今回は「体幹トレーニングの効果的な方法」
(サイドブリッジ)と題してご紹介します。
これまでにもサイドブリッジについて
基礎となる部分を解説しております。
こちらも合わせて参考にしてください。
今回は少し強度を上げた内容の
トレーニングを紹介します。
アスリートは注意点やフォームを意識して
取り組んでいただければ、体幹の強化に
効果的な内容です。
どんなスポーツや競技でも体幹を
強化する事はパフォーマンスを高めるのに
重要な事です。
今回のトレーニングでもあらゆるスポーツに
適応していますので、是非継続して
取り組んでみてください。
スポーツを目的とされない方でも
ダイエットや体力作りには十分効果的です。
難度が高くなるため、フォームが崩れやすく
目的となる筋肉に効果が得られない可能性も
ありますので、正しく行える強度で
取り組んでください。
サイドブリッジ(強度 中~強)
~ How to ~
(写真うえ 中強度)
1.横向きの状態で、両足と肘で体を支えます。
2.足を閉じた状態で揃えて行います。
3.からだを真っ直ぐに保ち行いましょう。
4.45~60秒程キープします。
(写真した 高強度)
1.横向きの状態で、両足と肘で体を支えます。
2.足を開いた状態で片足で支えて行います。
3.上の手を真っ直ぐ上に伸ばしておきます。
4.からだを真っ直ぐに保ち行いましょう。
5.30~45秒程キープします。
ポイント
・からだを真っ直ぐな状態でキープしましょう。
・上半身を支える肘、肩の肩甲骨を支えましょう。
・腰が反らない様に注意しましょう。
効果
体側、お尻(殿筋)、背中(広背筋)の強化
今回は安定性(スタビライゼーション)を
目的としたトレーニングを紹介しています。
前面ではフロントブリッジ
後面ではバックブリッジ
今回ご紹介したサイドブリッジと
複合的に行う事で体幹の安定性が
強化出来ます。
姿勢やフォームの安定には必須項目ですので
是非参考にし取り組んでください。
~競泳選手への効果~
競泳選手はレース中に最後まで正しく
水の抵抗が少ないストリームラインを維持する事が
求められます。
その姿勢が崩れる事でボディポジションが下がり
または傾く事になり、水の抵抗が増えます。
キック、プルの動作を効率よく推進力に繋げるためには
この体幹の安定性が必要です。
モーターボートで例えるボディ(船体部分)が
柔らかい状態ではスピードに負けてしまいます。
体幹の剛体化を理解して日々のトレーニングに
活かしてください。