体幹を鍛えてパフォーマンスを上げる方法(プログラム例)

今回は
「体幹を鍛えてパフォーマンスを高める方法」
と題して、プログラムの一例をご紹介します。
 
アスリートであれば日々のトレーニングや
練習のウォーミングアップなどに数セットを
行うことで、体幹の安定性が高まり、腕や足への
連動性や筋力発揮を著しく高める事が可能です。
 
健康管理や日々の体力作りダイエットなどを
目的に取り組んでいただいたとしても効果的です。
体幹の筋力が増強する事で代謝量が増加し
姿勢の改善も出来ます。
 
また体幹の筋力が働く事で
姿勢と重心がどっしり安定します。
 
・デスクワークで肩や腰が辛く集中できない
 
・会議中に長時間座ってる事がツライ
 
・移動中の車の運転で体が疲れる
 
・通勤の移動や電車内で辛い  などなど
 
そんな日常生活の中で悩まれている方は多いようです。
 
これらの問題は体幹が弱いことで起こっている
からかもしれません。
 
体幹筋力を鍛える事は日々の姿勢をシャキッとさせ
体に力がみなぎり、必ず集中力とパフォーマンスを
高めてくれます。
 
競技パフォーマンス向上の為に
 
日々トレーニングやセルフケアに取り組む
 
アスリートと同様に
 
ビジネスでの成果やパフォーマンスを高めるために
 
ビジネス・アスリートとして
 
日々のコンディショニングに励んでください。
 
 
 
体幹トレーニングのセットプログラム例
①ドローイン(下部、深層腹筋群)
 骨盤をおへそ側に閉じる様にお腹を凹めると
 腹筋群の下部・深層が働きます。
 この筋肉は骨盤、腰椎の安定を高め
 ウォーミングアップに取り入れる事で
 体幹の中でも重要な下腹部の筋出力を
 効果的に高める事が出来ます。
 
 ※上向けに寝た状態で行うと良いでしょう。
 

②バックブリッジ (おしり、背筋、太もも裏)

 背面を鍛えるメニューです。
 お尻は骨盤、股関節の安定に働きます。
 肩甲骨を寄せる様に背中を使う事で
 肩甲骨の安定性と背筋を鍛える事が出来ます。
 これによって背筋と広背筋や菱形筋という
 肩甲骨の安定に重要な筋肉の連動性や協調性を
 高める事が出来ます。
 
 ※ドローインの状態を保って行いましょう。
 
③フロントブリッジ (腹筋群、前鋸筋、股関節屈筋群)
 前面を鍛えるメニューです。
 腹筋を鍛える事に効果的です。
 腰が反らない様に注意しましょう。
 
 60秒正しいフォーム、姿勢でキープ出来る様に
 頑張ってみましょう。

④サイドブリッジ(体側、殿筋、背筋、広背筋)
 側面を鍛えるメニューです。
 体側の腹斜筋や殿筋(おしり)の強化に効果的です。
 バッティングやドライバーの飛距離
 ランニング時の推進力などを向上する時は
 見落としがちなからだの側面を是非鍛えてください。
 
 ※腹筋、背筋を両面均等に力を使う様に行いましょう。

⑤バックエクステンション (背筋群、菱形筋、僧帽筋中下部)
 背筋群や肩甲骨周囲を鍛えるメニューです。
 肩甲骨を背中、後面に引き付ける筋群を
 鍛える事に効果的です。
 上半身を使うスポーツには欠かせない筋肉です。
 また姿勢を正しくキレイに保つ為にも
 このメニューは効果的です。
 肩甲骨を後ろで敷き寄せる事で
 胸が自然と開き、背中が丸くなるのを防ぎます。
 
今回は上記にご紹介した①~⑤のメニューで
構成したプログラム例になります。
 
比較的に簡単で、取り組みやすいメニューで
構成しましたので、初心者の方でも
十分取り組んでいただけます。
 
アスリートやトレーニング上級者には
簡単なメニューになってますが、注意点や
フォームなどより細かく意識して取り組んで
いただければ効果的でしょう。
 
是非このプログラム例を一日に2~3Set
行ってみてください。