今回は「ジュニアスイマーに薦めるストレッチ」と題して
小学生はもちろん、中高生の競泳選手に向けて
競技力向上や障害予防に必要な内容をご紹介します。
今回は「ストリームライン」の姿勢を
作りやすくするストレッチの方法を解説します。
速く泳ぐためには体力だけでなく
技術、テクニックが必要です。
このテクニックの基本とも言えるのが
泳ぐときの姿勢そのものになります。
如何にして抵抗の少ない姿勢を作れるか。
水の中で表現する為には
陸上でより簡単に表現出来なければ
泳ぎの中では実現できません。
このストリームラインが楽に組めるかどうか・・・
を日々チェックしながら、柔軟性を高めてください。
今回は胸椎、肩甲骨の柔軟性を高める方法を
ご紹介します。
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201512/20/89/c0362789_23331445.jpg?w=960&h=720)
背中が固く、丸くなりがちな状態では
ストリームラインは作れません。
特に胸椎、胸郭の伸展・拡張の可動性を
高めておきましょう。
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201512/20/89/c0362789_23341442.jpg?w=960&h=720)
胸椎を伸展させる事で
肩関節の屈曲可動域(手を頭上に挙げる)を
改善させます。
このストレッチでは肩関節の下方、脇の下、
広背筋、上腕三頭筋など競泳で特に疲労する
筋肉がストレッチ出来ます。
胸椎の伸展、肩甲骨の可動性改善
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/201512/20/89/c0362789_23385933.jpg?w=960&h=720)
胸椎・胸郭の可動性や柔軟性を高めた状態で
真っ直ぐに伸びた姿勢を作り、
その姿勢対しての肩甲骨の運動を促します。
肩甲骨が上方・下方へと胸郭に対しての
動きを高める事で、手を頭上に組んだ際に
十分な肩の可動域が確保出来ます。
これらのストレッチは今までにも紹介してきた
内容で構成しています。
参考にして取り組んでください。