トレーナーの関わり方

トレーナーの関わり方
中学生のケア・トレーニングを行いました。

よく質問されます。
「中学生がケアとかマッサージ必要なんですか? 早くないですか?」
「ストレッチとか寝る事で疲れはとれないのですか?」
「中学生からトレーナーつける必要あるんですか?」
                          など。

 他にも早期からトレーナーが関わる事への疑問や
 選手に環境を整えすぎると甘えるのでは?
 頼るとこが出来ると弱くなるのでは?
 などの精神面での影響なども気にされる事が多いようです。

もちろんコーチの方や指導者の方、親御さんが気にされる事はその通りです。

わたしがトレーナーとして関わる際の方針として
「選手が強くなる事」です。
それには「身体的な要素」「精神的な要素」の二つあります。
トレーナーが甘えさせてしまうと、選手も甘える選手になります。
トレーナーが疲れだけを取る事を考えてると、選手もその認識になります。
選手が強くなるため、自主性が高まるため、自立したアスリートになるため
必要な知識やアドバイス、身体的な関わりをしております。

もちろんそこには、「今これを教えていいのか?」 「今このタイミングなのか?」
「この言い方だど選手が混乱するな?」 「コーチの方の指導方針に影響しないか?」
などなど・・・  細心の注意をめぐらしながら、判断しています。

今関わらせていただいている選手やチームからは、その事を理解していただき
継続した依頼を頂けていると思います。

どんな関わり方を求め、それに対してどんな方針と理念で応えてくれるのか?
それがはっきりしていれば、早期からのトレーナーの介入は必要性が高く
効果的であると思います。

自分では何が出来るのか?
原因はなんなのか?
普段からどんな取り組みをしていけば良いのか?
選手自身にその事を響かせて、理解して継続してもらう事がとても重要です。

今日も選手が強くなるための関わりをしていきたいと思います。

アスレティックトレーナー 藤野絢也