プロが教えるビジネスマンのパフォーマンスを高める
コンディショニング【腰痛対策編】
日本のビジネス現場では腰痛や肩こりなどの肉体疲労を原因とする
パフォーマンス低下や生産性の低下、経済的損失という関係性に
注目が集まりつつあります。
近年「働き方改革」と掲げられ、企業の労働現場や環境、時間、休みなどが
見直されつつあり、また労働生産人口の年齢層が逆ピラミッド化しており
今後訪れる労働人口の減少も含めて、生産現場での人材確保や
従業員の生産性の向上などが企業の課題となりつつあるのです。
要するに、「少ない人数で、少ない時間で、最大の成果を上げる」という事が
多くの企業の課題となってくるのです。
では限られたメンバーで勝っていく為には
何が必要でしょうか??
11人しかいないサッカーチームをイメージしてください。
このメンバーが適材適所のポジションで、しっかり役割を果たし
試合に勝っていくには、どうすべきか。
・ 少数精鋭でエリートばかりで揃える
・ 優秀なコーチを雇う
・ 高い報酬を選手、コーチに支払う
大きなスポンサーがついている、有名人気チームであらば
これらの方法が可能でしょう。
これを同様に企業に置き換えてみましょう。
・ 優秀で各分野のプロフェッショナルな人材を集める
・ 優秀な経営者、マネジメントクラスのプロを雇う
・ 高い報酬を従業員、経営者に支払う
この様な手段をとれる企業は全世界でもトップの数パーセントか
または、急成長するベンチャー企業でしょう。
多くの企業がこの様な手段は難しく
限られた資源(人・モノ・金)で戦っていくのが現状です。
では今いる選手でどう勝っていくのか?
限られた資源を最大限のパフォーマンスに変えるヒント
11人の選手の中で、体調の優れない、または怪我や故障で
本来のパフォーマンスが発揮出来ない選手がいるとしましょう。
その選手のポジションは機能せず、攻撃も守備でも能力発揮が
出来ません。 その穴は他の選手がカバーする事で
フォローに回る選手の仕事量は増え、スタミナをすり減らしてしまいます。
コンディションの悪い選手がいると、チームの総合力は目減りしてしまい
パフォーマンスが低いので試合に勝つことは出来ません。。。
企業に置き換えて考えてみましょう。
もし11人のうち6割の従業員が体調不良や肩こり、腰痛など
コンディション不良により、本来のパフォーマンスの60%程度しか
発揮出来ていなかったら、どうでしょうか?
また毎回のように、一人、二人と欠席や遅刻、早退があったとすれば
どうでしょうか?
その穴は他の従業員たちで、カバーすることになり、仕事量が増え
時間と体力を消費してしまいます。
元々コンディションの良かった従業員も、それでは疲弊します。。。
従って、全体の総合力が低下し、パフォーマンスもどんどん低下する。。。
会社の雰囲気は悪くなる一方で、業績も良くなる事はないでしょう。
大げさな様にも聞こえますが、この様な状況は
多くの企業で陥っているのが現状です。
病気やケガ、体調不良で休んでいる人材の数よりも
仕事には来ているが、実は体調がすぐれず、肩こりや腰痛で
本来のパフォーマンスが発揮出来ていない従業員の割合が
圧倒的に多く、その数から予測される経済損失は2倍とも言われています。
多くの企業が、限られた資源を最大限にパフォーマンスに変えることが
出来ないまま、戦っているのが現代社会なのです。
そしてその現状を打開して、資源のパフォーマンスアップを可能にするの
カギがコンディショニングなのです。
今注目が加速しつつある”健康経営”はこの従業員の健康を
企業が率先して、管理、教育、啓蒙、環境改善に努める事で
従業員の健康状態を良くし、その結果 従業員が元気で
健康になる事で、会社も元気になり、業績アップにつなげていこう
という考えです。
このコンディショニングを日頃からトップアスリートや多くの経営者層に
指導、アドバイスを行い、コンディションコーチングを行っているのが
以下の様な内容になります。
これらの写真でアドバイスしている事は腰痛対策や肉体疲労に対する
セルフケアです。
デスクワーク等で同じ姿勢が続く事で、どんどん人間の体は
固まってしまいます。 筋や筋膜が固くなることで
血流や酸素の循環は悪くなり、疲れが取れない、体が怠い
腰や背中が痛い。。。 などの症状を招きます。
日頃からセルフケアを取り入れて、セルフマネジメントする事で
コンディションは良くなり、仕事でのパフォーマンスアップにつながります。