競泳選手のメキシコ高地合宿④【トレーナー】
日本体育協会アスレティックトレーナー 藤野絢也
約一ヶ月のメキシコ高地合宿も大詰めになりました。
選手は先週のクールから試合形式のメイン練習を行い
身体的にはかなりの負荷がかかっている様子です。
4月の世界水泳選考会に向けて、選手がギリギリの所を
ふんばって、かつてなかった領域にまで能力を高められるように
サポートをしていきたいと思います。
この合宿中は水中練習の様子をディスカッションしながら
ケアやW-UPでの対応を変化させ、良い流れでのトレーニングが
積めていると思います。
練習の内容や泳ぎについての理解を深める事で
ケアだけではなく、競技力向上に向けて
攻めるための、武器になれる対応が可能になると
改めて思いました。
あと残り1クールありますので、しっかりと頑張ります。
明日はいよいよ集大成となるメイン練習です!!
練習の前はドライランドトレーニングの時間を設け
それぞれにストレッチや体操などのW-UPをセルフで行った後に
体幹トレーニングを中心にしたエクササイズを全体で行っています。
その日の選手達の疲労状況や、後に行う練習の内容によって
エクササイズの内容を変化させています。