【オフィスでストレッチ】肩甲骨、背中の疲労解消法
今回はデスクワークの多いビジネスパーソンに向けて
その不快症状を自らの力で軽減・改善させる方法をご紹介します。
パソコンでの調査や資料作成など、モニターを眺めて
前かがみになる姿勢は、背中や肩、首に負担を掛けます。
仕事以外にもスマホやタブレットで画面を眺める時間は
かなり多くなりました。
姿勢から起こる筋緊張だけでなく、目の筋肉が緊張することで
首や肩の筋肉が連鎖的に緊張する事が分かっています。
頭痛や眼精疲労も筋緊張による血流循環障害がきっかけとなり
症状を招いているのです。
「 姿勢が悪いと分かってはいるけど、どうしても直し方が分からない。。。」
「 長年、慢性的に肩や背中が凝っていて、もうこれは仕方ない。。。」
など、これらの悩みは尽きないし、多くの方が困っている症状です。
多くの対処は、マッサージや整骨院等で肩や首の筋肉を
もみほぐしてもらって、少し楽になって終わり。といった
ところではないでしょうか??
筋肉は肩は肩、首は首といってそれぞれ別々の物ではなく
筋肉同士は筋膜を介して繋がっております。
したがって、その繋がりや関連を考慮した方法で
施術やセルフケアを行えば、効果的に根本に近い部分を
改善することが出来るのです。
今回紹介するストレッチは肩だけでなく、肩甲骨や背骨など
筋膜の繋がりや、姿勢の関係性をも考慮した方法で
柔軟性を改善出来る事が出来ますので、
是非デスクワークの途中に体のリフレッシュや
自宅でのセルフケアにご活用ください。
肩甲骨を動かすストレッチ
緊張しやすい肩や背中の筋肉を肩甲骨を動かす事で
解しましょう。
今回はオフィスや休憩時間に2~3分取り組むだけで
首から肩、背中がスッキリと解れる方法をご紹介します。
写真のように 丸くなる事と胸を開き体を伸ばす事の一連動作を
深呼吸と一緒にゆっくり気持ち良い範囲で行うと
筋肉が緊張することなく、解れてくれます。
特に重要なポイントは胸を開くことで、肩甲骨が背中で
内側に寄り合う様に動きます。この時に肩甲骨周囲の筋群が
収縮~弛緩し、肩こりや背中の疲れである筋が解れてくれます。