腰の痛いゴルファーのための腰痛体操 その①
「腰が痛くて、ゴルフが出来ない・・・」
「ゴルフの翌日は腰が痛くて辛い・・・」
「腰痛で腰が上手く回らない・・・」
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンは多くおられます。
ゴルフのスイングでは
足から股関節、腰~背中、肩まで
全ての関節が連動して、動いています。
しかし日頃から運動不足であり、ゴルフの時だけ
準備運動はそこそこに、体を捻っていると
体の動きは制限された状態で、無理に動かす事になります。。。
特に背中や股関節などが固くなり、可動域が制限されている方は多く
その状態でスイングを行うと、腰や股関節、肩での代償が増え
過剰に腰が捻られたり、お尻や股関節への筋のストレスが増えます。
・ 翌日にお尻が痛い。。。
・ 膝の外側が痛い。。。
これらの症状は、代償によるストレスが原因です。
ゴルファー向けの腰痛体操でセルフケア(5種類)
1) 体側の柔軟性を高めましょう
体側(特に骨盤からあばら骨、脇の下まで)を伸ばす事で
体の捻り運動がスムーズになります。
肩甲骨の動きを改善させる目的としても効果的です。
2) 腰の捻り運動のストレッチ
【写真ひだり】 下向きに寝た状態で足を後方へ伸ばし
反対側の足の外側へ運ぶように腰を捻ります。
腰を反らす方向へのストレッチになります。
※ 急激な動きで行わない様に注意してください。
【写真みぎ】 上向きに寝た状態で、膝を反対側の足の外側へ
つける様に腰を捻ります。
お尻や腰、背中の筋肉が効果的に伸ばす事が出来ます。
これら2つとも体の捻り運動をスムーズにしてくれます。
3) 股関節の前面、骨盤周囲のストレッチ
股関節の前面(大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜脹筋)が伸ばせます。
股関節の動きがスムーズになり、下肢からの連動が骨盤へと
繋がり易くなります。
写真右の様に、体側と連動して伸ばす事で、捻り運動にも
効果的です。
4) お尻、股関節のストレッチ
お尻の筋群の柔軟性は特に重要です!
股関節の内旋可動域が不足すると
腰だけで体を捻る事になってしまい、打球も安定しません。。。
坐骨神経痛や腰痛との関係性も強いため、必須項目です。
※イスに腰掛けた状態で行えるので、オフィスでも簡単に行えます。
5)股関節~骨盤のストレッチ
特に股関節、お尻の深部にある筋群がストレッチできます。
ゴルフをされる方には、この部分をずっと伸ばしたいと思ってた!
と好評のストレッチ法です。
股関節の軸が正しい位置に戻り、可動性が飛躍的に改善します。
是非ゴルフの前後に取り組んでください。
今回は5つのエクササイズを第一回目のプログラムとして
ご紹介しました。
これらの5つをゴルフの前後に行う事で
ゴルフに必要な体の動きや筋群の可動性が高まり
スイングがスムーズになるでしょう。