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あぐら姿勢での股関節の痛み・・・ 【訪問整体:事例】

あぐら姿勢での股関節の痛み・・・


ご自宅でくつろいでいる時間や

宴会の席で座敷だった時など

または訪問した先が畳の場合など

男性の多くはあぐらの姿勢をとられると思います。

 

しかしこのあぐら姿勢で、股関節が痛いといった

症状の方は、以外と多くおられます。

長い時間あぐらの姿勢はとれない・・・

ずっと座っていると股関節の付け根が痛い・・・

おしりや股関節がつった状態になる・・・

 

など、様々な不調を聞く事があります。

ですが実際はあぐらにならなければ、

痛みや違和感は少ないので大きく問題視されていない

ケースが多いのではないでしょうか?

 

 

腰や股関節が固くなることで・・・


これらの症状の原因は股関節周囲の筋肉が固くなり

股関節の外旋可動域の制限や、屈曲~外旋の制限が

存在する事です。

 

おしりや股関節周囲の筋群が固くなると

あぐらの様な股関節の外旋、屈曲の姿勢が

とり辛くなります。

 

またこれらの筋群の緊張や股関節の可動域制限は

骨盤と大腿骨の位置関係を崩してしまいます。

解りやすく言葉を使うと 『股関節がズレた状態』です。

専門用語ではマルアライメントと言いますが

このアライメントが崩れた状態のままでは

股関節の関節軸がずれているので、可動域の制限や

痛み等の不調を招きやすくなります。

 

長時間椅子に座っていると、おしりが痛い・・・

車の運転の後はお尻が痛い・・・

ゴルフの後歩く時にお尻が痛い・・・

 

などお尻に関する問題や症状は心当たりありませんか?

これらの症状は筋が固くなり、その固さが痛みを発生させているか

坐骨神経を絞扼しているかが考えられます。

 

この症状を抱えている男性はかなり多いと思われます。

 

放置したままでいると、坐骨神経痛や股関節周囲炎など

症状が慢性化して、歩行での痛みや、長く座っていられないなど

日常生活での支障が顕著になってしまいます。

心当たりのある方は、注意が必要です。。。

 

 

 

 

水泳選手の故障・痛みについて、セルフケアのコツを紹介します。

水泳選手の故障・痛みについて


先日所属チームのケアでも肩の痛みを訴える選手がちらほら出てきました。

夏の強化シーズンであり、日々の練習やトレーニングは

質も量も共にハードな状態が続きます。

 

学生は土日にレースも入ってくるので、一日に何本もレースレベルの

パフォーマンス発揮をする事で、肉体的にはかなり負荷がかかって

来ていると思われます。

 

そんな状況下でも、常にある程度のレベル・状態を維持できる選手

疲労すると痛みや違和感などの故障を招き、パフォーマンスダウン

してしまう選手とで別れます。

 

もちろん後者の方が多いですし、レベルの高い選手は前者の方です。

一体どこに差が出ているのか??

 

 

 

選手は ”賢くないといけません”


 

長年携わりアドバイスしてきているので、選手の中では

疲労性による痛みや違和感に対する、自身で取り組む予防や

痛くなった時に自身で行うケアの方法をよく理解して

実施出来る選手が居ます。

全ての選手が、そういったコンディショニングスキルを

身に付けてほしいのですが、まだまだ浸透させる事が

出来ていません。

 

大きな違いは、その理解力にあります。

・ 自分の体の特徴を理解している

・ 故障しやすい体の動きや、関節の動きを理解している

・ 痛くなった時の考えられる原因と対処方を知っている

・ 問題がある際に、出来るだけ早く行動出来る

 

そんな事が選手に出来るの? と思われるかもしれませんが

少なくとも現場レベルで、次にトレーナーが来てくれたり

治療に行くまでの、応急手当を行うレベルまでは

選手は理解して出来る様になります。

 

ただ方法論を詰め込んだり、与えるのではなく

選手が点と点を線として、認識し

なぜ痛くなるのか?   どうすれば痛くなるのか?

何が原因なのか?   どうすれば治るのか?

を理詰めで理解した時に、行動力へとつながり

その効果が飛躍的に高まるのだと思います。

 

こういった理解力のある選手は

練習の内容や意味、努力するポイントを理解します。

その理解度の差で練習やトレーニングの効果は歴然です。

 

パフォーマンスの低下や故障の発生メカニズムを

理解している事で、事前に取り組む事ができて

問題が大きくなる前に自分で対処出来ている。

これがトップアスリートの心得として、とても重要な事なのでは

無いでしょうか。

 

ここ一番の大切な局面で、しっかり自身の力を発揮して

結果を残せる、ハイレベルな選手は

間違いなくこの理解力を持っています。

 

ベストタイムやベストパフォーマンスの発揮には

その時だけが良いのではなく、

こうした日々の小さな取り組みや、思考の積み重ねが

大きな成果に繋がるのだと思います。