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腰痛に悩む方へ・・・ 改善・予防の運動プログラム②

腰痛に悩む方へ・・・ 改善・予防の運動プログラム②


今回は体幹トレーニングのフロントブリッジについて解説します。



・スポーツや運動時に腰が痛い、又は 運動後や翌日の腰痛・・・

・年に数回はぎっくり腰の様な突発的な腰痛がある・・・

・慢性的な腰痛にいつも悩まされている・・・

・下っ腹が出て太ってきた・・・


これら1つでも該当する方は基本的に体幹部の筋機能が低下

しているか、骨盤~腰椎の姿勢が悪化しているか。。。

腰痛のリスクファクターが存在するでしょう。




前回のバックブリッジとは対照的に、このエクササイズでは

体幹部の前面を主に働かせる事が出来ます。

  ※前回の続きとして合わせてご覧ください。



特に前面では腹筋群が内臓を支える役目を担います。

この腹筋群が低下してたり、姿勢的に腹筋群が働きにくい状態に

あると、腰椎、骨盤の安定性が低下し、内臓が下方に下がって

しまう事になりかねません。




腹筋群の機能低下は結果として腰痛になりやすい状態になります。

⇒ からだの前面で壁を作り、腰椎、骨盤を支える機能が低下していまい

 腰椎の前弯の増強や骨盤の前傾が過度に起こり、腰部へのストレスを

 増悪させてしまいます。。。


腰痛と姿勢の関係



背筋と腹筋の両方で、骨盤~脊柱を挟みこむ様に働く事で

骨盤~脊柱が安定し、動作時の痛みやスポーツ動作などでの

腰痛を予防していく事で出来ます。




フロントブリッジ

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まずは 下の写真から取り組んでみましょう。

肘 - 膝 で支える事により、体幹を支える長さが短いので

その分負荷が軽く、正確に体幹部に効かせる事が出来ます。


体幹トレーニングに慣れていたり、体力のある方は

上の写真の方法で取り組みましょう。

☆60秒間キープ を 3Set 繰り返しましょう。



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上の写真は間違ったフォームの例です。

特に女性は上の写真の様に、腰が反ってしまいがちです。

体を一直線で保てるようにフォームに注意しましょう。



ポイントになるのは、やはりからだの中心部から順番に力と形を作る


事にあるようです。決めてはドローインが重要。
よく見られる間違いのフォーム


1.腰が反っている

2.肩甲骨と胸郭が分離している

3.背中が丸くなっている

4.頭が下がり肩に力が入る


それぞれに重なる点もありますが、これらの間違いは多く遭遇します。

体幹トレーニングは、からだの中心部を鍛えるので軸が安定する

感覚と、姿勢を安定する事が得られます。

スポーツだけに限らず、健康管理や仕事でのパフォーマンスや

姿勢やスタイルを維持、向上させるセルフプロデュースにも効果的です。



どんなトレーニングやストレッチでも共通して言える事ですが

重要な事は、体のどの部分を使い、どの部分が伸びているのか?

をより意識する事です。

感覚を巡らせる事で脳~筋肉の神経伝達が促され効果が生まれます。

トレーニングが見た目で同じフォームや形が出来ていても

体の感覚とずれていたり、使ってほしい筋肉が間違っている事もあります。

これでは効果が生まれませんので、注意しましょう。


フロントブリッジのポイント

効果的な方法(ポイントとなるフォーム)

・あごを引いて頭からつま先を一直線にする

・骨盤を後傾気味にする(ドローイン)


ポイント

・つま先を曲げたまま、足先方向に軽く押す事で

 お尻やハムストリング、に力が適度に入ります。


・両肘を外に押し広げる様に力を入れる事で

 肩甲骨を支える筋肉が活動します。


⇒ 肩甲骨を上手く固定できていない例も多いです。

 2つのポイントは普段指導している際に効果的ですので

 是非意識してみてください。




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腰痛に悩む方へ・・・ 改善・予防の運動プログラム①

腰痛に悩む方へ・・・ 改善・予防の運動プログラム①


 

今回は体幹トレーニングのバックブリッジについて解説していきます。


このエクササイズは運動習慣に有無に関わらず


腰痛の改善・予防にメリットのある姿勢改善にむけて


効果的な種目です。




アスリートであれば競技力の向上や障害予防を目的とし

一般の方や高齢者の方々にはリハビリや体力作りにも

よく取り入れるエクササイズです。



取り組みも簡単で分かり易いという利点がありますので

運動習慣の無い方々にも安全に実施していただけます。


※ 前回の記事 を先に読んで頂く事で
  より目的や理論を理解していただけます。

 「なぜ腹筋・背筋が必要なのか・・・」


バックブリッジ (下の図をご覧ください)

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このエクササイズは体の背面を強化出来ます。


「背中が丸くなってしまう・・・」


「背中や腰がだるくなる・・・」


「肩こりや首がツライ・・・」

これらの不快な症状は原因として、元々の姿勢が関係します。

背筋を鍛える事で、前方に丸く下がりがちな

 上半身や頭を後方から引っ張り支えてくれます。(下の図参考)

※左側の姿勢モデルは腹筋・背筋の機能が低下したパターン

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エクササイズのポイント

・ 背骨を伸ばす様に体を持ち上げます。

・ 肩甲骨を背中で寄せ合う様に行います。

・ お尻を締めるように力をいれておきましょう。

・ 腰が反らないようにお腹に力を入れておきましょう。

※ドローイン と言うエクササイズも同時に行う事で
   
   腹筋と背筋の同時収縮が高まり、より体幹の安定に

   効果が得られます。  ⇒ ドローインについて


体幹トレーニングは体力作りやリハビリ、アスリートのトレーニングまで

幅広い層の方々に効果的であり、予防や改善に活用出来ます。

特に姿勢改善は様々な症状の根本的な改善に効果的ですので

是非参考にして取り組んでみてください。

 

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なぜ腹筋・背筋が必要なのか・・・

なぜ腹筋・背筋が必要なのか・・・


今回は姿勢の保持に対して腹筋・背筋が

どんな役割を担って言えるのかを解説します。



体の各部位で抱える不快症状や痛みは、

対症療法だけでは改善しません。



原因となる姿勢や動きを改善し

根本的な改善を考えましょう。




その為には筋力や柔軟性、関節運動などの問題点に

応じた、筋力トレーニングやストレッチ、セルフケアなど

運動療法を用いた積極的な取り組みが必要です。




・肩こり

・首の痛み

・背中の痛み

・腰の痛み

・股関節の痛み

・膝の痛み




痛みや症状のきっかけが、はっきり分からない様な


場合は日常の体の動かし方や、その方の姿勢自体が


問題であるケースがほとんどです。






姿勢パターンを構築する要素を2つの点で考えてみましょう。


1.筋・筋膜の短縮 (柔軟性の低下)


2.筋の機能低下  (筋の不活動、筋力低下)



この2つの要素を知る事で姿勢の改善が

より理解しやすくなります。

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1.筋・筋膜の短縮 (柔軟性の低下)

 筋や筋膜が固くなり短縮する事で

 その筋群で構成される面が縮んでしまいます。

 筋が固くなり短縮する事で、その方向に引っ張る力が

 存在します。




2.筋の機能低下  (筋の不活動、筋力低下)

 筋の作用(働き)が働く事で、重力に対して

 体を支える役割をしています。

 筋の活動や筋力が弱いと重力に対して

 正しい位置で関節を支える事が出来ません。




 これら2つの要素が複雑に絡み合う事で

 骨格を支え、姿勢のパターンを作っています。


腹筋・背筋 と 姿勢 の 関係

反り腰姿勢の解説

上の図は 腹筋や背筋の筋力低下や機能低下が

姿勢とどの様に関係しているのかを簡単に表しました。

膝や腰、肩の痛みや不快症状が起こる原因が

よりイメージしていただけると思います。

腰痛と姿勢の関係


上の図を見てお分かり頂けると思いますが、

体の後面は背骨があり、骨で支えられています。

対して前面には骨がありません。

したがって腹筋の働きが前で壁を作り

体を支える事が必要になるのです。

前の壁が弱くなると、後にその分の負担が加わるのは

簡単にイメージできますね。。。

腰痛になる簡単なメカニズムも知っていただけたと思います。

具体的だストレッチやトレーニングは

また別の機会でご紹介します。

※ 過去の記事でも複数のプログラムを紹介しています。

 そちらも合わせてご参考にしてください。

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長く座っていると辛くなる腰部の痛み・・・

長く座っていると辛くなる腰部の症状にオススメのセルフケア


 

今回はデスクワークや座っての作業、車の運転などが多く、

その際に感じる腰部股関節不快症状、痛みを和らげる

セルフケアの方法をご紹介します。

※腰痛に関する以前の記事も合わせてご参考にしてください。

腰痛の発症要因として

・筋疲労

・運動不足

・柔軟性の低下

・筋力低下

・関節可動域の低下

・悪い姿勢

・体重増加 など

特に股関節の可動域制限は腰痛との関係性が大きく

腰部の症状で悩まれる方はほぼ、ここに問題点が存在します。

 


股関節の屈曲制限(膝を抱える際の可動域)

股関節屈曲のセルフチェック

 

上の写真と説明を参考に

先ずはご自身で股関節の可動域をチェックしてみましょう。

・ 股関節の前がつっかえる

 ・ 伸ばしている膝が曲がってしまう

 ・ 膝を真っ直ぐ引き付けられない

⇒ これらのポイントに該当する方は

  股関節の屈曲制限があります。

 


股関節の屈曲制限がもたらす悪姿勢

股関節可動域が狭くなると骨盤が後傾する

 

上の写真は骨盤の傾斜と背骨の弯曲を表したものです。

股関節の屈曲制限(固い状態)があると

イスに座っている姿勢が左の状態に陥り易くなります。

 左の写真  股関節 屈曲制限

⇒ 骨盤後傾位 (後ろ方向に傾いた状態)

⇒ 腰椎後弯 (腰椎が後方に弯曲する状態)

⇒ 円背姿勢 (背中が丸くなりやすい)

 

 

腰部の発症機序

 

上記の写真のように

股関節が固い状態では長時間の座位姿勢が

腰痛を招くのは一目瞭然ですよね。。。

 

また人間の体は

立っている時よりも、座っている時の方が

腰部に掛かるストレスは大きくなります。。。(下の図参考)

座位がもたらす椎間板へのストレス

 


 

腰痛の改善・予防には股関節の柔軟性獲得が重要

まずは今回は自宅やマット一枚あれば出来る方法を
2つご紹介します。
骨盤の転がし運動

 


~ How to ~
1.上向きに寝て、両膝を曲げた状態が
  スタート姿勢です。
2.両膝を閉じたまま、左右に大きく膝を
  倒します。
3.10往復程転がし運動を繰り返しましょう。
※上半身は肩が離れない様に上を向けておきます。
 
ポイント
・腰椎の回旋
・骨盤の転がり運動
 
効果
・背骨(腰椎)の捻じれ運動と
 骨盤の転がり運動により付着する筋肉が
 ストレッチされます。
股関節の回旋運動

 

~ How to ~
1.上向けに寝て、足は大きく開いた状態が
  スタート姿勢です。
2.足の位置を変えずに両方の膝をそれぞれ
  内、外に倒します。
3.骨盤を出来るだけ動かさずに、股関節の
  内旋、外旋を行います。
4.10往復程繰り返しましょう。
 
ポイント
・膝を内側に倒した時に出来るだけお尻が
 浮き過ぎない様に注意しましょう。
 ※効果的に股関節の内旋が行えます。
 
効果
・股関節の内旋、外旋を行う事で
 お尻の筋肉や股関節に付着する筋肉が
 ストレッチされます。
・骨盤と背骨の捻じれ運動により腰部の
 ストレッチが行えます。
 

股関節や骨盤周辺に付着する筋肉がほぐれる事で
腰部、股関節周囲の関節可動域が改善し
デスクワークなど長時間の座位姿勢における
腰部にかかるストレスを減少する事が出来ます。
今回は2つのセルフケアをご紹介しました。
オフィス環境などでイスに座った状態で取り組める
方法も以前にご紹介しています。
下記のリンクからご覧ください。
アスレティックトレーナー 藤野絢也
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~集中力を高める整体~
ふじの整体研究所
「ハイクオリティな整体をご自宅等へお届けいたします」
(京都、訪問整体、パーソナルトレーニング、アスレティックトレーナー)

首や肩の慢性的な症状を改善するセルフケア

今回はデスクワークや事務作業の多い方に向けて

「首や肩の慢性的な症状を改善するセルフケア」と題し

ご自身で改善・予防に取り組んでいただくためのストレッチを

ご紹介いたします。


大型連休明けのこの時期に、楽になってたはずの症状が

また再発しているなど、多く耳にします。

休み中に積み重なった筋疲労は改善出来ても

デスクワーク中の姿勢の癖や、元々の体の姿勢などは

改善されておりません。

ましてや休み中にゴロゴロと寝てる時間やスマホ、パソコンを触る時間

が多かったりすると、通常のリズムに戻ったとたんに

感じるダメージは、通常以上にひどいはずです。

適度な運動や刺激をからだに与えないと、筋肉は衰えてしまい

5~6キロ程ある人間の頭を支える事がしんどくなってしまいます。

ただ休めるだけでなく、からだを動かし、今より少し強く、タフにしていく

意識を心掛けてみてください。


 

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姿勢が大きく関係する

・背中が丸い

・肩が前に入っている

・腰が曲がる

などなど・・・

姿勢が悪い場合、その崩れたバランスを補うために

からだの各部位でバランスを保つために補う

代償が起こります。

首の場合には背中が丸くなる事で、頭、頸が

前方に位置し、その頭を持ち上げるために首が

代償しているケースが多くあります。


 

これは座っている姿勢と頭の位置・角度が関係します。

作業に集中している時の自分の姿や姿勢は

認識が難しく、どうなっているかは分かりません。

作業が続くにつれ、首や肩が痛くなり

酷くなれば集中力が落ちて

結果的に作業効率や生産性が落ちているなんてことが

当てはまるのではないでしょうか??

先ずは例に挙げた姿勢と頭や首の位置・角度を

意識してみてください。


 

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まずは首から肩にかけてのストレッチです。

写真のポーズを参考にしていただき

ゆっくりと呼吸を止めない様に、心地いい程度の

ストレッチ感で30~40秒を目安に2Setずつ繰り返しましょう。

 


 

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次に土台となる姿勢を改善するストレッチを行いましょう。

写真を参考に、一連の動作を10回、2~3Set繰り返しましょう。

このストレッチは

骨盤 、 背骨 、 胸郭 、肩甲骨 といった

土台となる部分の運動が組み込まれています。

首や肩、又は腰や背中などツライ症状で訪れる方のほぼ全員は

この土台部分の可動性や姿勢が退化しています。

根本である姿勢を改善させる為には

先ずはその部分が動くようにしなければいけません。

是非参考にしてみてください。

 

 

※体幹部のストレッチは他の記事も是非ご参考にしてください。

※是非Twitter、FaceBook も よろしくお願いします m(__)m

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ふじの整体研究所  藤野絢也

膝の痛みが治らない訳

今回は「膝の痛みが治らない訳」と題して
 
膝の痛みでお悩みの方々に対して
 
痛みの改善や予防に対する考え方と
 
方法をご紹介したいと思います。
 

・膝が痛くて病院へ通っている方
・整骨院・接骨院へ通っている方
・トレーニングジムに通っている方
・または放置している方
膝が痛いからと言って
 
膝のケアや治療、ストレッチだけしていても
 
改善には至りません。
 
もちろんただ待っていても治りません。
 
 
痛みが出るには、組織が損傷や炎症を起こす原因となる
 
ストレスが加わっています。
 
そのストレスは動作や関節の動きが問題です。
 
よく負荷がかかり過ぎたとか、使い痛みという様な
 
言葉を聞きますが、真面な関節位置と
 
関節運動が行われていれば、早々痛みは出にくいものです。
 
改善させるためには、その関節位置や関節運動を
 
正しく、適した状態にセットする必要があります。

土台の部分からセットしなおす事が大事
 
動きの機転はどこからなのか?
 
関節のズレや捻じれの基本部分はどこなのか?
土台部分に左右差やアンバランスが大きい場合
 
またその姿勢や関節位置の崩れが
 
膝などの各関節の疼痛発生原因に大きな影響を
 
与えているのであれば、
 
それを解消する必要があります。

今回はその土台部分である
 
骨盤、股関節、脊柱、体幹部の
 
ストレッチをご紹介します。
 


骨盤、股関節周辺の動きを改善し、可動域と
 
関節の適合性を改善させます。


 

 

胸椎の伸展と骨盤の前傾を促す事で
 
背中が丸くなり、後方重心になりがちな
 
体幹部の姿勢の改善を行います。

 

腰痛にならないためのセルフケア②

今回は「腰痛にならないためのセルフケア②」と題して
 
自宅やオフィスなどでご自身で取り組んでいただける
 
腰痛の改善・予防の方法をご紹介します。

 
テニスボールを使ったセルフリリース
今回セルフケアに使うツールはボールです。
 
固さや大きさなどで、硬式テニスのボールが
 
やり易いと思います。
 
固くなった筋・筋膜を直接ボールで圧迫し
 
コリや張りを和らげます。
 
腰や肩だけでなく、股関節やお尻を解す事で
 
骨盤、股関節から腰部に与える緊張を緩め
 
腰痛が解消されます。
 
写真を参考に取り組んでみてください。

~ How to ~
(写真ひだり) 腰部のケア
  1.上向けに寝た状態で両膝を曲げておきます。
 2.腰の下にボールを敷いて、両膝を軽く倒します。
 3.体重がボールにのる事で腰部の筋肉が圧迫されます。
 
 4.いた気持ちいいレベルの強さで軽く圧迫しましょう。
 5.2~3分を目途にし、長時間の圧迫は控えましょう。
 ※痛みを伴う強さや、固い物では筋線維を痛みる可能性
  がありますので、実施には注意してください。
(写真みぎ) 殿部のケア
 1.上向けに寝た状態で片膝を曲げておきます。
 2.お尻の下にボールを敷いて、膝を倒したり立てたりし動かします。
 3.体重がボールにのる事で殿部の筋肉が圧迫されます。
 4~5. 同様に行います。
 マッサージする部分はポイントを
 適当に変えながら行いましょう。

~ How to ~
 (写真ひだり) 股関節のケア 
 1.横向けに寝た状態で両膝を曲げておきます。
 2.股関節外側の下にボールを敷いて、体重をのせます。
 3.股関節の外側の筋肉が圧迫されます。
 4.いた気持ちいいレベルの強さで軽く圧迫しましょう。
 5.2~3分を目途にし、長時間の圧迫は控えましょう。
 ※痛みを伴う強さや、固い物では筋線維を痛みる可能性
  がありますので、実施には注意してください。
(写真みぎ) 背部のケア
 1.上向けに寝た状態で両手で頭を支えます。
 2.肩甲骨の内側の下にボールを敷いて、体重を適度に
   のせます。
 3.肩甲骨の内側~背中の筋肉が圧迫されます。
 4~5. 同様に行います。

 


 

 

 
柔軟性が向上します。
 
強さ等には注意しながら取り組んでいただければ
 
肩こりや腰痛など慢性的な症状は
 
その方が日頃とっている姿勢によって
 
筋が緊張し、血流の循環障害が起こり症状がおこります。
 
日頃から背中や腰、おしりなど大きな筋群を解す事で
 
コリや張りを和らげ疼痛を予防します。
 
またストレッチや体操と並行して行う事で、
間違いなく効果があります。
 
是非参考にしてください。

 

腰痛にならないためのセルフケア

今回は「腰痛にならないためのセルフケア」と題して


日頃時間がとれずに運動不足の方
 
慢性的な腰痛で悩まれている方に向けた
 
腰痛の解消と予防に効果的なセルフケアを
 
まとめてご紹介いたします。
 
 
3つのエクササイズで構成されたプログラムに
しています。
 
ポイントは「背骨を解す」
 
 
 
年齢と共に筋、腱などが固くなり
 
関節はどんどん動かなくなります。
 
中でも脊柱(背骨)著しく柔軟性を
 
低下している事に気付くと思います。
 
・前屈が出来ない
 
・腰を反らす事が出来ない
 
 
 
子供のころは簡単に出来ていたマット運動
 
今同じ様に出来ますでしょうか?
 
ブリッジ・・・  後転・・・
 
体が固くなり柔軟性を必要とする動きは
 
極めて困難になってるはずです。
 
その結果として
 
姿勢が悪くなり・・・ 胴体周りに脂肪がつき・・・
 
肩こりや腰痛に悩む方が多くなってます。。。
 
 
日頃の健康管理やリフレッシュに
 
このプログラムを取り入れて
 
腰痛の改善、予防とダイエットまで
 
成功させてください。
 
 

①ペルビックティルト

 
~ How to ~
 
1.四つばいの状態になり、おへそをのぞきながら
  からだを丸めます。
  背骨が上方向に引っ張られるように丸まりましょう。
 
2.次は天井を見上げるように顔を上に向け
  背中を反らせるように伸びます。
 
3.丸くなる動きと、背中を反る動きを交互に
  行いましょう。
 
4.一連の動作をゆっくり10回程繰り返します。
  2~3Set行いましょう。
 
※骨盤の前傾、後傾を意識しましょう。
 
※背骨がバネの様に伸び縮みするイメージで行います。
 
※肩甲骨や胸郭も開く、閉じるの動きが入ります。
 
 
 
  
②胸椎~腰椎 伸展のストレッチ

~ How to ~
 
1.うつ伏せの状態になり両手で上半身を押し挙げます。
  ※みぞおち辺りまで体を起こしましょう。
 
2.お尻を突き出す様にし、胸を床に着けます。
  ※背中を反らす様に胸や肩を伸ばします。
 
3.各30秒程度キープします。
 
4.3~4回づつ繰り返しましょう。
 
③体側のストレッチ

~ How to ~
 
1.タオルの両端を手で持ち、頭の上に挙げます。
 
2.骨盤と肋骨の間を開く様に体を真横に倒します。
  ※背骨が横方向に伸びている事を意識しましょう。
3.20~30秒キープし反対も行います。
 
4.5~10回程繰り返しましょう。

腰痛予防に効果的な体幹トレーニング

今回は「腰痛予防に効果的な体幹トレーニング」と題して
 
腰椎~骨盤の安定性を高めるトレーニングをご紹介します。
 
 
腰痛を訴える方は随分多くおられますが
 
約8割程の症状は病的な所見が確認されない
 
疲労や運動不足による不定愁訴と言われてます。
 
その大半数は筋・筋膜で起こる痛みであり
 
ストレッチセルフケアトレーニングでの
 
改善や予防が特に効果的であります。
 
・ハードなトレーニングを積み重ねるアスリート
 
・同じ姿勢でのデスクワーク
 
・運動不足による筋力低下 など・・・
 
様々な世代の、あらゆる層の方々に
 
この方法は効果的です。
 
 
また体幹の筋力は日常生活とは別の形で
 
鍛えたり、刺激を与えておかないと
 
すぐに弱り、その結果が
 
姿勢の悪化
股関節痛
膝痛
肩こり 
 
など様々な症状に繋がります。
 
若さを保つためにも体幹から
 
鍛える事を意識してください。
 
 
①ドローイン (腹筋)

~ How to ~
 
1.うつ伏せに寝た状態でお腹を凹ませます。
 
2.凹ませた状態で5~10秒キープしましょう。
 
3.10回程繰り返し、2~3Set繰り返します。
 
※ウエストのキツイ服を着る時の様にお腹を凹めます。
 
※骨盤を後傾させる様に行いましょう。
 
※どのエクササイズにもドローインを取り入れると
 効果的です。
②ダイアゴナルエクステンション (腹筋、背筋)

~ How to ~
 
1.四つばいの状態から対角になる手と足を浮かせて
 真っ直ぐ前後方向に伸ばしましょう。
 
2.一直線に伸ばした状態で5秒程キープします。
 
3.10回程繰り返し、2~3Set行いましょう。
 
※ドローインを維持しながら行いましょう。
 
※手足は出来るだけ遠くに伸ばします。
※からだが傾いたり、捻じれたりしない様に注意しましょう。

③バックブリッジ(背筋、おしり)


~ How to ~
 
1.上向きに寝た状態でお尻、背中を持ち上げます。
 
2.膝から肩の辺りまでを一直線にし5秒程キープします。
 
3.10回程繰り返し、2~3Set繰り返しましょう。
 
※背筋、おしり、太もも裏の筋群を使い、からだを持ち上げます。
 
※下腹部の力を抜かない様に注意しましょう。
 
※腰が反らない様に注意しましょう。
筋肉に負荷を与える事で
 
余計に疲労する
 
また痛くなる
 
という不安もあると思いますが
 
筋を収縮させる事で血流が増進し
 
細胞の代謝が促されます。
 
どっしりと安定した感覚と
 
背筋がシャキッとした感覚を
 
体感していただけると思います。

 

首のコリを和らげるセルフケア

今回は「首のコリを和らげるセルフケア」と題して
 
ご自身で取り組んでいただける首のストレッチと
 
姿勢改善やトレーニングの方法をご紹介します。
 
 
首の痛みやコリは頭や首の位置が大きく関係します。
 
即ち姿勢が悪いと首にも良くありません。
背中が丸くなると、頭、頸が前方に位置し
 
首を後ろに反らせる角度が強まります。
 
 
肩や肩甲骨も上に挙がるので
 
肩こりの原因にもなります。
 
 
首周囲の筋群をストレッチやセルフリリースで
 
リラックスさせて、正しい位置に戻しやすい
 
環境を作りましょう。

~ How to ~
 
1.片方の手で頭を持ち、真横に倒します。
 
2.反対側の手の甲を背中に当てます。
 
3.頭と肩を引き合うように伸ばします。
 
 
効果
 
・僧帽筋、肩甲挙筋
 
・斜角筋
 
・胸鎖乳突筋

~ How to ~
 
1.一つ目のストレッチと同様に頭を真横に倒します。
 
2.目線を上、下に動かしアゴの位置や首の角度を変えます。
 
3.それぞれ伸びる部分が変わってくることを感じましょう。
 
 
 

~ How to ~
 
1.上向けに寝た状態を基本姿勢とします。
 
2.首の後ろのスペースをつぶす様にアゴを真下に
  引き込みます。
 
3.後頭部の下から首のラインが伸びている事を
  感じながら5~10秒キープします。
 
4.10回程繰り返しましょう。
 
※緩い力で最初は小さい動きから行いましょう。
 
 
効果
 
・頚部の深部屈曲筋の活動促進
 
・頚椎、頭部のアライメント改善
 
・姿勢改善
 
首周囲のストレッチを行った後に
 
頚椎、頭部のアライメントを改善させ
 
その位置での安定感を高まる事で
 
コリの改善と姿勢の改善が行えます。
 
姿勢を改善させる事が予防になりますので
 
それを意識して取り組んでください。