腰痛にならないためのセルフケア②

今回は「腰痛にならないためのセルフケア②」と題して
 
自宅やオフィスなどでご自身で取り組んでいただける
 
腰痛の改善・予防の方法をご紹介します。

 
テニスボールを使ったセルフリリース
今回セルフケアに使うツールはボールです。
 
固さや大きさなどで、硬式テニスのボールが
 
やり易いと思います。
 
固くなった筋・筋膜を直接ボールで圧迫し
 
コリや張りを和らげます。
 
腰や肩だけでなく、股関節やお尻を解す事で
 
骨盤、股関節から腰部に与える緊張を緩め
 
腰痛が解消されます。
 
写真を参考に取り組んでみてください。

~ How to ~
(写真ひだり) 腰部のケア
  1.上向けに寝た状態で両膝を曲げておきます。
 2.腰の下にボールを敷いて、両膝を軽く倒します。
 3.体重がボールにのる事で腰部の筋肉が圧迫されます。
 
 4.いた気持ちいいレベルの強さで軽く圧迫しましょう。
 5.2~3分を目途にし、長時間の圧迫は控えましょう。
 ※痛みを伴う強さや、固い物では筋線維を痛みる可能性
  がありますので、実施には注意してください。
(写真みぎ) 殿部のケア
 1.上向けに寝た状態で片膝を曲げておきます。
 2.お尻の下にボールを敷いて、膝を倒したり立てたりし動かします。
 3.体重がボールにのる事で殿部の筋肉が圧迫されます。
 4~5. 同様に行います。
 マッサージする部分はポイントを
 適当に変えながら行いましょう。

~ How to ~
 (写真ひだり) 股関節のケア 
 1.横向けに寝た状態で両膝を曲げておきます。
 2.股関節外側の下にボールを敷いて、体重をのせます。
 3.股関節の外側の筋肉が圧迫されます。
 4.いた気持ちいいレベルの強さで軽く圧迫しましょう。
 5.2~3分を目途にし、長時間の圧迫は控えましょう。
 ※痛みを伴う強さや、固い物では筋線維を痛みる可能性
  がありますので、実施には注意してください。
(写真みぎ) 背部のケア
 1.上向けに寝た状態で両手で頭を支えます。
 2.肩甲骨の内側の下にボールを敷いて、体重を適度に
   のせます。
 3.肩甲骨の内側~背中の筋肉が圧迫されます。
 4~5. 同様に行います。

 


 

 

 
柔軟性が向上します。
 
強さ等には注意しながら取り組んでいただければ
 
肩こりや腰痛など慢性的な症状は
 
その方が日頃とっている姿勢によって
 
筋が緊張し、血流の循環障害が起こり症状がおこります。
 
日頃から背中や腰、おしりなど大きな筋群を解す事で
 
コリや張りを和らげ疼痛を予防します。
 
またストレッチや体操と並行して行う事で、
間違いなく効果があります。
 
是非参考にしてください。