今回は「体幹コンディショニング」と称して
体幹(胸郭-背骨-骨盤)+肩甲骨の可動域改善に
効果的なセルフ整体(ストレッチ)を解説します。
肩こり・腰痛などの慢性症状と姿勢の良し悪しの関係を
以前に解説させていただきました。
・背中が丸くなる
・肩が前に入る
・頭、首が前に出る
・骨盤が立てられない 等
これらの悪姿勢が一般的な肩こりや腰痛の症状とは
大きく関係します。
また長時間同じ姿勢や、毎日その作業を繰り返す事で
筋肉が固くなり、その固まった筋肉が骨や関節の動きを
制限し、悪い姿勢を形作ります。
日々こうしたストレスや疲労の積み重ねを
如何にしてケアするかが重要です。
またそうして取り組みは姿勢を改善させ
日々の症状から解放され、疼痛の改善・予防だけでなく
ダイエットやメンタルヘルスケアなど
効果は多岐に渡ります。
今回はオフィスや自宅で出来る方法を紹介します。
是非日々の生活やオフィスでのリフレッシュに取り入れてください。
1.体側のストレッチ
・両手を挙げて、左右に倒す事で体側の筋肉が伸ばせます。
・手を倒した方向と逆方向へお尻に重心を残すと
伸ばしやすくなります。
2.肩甲骨周囲のストレッチ(上下)
・両手を頭上に挙げた状態で、出来るだけ胸を張ります。
・タオルを頭の後ろを通し、背中に引き付ける様に
肘を降ろします。
・肩甲骨を寄せ合う様に引くと、肩甲骨の可動域が改善します。
3.肩甲骨周囲のストレッチ(前後)
・両手で持ったタオルを胸に引き付けながら、肩甲骨を
寄せ合います。出来るだけ胸を張りましょう。
・出来るだけ骨盤を立てて(前傾気味)背骨を伸ばします。
・両手を前方に押し出しながら、肩甲骨の間を拡げます。
・出来るだけ骨盤を丸めて(後傾気味)背骨を丸めます。
・この動きを繰り返す事で、肩甲骨はもちろん
背骨、胸郭、骨盤の可動域も改善します。
また解剖学的な解説や、応用編などは今後載せていきます。
是非一度試す事から始めましょう。