体幹コンディショニング No2 -ストレッチ-

今回は前回紹介した体幹コンディショニングの続きになります。
これまでの3つの動きで肩甲骨周囲の柔軟性
効果的なアプローチが出来ました。

オフィスワーカーでも製作現場でも
長時間の同じ姿勢や、習慣的な動作から、からだへのストレスが
蓄積してきます
筋肉が固くると、骨の位置や関節の動きを制限し
それが悪い姿勢や、悪い関節運動の原因の一つになると考えています。

そして悪い姿勢のまま、さらに筋肉・筋膜・脂肪が固くなると
からだの中で動く部分と動きにくい部分が出来てきます。
それは骨・関節です。
さらに、それがヒドクなると
過剰に動く部分と全く動かない部分という状態になり、
そこへ日頃の疲労蓄積や関節へのストレスが
過剰に動く部分の付近に影響を与え、故障として表れるのです。
症状が、からだの表面(表層)で起こっている間は
まだ重症ではありません。

多くの方々は
・固くなり動かなくなった部分を柔らかくする
・動いていなかった部分を動かす筋肉を使う※機能改善(運動)
・過剰に動いている部分を止める(安定させる)筋肉を鍛える
・故障しない姿勢と動きをからだに教育する(リハビリ・トレーニング)
この過程を確実に進められれば、症状は軽減します。
簡単な動作で、効果的な運動になるので、是非いただきたいです。

ペルビックティルト
体幹(背骨・骨盤・胸郭)+肩甲骨のストレッチ

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図にも表示している様に
この一連の動きを繰り返す事で
大きく4つの部分に対して同時に効果が得られます。
背骨、骨盤、胸郭、肩甲骨
そしてこの動きは複数の筋肉が収縮~伸張
ストレッチ効果と筋収縮の両方を行えます。

腰痛改善・予防にも効果的ですので
是非取り組んでみてください。