【生産性を高めるには、オフィスでストレッチ】
デスクワーク中の何とも言えない背中のダルさ・・・
日本の総人口の4人に1人の割合で、肩こりや腰痛の症状で
医療機関に通院し、医療サービスを受けているというデータがあります。
今や肩こりや腰痛は現代病とも言われ、生産性の妨げとなる
大きなリスクファクターであるのです。
パソコンやスマホなど便利な世の中にはなりましたが
デスクワークや電子機器の画面を眺める作業が多くなり
肩こりや腰痛だけでなく、眼精疲労や頭痛、手や肘の痛みなど・・・
さまざまな症状をお聞きします。
中でも多い訴えが ”背中” です。
・ 何となく背中がダルイ
・ 肩甲骨の間が怠く、痛い
・ パソコン作業中に背中が怠くて気分悪い
・ 背中が張って集中できない
などなど、特に男性ビジネスパーソンに多いような気がしています。
これら肩甲骨周囲や背中に感じる症状はデスクワーク特有の姿勢にあります。
背中が丸くなり、腕が前にある状態が続くと
胸や腕の内側、首の筋肉が緊張し、短縮して固くなります。
これらの筋群が固くなると、肩甲骨を前方に引っ張る力がうまれ
余計に背中をしようとしてしまいます。
人間の体は筋や筋膜が相互に支え、引っ張り合う事で
骨格を形成しているため、一方向への力が強まると
その力に対する反対方向の筋、筋膜が短縮します。
この場合背中の筋群は予め引っ張られた状態から
筋が短縮するため、線維へのダメージが大きいのは背中になり
結果的に肩甲骨周囲や背中の筋、筋膜が固く、パンパンに張る事で
血流循環と酸素欠乏を引き起こし、ダルさや痛みを感じるのです。
この状態を改善するためには、胸のストレッチが効果的です。
生産性を高めるために オフィスでストレッチを取り入れていきましょう!!
今回は一つ、胸(大胸筋)のストレッチをアドバイスいたします。
小休止をとって、オフィスの壁や休憩室の柱などを使って
大胸筋のストレッチを行いましょう!!
10~20秒のストレッチを左右2~3セットを行うと、胸が広がりスッキリします。
この際肩甲骨(黄色の部分)を内側に寄せる様に行う事で
効果的に背中へのストレッチも行えます。
是非お試しください!!
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