体幹トレーニングの効果的な方法(フロントブリッジ)

今回は体幹トレーニングのフロントブリッジについて解説します。
アスリートだけに限らず、ビジネスパーソンも必見です。

体幹トレーニングは、からだの中心部を鍛えるので軸が安定する
感覚と、姿勢を安定する事が得られます。
スポーツだけに限らず、健康管理や仕事でのパフォーマンス、
セルフプロデュースにも効果的です。
お腹を引き締めるのにも特に効果的な運動です。

既にドローインの正しい方法では、どの部分を使えているのかが
重要と解説しました。
同じ様な形が作れても、使ってほしい筋肉が間違っている事もあります。
今回はそのドローインも含めてフロントブリッジを効果的に
行えるように解説していきます。

フロントブリッジもどの部分を使えているかが重要なんです。
多くの選手が腕や足に力を入れて、肝心な下腹部に効かせる事が
出来ていません。

ポイントになるのは、やはりからだの中心部から順番に力と形を作る
事にあるようです。決めてはドローインが重要。

よく見られる間違いのフォーム
1.腰が反っている
2.肩甲骨と胸郭が分離している
3.背中が丸くなっている
4.頭が下がり肩に力が入る
それぞれに重なる点もありますが、これらの間違いは多く遭遇します。

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効果的な方法(ポイントとなるフォーム)
・あごを引いて頭からつま先を一直線にする
・骨盤を後傾気味にする(ドローイン)

先ずは段階的に取り組みましょう。
⇒ 膝と肘で支持して行いましょう。(下の図)

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ポイント
・つま先を曲げたまま、足先方向に軽く押す事で
 お尻やハムストリング、に力が適度に入ります。
・両肘を外に押し広げる様に力を入れる事で
 肩甲骨を支える筋肉が活動します。
⇒ 肩甲骨を上手く固定できていない例も多いです。
 2つのポイントは普段指導している際に効果的ですので
 是非意識してみてください。

ドローインの状態が肝心
※このドローインは腰痛の改善予防にとても重要です。
上向きで取り組んでいた状態を下向きになっても
維持できないと正しく行えません。
先ずは自分のイメージと実際に力を使っている部分が
合わないといけません。
下の2番目の図を見て、先ずはお腹だけを引き上げる
運動から行い、ドローインをモノにしましょう。

EPSON MFP image

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このフロントブリッジに関する応用編を
今後解説していきます。
まずは今回の内容を意識して試してみてください。