今回は「パフォーマンスアップのための体幹ストレッチ」
と題して 背骨(胸椎~腰椎)と胸郭、骨盤、肩甲骨の
柔軟性アップを目的にしたストレッチを紹介します。
この内容は様々なスポーツ・競技で活用していただけ
アスリートだけでなく、アーティストやダンサー、
オフィスワーカーにも日頃のコンディショニングに効果的です。
体幹部の柔軟性としせい
体幹の周囲筋群の柔軟性や、背骨・胸郭などの可動性は
スポーツのフォームや基本姿勢を築くために
必要不可欠です。
またからだの中心部の動きが悪い(固い)と
肩、股関節、膝、足首など末梢の関節運動に
無理のある動きを要求してしまいます。
ですのでパフォーマンスアップはもちろん
ケガの予防や改善にも効果があるので
是非参考にして取り組んでください。
オフィスワーカーや特に運動をされない方々も
このストレッチは姿勢改善やリラックスの
効果があり、肩こり・腰痛対策として
使っていただけます。
ペルビックティルト(よつばい)
~ How to ~
1.よつばいの状態で、からだを丸める~反らせるの動きを
交互に行います。
2.(丸める) おへそをのぞき込むように頭を下げ背中を
丸めます。 ※出来るだけ背中を上に高く突き上げる
3.(反らせる) 上を見る様に顔をあげて背中を反らせます。
※出来るだけみぞおち辺りを床に近づける様に。
⇒ 骨盤の前傾、後傾が重要です。写真の様に
丸くなる時は後傾、反らせる時は前傾を心掛けましょう。
オフィス等、座った状態で出来る方法はこちら
⇒ 「体幹コンディショニング -可動域改善ー」
背骨(胸椎)の伸展ストレッチ(反らせる動き)
~ How to ~
1.うつぶせの状態で、からだを反らせる様に上半身を
押し上げます。※みぞおち辺りまで。(写真うえ)
⇒ 腹筋や腰を伸ばすストレッチになります。
2.よつばいの状態から手を前に着き、お尻を後方へ突き出す
様に胸をゆかに近づけます。※胸が着くまで。(写真した)
⇒ 胸や肋間筋、広背筋のストレッチになります。
⇒ 胸郭が広がり、肩甲骨の可動性も増えるので
肩関節のストレッチとしても効果的です。
オフィス等で出来るむねのストレッチ方法はこちら
⇒ 「デスクワーク時の首の痛み」
今回は体幹部の前後・開閉の動き作りをご紹介しました。
是非ご自身でお試しください。