今回は「セルフケアツールを使ったコンディショニング①」
と題して、ポールを使ったセルフケアの方法を
ご紹介します。
様々なツールが売り出されており
一般的にも筋膜リリースやストレッチポール
テニスボールでのマッサージなどの
セルフケアが広まっています。
※今回は右側のランブルローラーを使った
ケア方法の紹介です。
ストレッチや体操と並び、自身の筋肉や筋膜を
「ほぐす」 「緩める」 「はがす」
といった考えが広まってます。
スポーツ界やアスリートでは一般的ですが
日頃からだを動かすことやスポーツとは
あまり縁のない方などは、どうやって使うのか
わからない方々が多いようです。
今回は筋・筋膜をリリース(解放する)方法を
ご紹介します。
背筋群、肩甲骨の内側のセルフリリース
~ How to ~
1.ポールを横向けにし、背中を乗せます。
2.頭を両手で抱えて、お尻を浮かせます。
3.背筋群をマッサージする様にポールの上で
背中を転がします。
4.背中の位置を変えながら、解したい部分を
リリースします。
5.5~10分ぐらい行えば効果的です。
効果
背筋群、肩甲骨の内側の筋・筋膜を解します。
胸椎・胸郭の可動性を改善させるリリース
~ How to ~
1.ポールを横向けにし、背中を乗せます。
2.頭を両手で抱えて、上体を起こす様に背中を丸めます。
※背骨を丸めて、背骨を屈曲させます。
3.次は頭を降ろす様に、上体を反らせます。
※体を反らせて、背骨を伸展させます。
4.特にからだを反らせる時に胸郭を開き、胸椎を
伸展させる事に重点をおきます。
6.5分ぐらい行えば効果的です。
効果
・胸椎の伸展
・胸郭の拡張 を改善します。
背筋群も多くの筋肉が重なり合い、
その上を皮膚や筋膜が覆います。
筋・筋膜の連結を解す事で
各筋肉の柔軟性や機能が改善し
運動前のウォーミングアップや
練習、トレーニング後のクールダウンに
効果的です。
また胸椎・胸郭付近の柔軟性や可動性を
高める事は姿勢の改善や肩こり、腰痛にも
効果がありますので
ご自宅等で使う道具としても
ストレッチポールはお勧めです。