディショニングを紹介します。

パフォーマンスを下げる要素は色々ありますが
今回は「腰の痛み」 腰痛にフォーカスした
内容で解説いたします。

題して「腰痛に効果的なセルフケア」
  ~ 前に倒れる動作の痛み ~

腰痛と一言に表しても

・どの動作で痛むのか

・どの部位が痛いのか

・問題の起こる部位はどこか

などにより、多く分類出来ます。

痛みが発症するメカニズムが違えば
治療のアプローチ
対症となる運動療法
もそれぞれ変わります。

痛みがどの様にして
どの部分につくられるのか? 発症するのか?

その方の姿勢や動作、柔軟性などどの様に関連し
何が問題点となっているのか?

個々に応じた正しいアプローチが出来ないと
痛みは改善出来ません。

今回は前屈動作(前に倒れる動作)
発症する痛みに対してストレッチを
ご紹介いたします。 c0362789_06570552

上の図みぎ をご覧ください。

背中が丸く、筋肉が上方に引っ張られ

またお尻の筋肉が固くなり、骨盤が後傾位

(後ろに傾く)の場合、腰の筋肉が

常に引っ張られた状態となり筋肉は固くなります。

この様な場合は骨盤の前傾(前に傾ける)と
股関節を屈曲(曲げる)動きの可動性を改善
する事が必要になります。

この骨盤の前傾、股関節の屈曲
制限する筋肉は

・腰部の筋肉(筋膜)
・おしりの筋肉(筋膜)
・太ももの裏の筋肉(筋膜)

になります。

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~ How to ~
①片膝抱え込み(写真うえ)

 1.上向けに寝た状態で片方の膝を胸に着ける様に
   抱え込みます。

 2.この時反対側の足は真っ直ぐ伸ばしたまま
   行いましょう。

②両膝抱え込み(写真した)

 1.上向けに寝た状態で両膝を胸に着けるように
   抱え込みます。

 2.出来るだけ、腰を丸める様に伸ばしましょう。

ポイント
・腰部をしっかり丸めましょう。

・膝は真っ直ぐに引き付けましょう。

効果
・おしり、太もも裏、腰の筋肉を伸ばせます。
・骨盤の後傾、股関節の屈曲を促します。

今回は屈曲型(前にかがむ、倒れる動作)
対症にしたストレッチと改善の方法を
ご紹介しました。

痛みが無くても、日頃のケアや
姿勢改善、スポーツのウォーミングアップなど
運用していただけます。
是非取り組んでみてください。