タグ別アーカイブ: パフォーマンス

ハイパフォーマンスを可能にするファンクショナルストレッチ②

今回は前回の記事でご紹介したエクササイズ
解説編としてご紹介します。
「ハイパフォーマンスを可能にするファンクショナルストレッチ②」

パフォーマンスを高めるために

自己の体調、からだをコンディショニングする事

アスリートでもビジネスパーソンでも、誰でも同じです。

自身のからだで表現する事が全てであり

良いパフォーマンスを発揮するためには

自身のからだが最良の状態でないと

可能となりません。
⇒パフォーマンスを高めるための・・・(リンク有)

またアスリートは当然のことですが

ビジネスパーソンや俳優さん、舞台での演者さん、

などでも個人のパフォーマンスにこだわりを持ち

より良いハイパフォーマンスの発揮を可能にする為に

自身のからだをコンディショニングする方が増えています。

このブログで紹介している内容も多く運用されています。

毎回読んでいただけてる方々も

是非ここで紹介している内容を試していただき

自身のより良いコンディションと

ハイパフォーマンスの発揮にお役立ていただきたいと

日々考えております。

胸椎・胸郭のストレッチ、エクササイズ(応用)

c0362789_00283101

~ How to ~
・前回紹介したエクササイズをご参照ください。
1.肘を伸ばした状態で同様に行いましょう。

ポイント
・手を斜め上に挙げる際は親指側から
 情報に挙げましょう。

・骨盤の側方移動や前傾、回旋などが
 起こらない様に、体幹部を固定しましょう。

・肩甲骨を背中に引き寄せる様に手を挙げましょう。

c0362789_00291930

効果
・前回紹介した形よりも手を伸ばす事で
 アームが長くなり、少し強度を挙げる事が
 出来ます。

 実際の動作にも近づける事が出来るので
 競泳だけに限らず、テニスや野球、バレーボール
 などオーバーヘッドのストローク動作がある
 スポーツには効果的なエクササイズです。

このエクササイズでは胸郭の回旋、胸椎の伸展

主に引き出すファンクショナルストレッチと

紹介してきました。

今回ご紹介したバリエーションでは

肩甲帯を安定させる筋肉の導入の作り出す様に
出来ております。(上の図)

胸郭の回旋に伴い、肩甲骨も上方回旋をしつつ

しっかりと胸郭に張り付いている事が必要であります。

この肩甲骨の運動が上手く行かない場合は

タイミングのズレや肩甲骨と胸郭の位置関係が悪くなり

運動時の安定性の欠落と肩関節周辺組織への

ストレスを生み出す結果に繋がる可能性があります。

理屈を理解して取り組む事が、効果を左右しますので

しっかり意識して取り組んでほしい内容です。

体幹トレーニングの効果的な方法 No7「サイドブリッジ基礎」

今回の記事では体幹トレーニングについて解説します。
題して「体幹トレーニングの効果的な方法 第7弾」
これまでにもフロントブリッジ(過去の記事)
バックブリッジ(過去の記事)
体幹を安定させるスタビライゼーション系
エクササイズを解説してきました。

体幹トレーニングも
まえ、うしろとやりましたので、
今回はよこ(体側)サイドブリッジを紹介します。
様々な方法がありますが、先ずは基礎からという事で
簡単なエクササイズから取り組んでみましょう。

サイドブリッジ(基礎編)

c0362789_23305725

~ How to ~
写真①
1.横向きの状態で肘~前腕と膝を使いからだを支え
  お尻、上半身を浮かせます。
2.ブリッジの下に三角形が出来る様に行います。
3.頭から膝まで体幹を一直線に保ちます。
4.上側になる膝を浮かせて、下側の膝片方で
  支えます。
5.この状態で30~60秒キープします。

写真②
1.写真①の状態から上側の手と足をそれぞれ
  遠くに伸ばします。
2.手足を伸ばし、より負荷が上った状態でも
  体幹部を一直線に保ちます。
3.この状態で30~60秒キープします。

効果・ポイント・注意点

c0362789_23381075

1.伸ばした手足は出来るだけ真っ直ぐ遠くに伸ばします。

2.上半身を支える際、肩が前や上方に動かない様に
  肩甲骨・肩関節を引きせげて、安定させましょう。

3.片膝で支える際にお尻が上り過ぎない様に
  股関節を真っ直ぐに保ちましょう。

4.頭から膝を一直線に保ち体幹を真っ直ぐ安定させましょう。

・肩甲帯、肩関節の安定性
     (広背筋、菱形筋、僧帽筋、腱板筋群)

・股関節の外転筋力
     (お尻、股関節の外側、太ももの外側)

・体幹部(側面)の安定性強化
     (腹斜筋、広背筋、起立筋)

これらスタビライゼーション系のエクササイズでは
フォームや姿勢により、効果に大きな差が生じます。
同じ時間、一定の時期繰り返したとしても
正しく行えてなかったり、自身の感覚と実際にズレが
あったりする事で、無駄になっているケースが
随分多いと感じています。

基礎的なメニューを出来るだけ正しいフォームで
注意点・ポイントを守り、取り組みを続けましょう。

パフォーマンスを高めるストレッチ(肩こり・腰痛のケア)①

今回は「パフォーマンスを高めるストレッチ」と題して
肩こり・腰痛に効果的なセルフケア・ストレッチ
ご紹介します。

肩こりを解消するのに、肩を・・・
腰が痛いから腰を・・・

というアプローチの仕方では無く、

今回はなぜ肩こりになりやすいか?
どんな要素が肩こりを招きやすいのか?

をヒントに、その要素を改善させる事で
肩こり、腰痛を解消する考え方
解説したいと思います。(リンク記事参照)
⇒ デスクワーク時の首の痛み

またパフォーマンスという言葉はスポーツや
ショーだけの言葉では無く、
その意味は「性能」「能力」「成績」「成果」
などを表します。
したがってビジネスにおいても
個人のパフォーマンスが勝ち負けを左右します。

自身のからだを最良の状態にコンディショニングし

パフォーマンスを最大限発揮出来る状態にしておく事が

プロフェッショナルとして必要な要素であります。

是非このセルフケア・ストレッチを取り入れ

自身のコンディションを整え

パフォーマンスを高めてください。

もちろんこのプロセスは
アスリートが毎日当たり前のように
取り組んでいる事です。

肩こり・腰痛を改善・予防するセルフケア

c0362789_21551019

~ How to ~
1.写真うえの様に横向きに寝ます。
2.上側の膝を曲げ、お腹の前に置きましょう。(黄色点線)
3.上側の手を胸の前に伸ばし突き出します(赤矢印)
この時肩甲骨から前に押し出す様に伸ばしましょう。
4.写真したの様に胸を開きながら腕を斜め上に伸ばしす。
この時胸郭と骨盤を捻る様に胸を開きます(赤点線矢印)
5.出来るだけ骨盤が開かない様に膝は床に着け、ヘソを
  床に向けておきます。(黄色点線)
6.10秒ほど伸ばしたら、1.の状態に戻り繰り返しましょう。
7.一連の動作を3~4回繰り返すと良いでしょう。

効果
・胸部、腕、背中、腰、腹斜筋(肋間部)がストレッチ出来ます。

・胸椎、胸郭の回旋可動域が改善します。

・肩甲骨の内転可動域が改善します。

ポイントを整理しましょう

c0362789_22021051

ポイント
・黄色で囲った部分が伸びている事を意識しましょう。

・膝が床から離れない様に、骨盤を床方向に被せて
 行いましょう。

・胸郭の上部と骨盤を捻る様に行いましょう。

このセルフケア・ストレッチにより
胸郭、肩甲帯の可動域が改善します。
主に胸部が伸びている事を意識しましょう。
胸部の柔軟性を取り戻す事で
肩甲帯の位置を改善出来ます。

是非以前の記事と合わせて読んでいただき
ストレッチの方法を試してください。

ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方[第二弾] 

今回は「ビジネス現場におけるコンディショニングの考え方」
その第二弾とさせていただきます。

前回は仕事のパフォーマンスを下げる三大要素
ストレッチや体操などのセルフケアが
メンタルヘルスケアストレスマネジメント
効果があると解説しました。

痛みやコリの症状が強く、からだが明らかに疲労していると
人間の集中力が下がり、パフォーマンス発揮出来ません。

c0362789_00553584

それはビジネスパーソンでも
アスリートでも同じですよね。

アスリートは毎日ウォーミングアップやクールダウンに

ストレッチや体操、トレーニングを行い自分のフィジカルの

最適化を行います。

故障しやすい部分にはセルフケアやトレーナーの

手助けを借り、ダウンしてしまわないように

毎日注意をはらっています。

「アスリートは身体を使う事が仕事だから
 それぐらいの努力は当たり前だろ!」

という意見や指摘が聞こえてきそうですが。。。

私の考えはこうです。

アスリートは試合やレースでのピークパフォーマンス
発揮する為に日々努力にいそしみ、己を磨きます。
それがコンディショニングというものです。

ビジネスパーソンが現代社会のアスリートだと考えると

ビジネスでのピークパフォーマンスが必要な場面はいつでしょう?

商談やプレゼン、納品前など色々な局面が
考えられますね。
もし勝負所でフィジカル面の不安により
集中力の低下と
ピークパフォーマンスの発揮が出来なかったら・・・

気付いていないだけで、
実はもっと良いパフォーマンスが出来るのに、
コンディションのレベルやフィジカルが弱ってる
事で、能力を存分に発揮出来ていないとしたら・・・

それはすごく不幸だし、もったいないですよね。。。

ですので、ビジネスでもスポーツでも
求めるレベルの違いだけであり、
からだのコンディションを
高める事はとても大切で意味のある事だと
認識していただきたいです。

c0362789_01000106

パフォーマンスアップのための体幹ストレッチ

今回は「パフォーマンスアップのための体幹ストレッチ」

と題して 背骨(胸椎~腰椎)と胸郭、骨盤、肩甲骨

柔軟性アップを目的にしたストレッチを紹介します。

この内容は様々なスポーツ・競技で活用していただけ

アスリートだけでなく、アーティストやダンサー、

オフィスワーカーにも日頃のコンディショニングに効果的です。

体幹部の柔軟性としせい

体幹の周囲筋群の柔軟性や、背骨・胸郭などの可動性は

スポーツのフォームや基本姿勢を築くために

必要不可欠です。

またからだの中心部の動きが悪い(固い)

肩、股関節、膝、足首など末梢の関節運動

無理のある動きを要求してしまいます。

ですのでパフォーマンスアップはもちろん

ケガの予防や改善にも効果があるので

是非参考にして取り組んでください。

c0362789_07372280 (2)

オフィスワーカーや特に運動をされない方々も

このストレッチは姿勢改善やリラックスの

効果があり、肩こり・腰痛対策として

使っていただけます。

 

ペルビックティルト(よつばい)

c0362789_12145122

~ How to ~
1.よつばいの状態で、からだを丸める~反らせるの動きを
交互に行います。
2.(丸める) おへそをのぞき込むように頭を下げ背中を
丸めます。 ※出来るだけ背中を上に高く突き上げる
3.(反らせる) 上を見る様に顔をあげて背中を反らせます。
※出来るだけみぞおち辺りを床に近づける様に。
⇒ 骨盤の前傾、後傾が重要です。写真の様に
 丸くなる時は後傾、反らせる時は前傾を心掛けましょう。

 オフィス等、座った状態で出来る方法はこちら
⇒ 「体幹コンディショニング -可動域改善ー」

背骨(胸椎)の伸展ストレッチ(反らせる動き)

c0362789_12172446

~ How to ~
1.うつぶせの状態で、からだを反らせる様に上半身を
押し上げます。※みぞおち辺りまで。(写真うえ)
⇒ 腹筋や腰を伸ばすストレッチになります。

2.よつばいの状態から手を前に着き、お尻を後方へ突き出す
様に胸をゆかに近づけます。※胸が着くまで。(写真した)
⇒ 胸や肋間筋、広背筋のストレッチになります。

⇒ 胸郭が広がり、肩甲骨の可動性も増えるので
  肩関節のストレッチとしても効果的です。

オフィス等で出来るむねのストレッチ方法はこちら
⇒ 「デスクワーク時の首の痛み」

今回は体幹部の前後・開閉の動き作りをご紹介しました。
是非ご自身でお試しください。