競泳選手のメキシコ高地合宿⑤【トレーナー】
日本体育協会アスレティックトレーナー 藤野絢也
2月の中旬から始まった合宿日程もいよいよ終盤です。
先日メインとなる練習(一番高い負荷が肉体にも精神的にもかかる内容)を
終えて、残すはリカバリーと移動前の練習となりました。
約一ヶ月の期間、競泳に集中して入り込み、泳ぎや選手の体を
考え込む時間が出来、充実した合宿となりました。
何より、練習中にコーチと選手の泳ぎや体の特徴、
強い部分や弱い部分、上手い部分と不得意な部分などなど
個々に合わせた課題や、対策を考える事が出来良かったです。
これらを実現するには、ケアだけに意識を向けて、治療での情報
だけを診ていては不可能だと思います。
実際の泳ぎと、作りたい動きのギャップを埋めるための作業や
アドバイス、アイデアなど出していける存在になりたいと思いました。
今回考え出した内容や、発見などまとめて発信出来ればと思います。