今回はデスクワークや事務作業の多い方に向けて
「首や肩の慢性的な症状を改善するセルフケア」と題し
ご自身で改善・予防に取り組んでいただくためのストレッチを
ご紹介いたします。
大型連休明けのこの時期に、楽になってたはずの症状が
また再発しているなど、多く耳にします。
休み中に積み重なった筋疲労は改善出来ても
デスクワーク中の姿勢の癖や、元々の体の姿勢などは
改善されておりません。
ましてや休み中にゴロゴロと寝てる時間やスマホ、パソコンを触る時間
が多かったりすると、通常のリズムに戻ったとたんに
感じるダメージは、通常以上にひどいはずです。
適度な運動や刺激をからだに与えないと、筋肉は衰えてしまい
5~6キロ程ある人間の頭を支える事がしんどくなってしまいます。
ただ休めるだけでなく、からだを動かし、今より少し強く、タフにしていく
意識を心掛けてみてください。
姿勢が大きく関係する
・背中が丸い
・肩が前に入っている
・腰が曲がる
などなど・・・
姿勢が悪い場合、その崩れたバランスを補うために
からだの各部位でバランスを保つために補う
代償が起こります。
首の場合には背中が丸くなる事で、頭、頸が
前方に位置し、その頭を持ち上げるために首が
代償しているケースが多くあります。
これは座っている姿勢と頭の位置・角度が関係します。
作業に集中している時の自分の姿や姿勢は
認識が難しく、どうなっているかは分かりません。
作業が続くにつれ、首や肩が痛くなり
酷くなれば集中力が落ちて
結果的に作業効率や生産性が落ちているなんてことが
当てはまるのではないでしょうか??
先ずは例に挙げた姿勢と頭や首の位置・角度を
意識してみてください。
まずは首から肩にかけてのストレッチです。
写真のポーズを参考にしていただき
ゆっくりと呼吸を止めない様に、心地いい程度の
ストレッチ感で30~40秒を目安に2Setずつ繰り返しましょう。
次に土台となる姿勢を改善するストレッチを行いましょう。
写真を参考に、一連の動作を10回、2~3Set繰り返しましょう。
このストレッチは
骨盤 、 背骨 、 胸郭 、肩甲骨 といった
土台となる部分の運動が組み込まれています。
首や肩、又は腰や背中などツライ症状で訪れる方のほぼ全員は
この土台部分の可動性や姿勢が退化しています。
根本である姿勢を改善させる為には
先ずはその部分が動くようにしなければいけません。
是非参考にしてみてください。
※体幹部のストレッチは他の記事も是非ご参考にしてください。
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ふじの整体研究所 藤野絢也