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セルフケアツール

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4月も最後になります。
GWの合宿や試合前のケア・補強に依頼が多く
選手も緊張感と良い集中力を感じさせてくれています。

毎日の練習やトレーニングにより、どうしても筋肉が張ってきます。
強化していく過程では必要不可欠な現象です。

選手には良い部分の張りと、良くない部分の張りを伝えながらケアしております。
良くない部分というのは、代償や偏りの多い筋の使い方。。。
張ってる場所や、固くなる、痛みを訴える部位と個人の特徴を考慮して
自身で体を理解し、自分でも解決出来る様に指導しております。

ちなみに良い部分は企業秘密です。。。

選手には毎日自分で取り組むセルフケア
個人の改善点に応じたストレッチ、体操、補強を指導しております。
ストレッチポールやテニスボールなど最近ではメジャーですが
今回写真に載せるのはこの2つ

人間性・器という話題

「 金メダルをとる人間は
金メダルをとるべき器を持っている人間
人間的にも金メダリストだから
たぶん 金メダルを持っているを持っているものだ
と思っている。 オリンピックの金メダルというのは・・・
人間としても大きく成長したい 」

数日前に放送されたトップスイマーのドキュメントで
最後に選手本人が残されていた言葉です。

世界のトップランキングにいながら、こういった考え方が出来て
心技体を磨こうという姿に改めて尊敬しました。

先日治療中に高校生スイマーと日常の話を聞いていると不意に
「人間性を高める」 「人間力を大切にする」
という話題になり、何故その考え方が必要なのか?との質問がありました。

※個人的な話でもあるので書く事は最小限ですが。
「速くなるために人間性を高める事が大事なのは分かっている。
でも 人間性が高くなる ⇔ 速い、強い選手になる 」
この間の部分がいまいち分からないと・・・

選手本人曰く
「人間性や精神面は成長していると思う。
でも競技の成績に今は反映されてない。。。」
「結果を出したいし、今までもこれからも応援してくれている
家族やコーチ、仲間に その結果で喜んでもらいたい」と。

感謝の気持ちや周りの応援してくれている人々に意識を向けれている
時点で、この選手は間違いなく成果が出て結果で恩返し出来る日は近いと思います。
自問自答しながら、自分なりの答に近づき考えを成長させていってもらいたいと思います。

色々と治療中に話を聞いたり説明したり、関係のない事から
こういった哲学的な話まで・・・
私自身が選手やクライアント様と関わりお話しすることで
本当に人生の勉強をさせていただいております。

それぞれの舞台にオリンピックの様な夢や目標が存在すると思います。
自分が目指す分野で、人間性を磨きたいと思います。

本日も選手が強くなる関わり方をしていきたいと思います。

アスレティックトレーナー 藤野絢也

トレーナーの関わり方

トレーナーの関わり方
中学生のケア・トレーニングを行いました。

よく質問されます。
「中学生がケアとかマッサージ必要なんですか? 早くないですか?」
「ストレッチとか寝る事で疲れはとれないのですか?」
「中学生からトレーナーつける必要あるんですか?」
                          など。

 他にも早期からトレーナーが関わる事への疑問や
 選手に環境を整えすぎると甘えるのでは?
 頼るとこが出来ると弱くなるのでは?
 などの精神面での影響なども気にされる事が多いようです。

もちろんコーチの方や指導者の方、親御さんが気にされる事はその通りです。

わたしがトレーナーとして関わる際の方針として
「選手が強くなる事」です。
それには「身体的な要素」「精神的な要素」の二つあります。
トレーナーが甘えさせてしまうと、選手も甘える選手になります。
トレーナーが疲れだけを取る事を考えてると、選手もその認識になります。
選手が強くなるため、自主性が高まるため、自立したアスリートになるため
必要な知識やアドバイス、身体的な関わりをしております。

もちろんそこには、「今これを教えていいのか?」 「今このタイミングなのか?」
「この言い方だど選手が混乱するな?」 「コーチの方の指導方針に影響しないか?」
などなど・・・  細心の注意をめぐらしながら、判断しています。

今関わらせていただいている選手やチームからは、その事を理解していただき
継続した依頼を頂けていると思います。

どんな関わり方を求め、それに対してどんな方針と理念で応えてくれるのか?
それがはっきりしていれば、早期からのトレーナーの介入は必要性が高く
効果的であると思います。

自分では何が出来るのか?
原因はなんなのか?
普段からどんな取り組みをしていけば良いのか?
選手自身にその事を響かせて、理解して継続してもらう事がとても重要です。

今日も選手が強くなるための関わりをしていきたいと思います。

アスレティックトレーナー 藤野絢也

中高生の筋力トレーニング

先日 中学生スイマー(ジュニアオリンピック入賞)のケアとトレーニングを行いました。

その中の会話で同世代スイマーの強い選手は筋肉も多いし、身体が大きいとの感想を述べ、

自分も筋肉をつけないと勝てないのか? という問いかけがありました。

実際のところ身体的発育の早い選手は、身体の大筋群が発達し

その世代で比較しても見た目の完成度が高く成長段階が早い様に思います。

確かに筋量が多いと筋力も強く、ひとかきやひとけりでの生み出す力は

筋力の少ない選手と比べてもパワーは上回ります。

しかしその筋力を重要視してしまい、必要な時期に本来やるべき事を重要とせず

筋力UPに注力しすぎると、一時的なスピードUPとなってしまい、

頭打ちの原因となります。

トレーナー目線で言うと、筋肉が固くなり過ぎ、動きのしなやかさや軽さ、動きの繊細さを

失っている様な気がします。

特に中高生で必要な事は日々のトレーニングや練習での疲労のセルフケアやストレッチ、

故障しない身体作りと、自分自身の身体に意識を向けるアスリートとしての心得を身に付ける事が

重要であると思います。

専門的な事で言えば、自分の体重をどんな状況でも思うように扱え、身体の各部位を自分のイメージ通りに

無理なく動かせる感覚を養う事が必要でしょう。

それには特別に器具やマシンを必要としません。 マット一枚、チューブや軽い負荷で十分に

養う事が出来るのです。

選手の皆様は今取り組む事に今一度自信を持って、しっかり取り組む事を心掛け下さい。

アスレティックトレーナー 藤野絢也

競泳日本選手権 帯同結果

昨日まで東京辰巳国際水泳場で行われておりました、

競泳の日本選手権、代表選考会にトレーナー帯同しておりました。

6日間の競技日程の中、各種目 予選、準決勝、決勝 とレースが行われ

代表権の争いは厳しい戦いとなりました。

帯同チームからは最終的に

世界水泳 3名
ユニバーシアード 3名

という代表選出の結果となりました。

来年の選考会はRioのオリンピックの選考になります。
今年の悔しい結果を来年へのバネと出来る様に、少しでも良いサポートを
していきたいと思います。

選手が少しでも力を発揮出来る様に、自分の努力を惜しみなくしていきたいと思います。

アスレティックトレーナー 藤野絢也

競泳日本選手権 帯同2日目

c0362789_22282298昨日より競泳日本選手権、世界水泳代表選考会の競技が始まりました。

東京では生憎の小雨でしたが、会場ではたくさんのスイマーが

熱いレースを繰り広げてます。

午前中に予選が行われ、午後に上位16までの選手が準決勝、8名の決勝が行われます。

私が帯同するチームからも準決勝、決勝の進出者

表彰台に昇る選手もいましたので、先ず先ずのスタートかと思われます。

より多くの選手のベスト、代表選考、またそれに近づく結果が出せるようにしっかりサポートしたいと思います。

写真は400mFr 女子の決勝のスタート時です。
レース観戦ではプールサイドから独特の緊張感とスピード感を味わえます。
スポーツを観戦するという点では特等席です。

アスレティックトレーナー 藤野絢也

競泳日本選手権 帯同1日目

本日より東京に入り、トレーナーとしてチーム帯同しております。

明日から競泳の日本選手権が始まります。

2016Rio五輪の前年であるので、今年の代表権の争いは大きな意味が加わります。

今回は予選、準決勝、決勝 と種目によっては3回泳ぐ必要があり

身体的にも精神的にもよりタフでないと勝てません。

そんな激しい争いに挑む選手達の最高の準備が出来る様にサポートしたいと思います。

ホテルでのケアはこの様にベッドを持ち込み環境を整えております。

地上17階の眺め良し、光の差し込む綺麗な部屋です。

明日からトレーナー業をしっかり頑張ります!

競泳選手専門のアスレティックトレーナー 藤野絢也

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