座る事が辛い腰痛 (タイプ別セルフケア) 【事例:整体】

座る事が辛い腰痛(タイプ別セルフケア)


今回ご紹介するケースは先日来院された方の症状を元に

腰痛のタイプ別のセルフケアをご紹介します。

images (2)

 

今回来院された際の症状を以下の様に簡単にまとめました。

・ 2週間前から腰痛が発症し、日増しに悪化

・ 整形外科に受診するも鎮痛薬を処方され、症状は変わらず

・ 以前にも脊柱管が狭いと診断を受けるも、痺れ等は無かった

・ 今回は痛みと共に右足の内側(母趾)にかけて、

太もも前から臀部へのしびれがある。

・ とにかく座っている事が辛く、立っている方がマシ

 

※デスクワークが多く、元々腰痛を感じる時は有ったとの事

今回の様に痺れを伴う痛みは初めてであり、2週間たっても

座ったり、歩くのが辛いので、何とかして欲しいと

ご相談いただきました。

 

 

来院された時は歩くのも辛そうでしたが、施術を進めるうちに

痺れは消えて、腰部の痛みも緩和されていきました。

 

今回特に注意深くアプローチした部分は腰ではありません。

股関節の前、骨盤の内側、おへその横、からといった

場所をアプローチし、メインは腸腰筋を丁寧に

緩める事を行いました。

 

問診でお聞きした痛くなる前のきっかけとなる出来事から

この腸腰筋やお腹、股関節前面にはストレスがかかると

考えられました。 おそらく日頃デスクワークや車の移動で

腸腰筋は硬く短縮していた状態のところに

特異的な運動によってストレスが急激にかかったものと

考えます。

 

この事例の場合、腰が痛いからと言って

うつ伏せになり腰の治療をしていては、おそらく疼痛は悪化して

いたでしょう。 うつ伏せになる事で、腰部の伸展(反る)がくわわり

腸腰筋が緊張していたと思われます。

 

問診や評価、検査といったことにより

何処に問題があるのか?  何が原因なのか?

出来るだけ、早く、確実に、正確な判断が求められます。

今後もそういった「問題点を探し当て、治すスキル」を

謙虚に磨いていきたいと思います。

 

今回は腸腰筋のセルフケアをご紹介します。

c0362789_10231759 c0362789_10191042