タグ別アーカイブ: 首の痛み

放置してはいけない、肩や首の痛み 【事例 : 整体】

放置してはいけない、肩や首の痛み


 

この様な痛みを感じていたら、放置していてはいけません。

指先の感覚が鈍い・・・

  肩がチクチクと痛い・・・

  腕がダルくて、重い・・・

これらの症状は、ただの肩こりや筋の疲労で

起こっているのではありません。。。

 

  感覚が鈍くなる = 感覚鈍麻

  チクチクと刺すような痛み = 神経障害性疼痛

  ダルくて、重い = 血流循環障害

 

これら症状の特徴は神経障害によって起こる症状です。

何かしらのメカニズムが神経の圧迫や傷害を起こすことで

無感覚や痺れ、痛いといった症状を招きます。

 

・ 朝起きた時に時々そんな症状がある。。。

・ 上を向いて、首を反らした時に痺れがある。。。

・ 手先が冷たくて、感覚が鈍い。。。

・ 力が入り難い。。。 握力が弱くなっている。。。

などなど。。。

 

仕事や作業の追い込みにより

長時間のデスクワークや激しい筋疲労、

睡眠不足などが積み重なり

徐々に進行しているケースが多くあります。

 

こういった症状が出てから病院に行っても

検査と薬で様子をみて、症状が変化するのを待つか

神経ブロック注射といった手段になります。

 

少しでも上記の様な違和感があれば、そのまま放置せず

対処できる専門家への相談をオススメします。

 

また一番恐ろしいケースには、脳血管由来の症状があります。

様子をみている内に手遅れになるケースがありますので

自己判断に終わらず、専門医の検査を受けましょう。

 

 

今回の症例では、病院にも行かれて

確定診断も出たあとなので、施術によって

問題点の改善と、症状の消失を目的にすすめることに

なりました。

施術後は安静時での肩甲骨周囲から腕にかけての痛みは軽減し

しびれも治まりましたが、頚椎を伸展(頭を後ろに反らす)に

よる肩甲骨から肩への痛みの誘発や、感覚鈍麻は

未だ存在しています。

3~4週間ほどの経緯があるので、段階的に取り組み

改善に努力したいと思います。

【オフィスでストレッチ】肩甲骨、背中の疲労解消法

【オフィスでストレッチ】肩甲骨、背中の疲労解消法


 

今回はデスクワークの多いビジネスパーソンに向けて

その不快症状を自らの力で軽減・改善させる方法をご紹介します。

 

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パソコンでの調査や資料作成など、モニターを眺めて

前かがみになる姿勢は、背中や肩、首に負担を掛けます。

 

仕事以外にもスマホやタブレットで画面を眺める時間は

かなり多くなりました。

 

姿勢から起こる筋緊張だけでなく、目の筋肉が緊張することで

首や肩の筋肉が連鎖的に緊張する事が分かっています。

頭痛や眼精疲労も筋緊張による血流循環障害がきっかけとなり

症状を招いているのです。

 

「 姿勢が悪いと分かってはいるけど、どうしても直し方が分からない。。。」

「 長年、慢性的に肩や背中が凝っていて、もうこれは仕方ない。。。」

など、これらの悩みは尽きないし、多くの方が困っている症状です。

 

多くの対処は、マッサージや整骨院等で肩や首の筋肉を

もみほぐしてもらって、少し楽になって終わり。といった

ところではないでしょうか??

筋肉は肩は肩、首は首といってそれぞれ別々の物ではなく

筋肉同士は筋膜を介して繋がっております。

したがって、その繋がりや関連を考慮した方法で

施術やセルフケアを行えば、効果的に根本に近い部分を

改善することが出来るのです。

 

今回紹介するストレッチは肩だけでなく、肩甲骨や背骨など

筋膜の繋がりや、姿勢の関係性をも考慮した方法で

柔軟性を改善出来る事が出来ますので、

是非デスクワークの途中に体のリフレッシュや

自宅でのセルフケアにご活用ください。

 

 

肩甲骨を動かすストレッチ


緊張しやすい肩や背中の筋肉を肩甲骨を動かす事で

解しましょう。

今回はオフィスや休憩時間に2~3分取り組むだけで

首から肩、背中がスッキリと解れる方法をご紹介します。

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写真のように 丸くなる事と胸を開き体を伸ばす事の一連動作を

深呼吸と一緒にゆっくり気持ち良い範囲で行うと

筋肉が緊張することなく、解れてくれます。

特に重要なポイントは胸を開くことで、肩甲骨が背中で

内側に寄り合う様に動きます。この時に肩甲骨周囲の筋群が

収縮~弛緩し、肩こりや背中の疲れである筋が解れてくれます。

 

肩の付け根から、首~こめかみへの辛い違和感【事例:訪問整体】

肩の付け根から、首~こめかみへの辛い違和感


今回は頚部や頭痛に近いような症状を

骨盤、腰、背中など土台となる部分や患部と少し離れた場所の

状態が良くなる事で、改善した事例をご紹介します。

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先日定期的なメンテナンスとケアでご依頼いただいているお客様へ伺いました。

お客様は60代女性で、頚部の狭窄症を医師からは診断されておられますが

最近は日常的に感じていた頚部や肩の辛い痛みも軽減していただき

調子は良くなっているとの事でした。

 

しかし時折訪れる首への違和感や痛みが怖く

意識がそこに集中してしまうことと、不安感で自意識とは別に

緊張があり、肩や首の筋が硬くなり、その結果

こめかみや首周囲に違和感を感じるというのが

現在のお悩みです。

 

元々は腰部や殿部(おしり)の痛みや不快症状も強く

以前は坐骨神経痛で歩けなくなられた事もありました。

訪問で関わらせて頂き、施術と運動療法を重ねる中で

全身と主訴の関わりや関連性に応じた施術を進めていき

ようやく今の段階にたどり着きました。

 

腰や首に症状が出ることでも、分かって頂けると思いますが

やはりこのお客様自身のもとの姿勢が問題でした。

特に骨盤、脊柱のアライメントや可動性は不足しており

関連する筋、筋膜は緊張し動きも少なくなっておりました。

 

骨盤や腰、背中など首や肩よりも下で起こる筋緊張や

短縮、それに伴うアライメント不良により、最終的に頚部への

狭窄が起こる状態になっていたのです。

 

このお客様の施術では特に骨盤周囲(おしり、股関節)の

緊張した筋群から腰部、腹斜部のリリースを行い

下方で起こる緊張ストレスを軽減させました。

腰部の伸展~屈曲(反る、曲げる)を楽に行えることで

背部や胸郭が丸く被っていた姿勢を起こす事が出来る様に

なりました。

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同時に背部~肩周り(特に僧帽筋、胸部)の筋緊張を解し

最後に頚部へとアプローチしていきました。

 

骨盤 、 腰 、 背中 、肩 と

段階的に首へ近づくにつれ、その都度疼痛や違和感の有無を

嫌な動作で確かめましたが、狙い通り軽減し

首へのアプローチ後は、痛みは消失していました。

 

施術後はストレッチポールのエクササイズ指導と

脊柱~胸郭の可動性を高めるエクササイズを行いました。

 

患部だけの施術では出せない効果も

全体の関連性を考え、施術アプローチする事で

改善出来る事があります。

 

脊柱~胸郭のエクササイズを下記にご紹介いたします。

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パソコン作業で起こる頭痛が悩みでした。。。原因はそんなところに!【訪問整体:事例】

パソコン作業で起こる頭痛に悩まされていました。。。


 

昨日のお客様の症例を少しご紹介いたします。

 

仕事の8割りはパソコンでの作業なんで・・・

集中すると3~4時間は休憩なくやってしまう・・・

頭痛で集中できないと作業が全然はかどらなくて・・・

 

プログラマーというお仕事の過酷さと

作業におけるパフォーマンス発揮の重要性

その集中を妨げる頭痛や肩こり・・・

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この2週間程は作業を一定時間していると

首やのどが苦しかったり、頭痛がして辛かったりなど

集中して作業が行えず、イライラされていたようです。

 

特に仕事上でのストレスは感じていない。

頭痛や作業がはかどらないことがストレスだ・・・

 

と現在のパフォーマンス低下を何とかしてほしいとご要望いただきました。

 

 

プログラマー、エンジニアというお仕事


私の主観ですが、お話を聞いていたり、作業へ集中している時

の状態など知る限りでは、かなりアスリートと近いなと思いました。

アスリートも一本のレース、一回の打席、一回の演技など

ここ一番の集中力をピークに持っていった時

または、ベストパフォーマンスが発揮出来た時など

通常の自分とはまた別人格の自分が居たような感覚とか

 

時間の感覚がなかった。。。

周りの音が聞こえずに無音状態だった。。。

自分のスピード感がどんどん加速していくのが感じた。。。

気付いたら競技が終わっていたなど。。。

意識が別次元のところにある様な状態

「没頭」という言葉があうのでしょうか?

心理学では 『フロー状態』 とか

アスリートの世界では 『ゾーン』 とか言ったりします。

 

このフローやゾーンの状態に入り込んでいるのかな?

とアスリートと同じ要素を感じました。

 

アスリートも体に不安要素や違和感があると

この集中力が極めて高い状態、ゾーンに入れない・・・

だからパフォーマンスが発揮出来ないというケースが

多くあります。

 

このプログラマーやエンジニアと言うお仕事も同様です。

痛みや不安要素、違和感があると、そこに意識が言ってしまい

作業に没頭、集中する事の妨げになります。

人間は自分のアンテナが向いたところに意識がいってしまいます。

肩が痛い、腰が痛い、首が痛い、頭が痛い。。。

これらのアンテナは、作業への意識をそいでしまいます。

 

パフォーマンスを発揮する上で

からだの不安要素を取り除く、解決しておく

また日々高いパフォーマンスが発揮できる状態に

自身を準備しておくことが大切であります。

 

 

 

原因はこんなところでありました!!


昨日の症例では背中が丸くなり

頭、首の位置や角度に問題がありました。

その結果、頚部~喉付近の筋肉が異常に固くなってしまい

パソコンの作業、その姿勢をスイッチに筋が短縮し

頭に繋がる筋肉や筋膜と連鎖して、頭痛を招いていました。

 

特に胸鎖乳突筋という鎖骨から耳の後ろに着く筋肉が

緊張状態にあり、アゴを前方に引き出すように

首の後ろが詰まった状態にありました。

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※ピンクの色で塗られた部分が胸鎖乳突筋

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※アゴが前方に突き出ると首の後ろがつまります

 

頚部周囲の筋群をほぐし

頚椎~頭部の位置関係や、背骨(胸椎~腰椎)との

連動性の改善を行い、頭やアゴを楽な位置に整える

ようにケアを行いました。

 

今回の場合は首や頭、アゴの位置を理想的な場所に

留めておくには、それに応じた正しい筋活動が必要でした。

※チンインエクササイズ (下写真)

その部分を取り組まないと、また作業をしていると

同じ状況を招きます。

5~6キロある頭を支えるには、正しく筋肉が働かないと

どこかで代償を行います。

その結果今回の症状が起こるのです。

 

今回お客様に指導したセルフケアとトレーニングの一部を

ご紹介します。

 

首のケアを行うだけでも、症状は随分と改善出来ます。

お悩みの方は試していただけると幸いです。

チンイン、胸郭オープン首のストレッチ(斜め)胸鎖乳突筋のリリース

 

 

首や肩の慢性的な症状を改善するセルフケア

今回はデスクワークや事務作業の多い方に向けて

「首や肩の慢性的な症状を改善するセルフケア」と題し

ご自身で改善・予防に取り組んでいただくためのストレッチを

ご紹介いたします。


大型連休明けのこの時期に、楽になってたはずの症状が

また再発しているなど、多く耳にします。

休み中に積み重なった筋疲労は改善出来ても

デスクワーク中の姿勢の癖や、元々の体の姿勢などは

改善されておりません。

ましてや休み中にゴロゴロと寝てる時間やスマホ、パソコンを触る時間

が多かったりすると、通常のリズムに戻ったとたんに

感じるダメージは、通常以上にひどいはずです。

適度な運動や刺激をからだに与えないと、筋肉は衰えてしまい

5~6キロ程ある人間の頭を支える事がしんどくなってしまいます。

ただ休めるだけでなく、からだを動かし、今より少し強く、タフにしていく

意識を心掛けてみてください。


 

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姿勢が大きく関係する

・背中が丸い

・肩が前に入っている

・腰が曲がる

などなど・・・

姿勢が悪い場合、その崩れたバランスを補うために

からだの各部位でバランスを保つために補う

代償が起こります。

首の場合には背中が丸くなる事で、頭、頸が

前方に位置し、その頭を持ち上げるために首が

代償しているケースが多くあります。


 

これは座っている姿勢と頭の位置・角度が関係します。

作業に集中している時の自分の姿や姿勢は

認識が難しく、どうなっているかは分かりません。

作業が続くにつれ、首や肩が痛くなり

酷くなれば集中力が落ちて

結果的に作業効率や生産性が落ちているなんてことが

当てはまるのではないでしょうか??

先ずは例に挙げた姿勢と頭や首の位置・角度を

意識してみてください。


 

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まずは首から肩にかけてのストレッチです。

写真のポーズを参考にしていただき

ゆっくりと呼吸を止めない様に、心地いい程度の

ストレッチ感で30~40秒を目安に2Setずつ繰り返しましょう。

 


 

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次に土台となる姿勢を改善するストレッチを行いましょう。

写真を参考に、一連の動作を10回、2~3Set繰り返しましょう。

このストレッチは

骨盤 、 背骨 、 胸郭 、肩甲骨 といった

土台となる部分の運動が組み込まれています。

首や肩、又は腰や背中などツライ症状で訪れる方のほぼ全員は

この土台部分の可動性や姿勢が退化しています。

根本である姿勢を改善させる為には

先ずはその部分が動くようにしなければいけません。

是非参考にしてみてください。

 

 

※体幹部のストレッチは他の記事も是非ご参考にしてください。

※是非Twitter、FaceBook も よろしくお願いします m(__)m

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~集中力を高める整体~ ふじの整体研究所
「ハイクオリティな整体をご自宅等へお届けいたします」
(京都、訪問整体、パーソナルトレーニング、アスレティックトレーナー)

ふじの整体研究所  藤野絢也

首のコリを和らげるセルフケア

今回は「首のコリを和らげるセルフケア」と題して
 
ご自身で取り組んでいただける首のストレッチと
 
姿勢改善やトレーニングの方法をご紹介します。
 
 
首の痛みやコリは頭や首の位置が大きく関係します。
 
即ち姿勢が悪いと首にも良くありません。
背中が丸くなると、頭、頸が前方に位置し
 
首を後ろに反らせる角度が強まります。
 
 
肩や肩甲骨も上に挙がるので
 
肩こりの原因にもなります。
 
 
首周囲の筋群をストレッチやセルフリリースで
 
リラックスさせて、正しい位置に戻しやすい
 
環境を作りましょう。

~ How to ~
 
1.片方の手で頭を持ち、真横に倒します。
 
2.反対側の手の甲を背中に当てます。
 
3.頭と肩を引き合うように伸ばします。
 
 
効果
 
・僧帽筋、肩甲挙筋
 
・斜角筋
 
・胸鎖乳突筋

~ How to ~
 
1.一つ目のストレッチと同様に頭を真横に倒します。
 
2.目線を上、下に動かしアゴの位置や首の角度を変えます。
 
3.それぞれ伸びる部分が変わってくることを感じましょう。
 
 
 

~ How to ~
 
1.上向けに寝た状態を基本姿勢とします。
 
2.首の後ろのスペースをつぶす様にアゴを真下に
  引き込みます。
 
3.後頭部の下から首のラインが伸びている事を
  感じながら5~10秒キープします。
 
4.10回程繰り返しましょう。
 
※緩い力で最初は小さい動きから行いましょう。
 
 
効果
 
・頚部の深部屈曲筋の活動促進
 
・頚椎、頭部のアライメント改善
 
・姿勢改善
 
首周囲のストレッチを行った後に
 
頚椎、頭部のアライメントを改善させ
 
その位置での安定感を高まる事で
 
コリの改善と姿勢の改善が行えます。
 
姿勢を改善させる事が予防になりますので
 
それを意識して取り組んでください。

 

ストレッチの効果的なテクニック(頭痛や肩こりに効く)

「頭痛や肩こりに効果的なストレッチ」第二弾として
今回はより効果的なテクニックをご紹介します。

肩こり・首の痛み・頭痛・・・
オフィスワーカーでデスクワークの多い方であれば、老若男女問わず
この問題はずっと付きまとうテーマですよね。

競技スポーツで活躍するアスリートも同じです。
「肩こり」と言うよりも ⇒ 「筋疲労」という言葉になります。
僧帽筋や肩甲挙筋が短縮し、その部分の張り感や痛みを感じる
状態は多く遭遇します。

近年の調べによれば肩こりは男性よりも女性に発症頻度が高く、
症状の自覚、訴えを持つ人は、調べの中でも
4人に1人は問題を抱えているようです。
潜在的な有訴者まで入れると、かなり多くの人が肩こりに悩んでおり、
お客様の訴えも腰痛同様に多い訴えがあります。

今回は「頭痛や肩こりに効果的なストレッチ」を
私が日頃指導している内容を用いて解説させていただきます。

僧帽筋・肩甲挙筋のストレッチ

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前回ご紹介したストレッチです。
スタンダードな方法で図の様に僧帽筋、肩甲挙筋
主に伸ばされる効果があります。
1.気持ち良く伸びる範囲で30~40秒ゆっくり伸ばしましょう。
2.強い痛みを感じない程度で、3回繰り返しましょう。

肩こり・首のストレッチの応用編

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こちらはスタンダードなストレッチを応用した形です。
上肢(肩、肩甲骨、腕)の運動を同時じ行う事で
筋肉が収縮~弛緩し、また関節が複合的に動く事で
より効果が上がります。
このストレッチでは肩甲骨と背骨の運動が合わさる事
がポイントになります。

アイソメトリック方法(筋収縮を利用)

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伸ばしている筋肉に収縮を加える方法です。
スタンダードなストレッチの形から手と頭で
互いに抵抗を加えあう様に力を入れます。
その際に筋肉がストレッチされている感覚が
強い痛みを感じない範囲で行いましょう。

※通常のストレッチよりも筋の柔軟性や可動域の
改善は効果的に得られます。
⇒強い痛みが感じる場合や程度が分かりにくい場合は
 無理をしないでくださいね。

是非一度試してみてください。

頭痛や肩こりに効果的なストレッチ(首のストレッチ)

今回は「頭痛や肩こりに効果的なストレッチ」第一弾です。
肩こりや首の痛みに悩み、問題とされている方々は多くおられます。
特に男性よりも女性に割合多いという調べがあります。
そしてこの症状はデスクワークや作業の多いビジネスパーソンと限らず、
アスリート、学生など全ての人が対象であること。

人間の頭の重さは約5キロ~体重の10%程度と言われております。
生活する上で常に5キロ以上の重みを首や肩で支えるんだから
支えている筋肉が疲れるのは仕方ない事です。

ましてやデスクワークや勉強、スポーツ、細かい作業、家事など・・・
・丸い姿勢で頭が下がった状態
・パソコンやスマホのモニターを長時間見る
・スポーツなどの激しい動きの繰り返し
頭を支える首や肩にかかるストレスは多大です。

筋疲労やストレスの蓄積は筋肉や筋膜などを固くし
骨や関節の位置・動きに影響を与えます。
姿勢が固まった状態での首の動きは、関節の一部に
ストレスが集中していきます。
酷い場合には、椎間板ヘルニアや頚椎椎間板症など
神経症状を伴う疾患に発展してしまいます。

また予備軍としても肩こり・首の痛み・頭痛といった症状で
現れます。
そしてその症状はなかなか完全に消えにくく
沢山の方々が慢性的な症状として抱えられています。

大切なことはどう付き合っていくのか。ではないですか?
簡単な事から取り組んでみましょう。

今回は首のストレッチをご紹介しておきます。(下の図を参考)

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是非これを見て試してみてください。
この形のストレッチの応用編を今後ご紹介します。

デスクワーク時の首の痛み -予防対策-

今回は「デスクワーク時の首の痛み -予防対策編-」として
解説させていただきます。

ここまでビジネス現場における首の痛みに関して
・どんなメカニズムで痛みが出やすいのか
・どの筋肉をケアすると良いのか
・どんな方法でケアするのか
という内容で少しずつ解説して参りました。

それぞれにまだ紹介出来て無い内容もございますが
回を重ねるごとにご紹介させていただきます。

今回は予防対策の方法という目線で解説します。

答えを先に述べますと・・・
「デスクワーク中の姿勢を正そう」という事です。

これまでに座っている状態の姿勢そのモノに問題があると
解説してきました。

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この姿勢自体が様々な要因を生み出します。
まずはこの姿勢を如何に正しい姿勢にするのかを
今回はご紹介していきます。

予防対策のご紹介
1.頭の位置を正しいポジションに戻しましょう
「チンイン」というエクササイズがございます。(下の図をご覧ください)
一般的ではありませんが、リハビリ、トレーニングと
多く取り入れられております。

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・突き出たアゴを引っ込める
 ・壁に頭、背中、お尻と張り付いた状態で首の後ろに出来た
  スペースを無くす様にアゴを手前に引き付けます。
  (応用系は写真下、左をご覧ください)
⇒ その際目線や頭の位置が下がらない様に注意しましょう。

上手く出来ていれば、背骨(頚椎)と頭(頭蓋骨)の位置関係が
改善しています。背骨のラインに自分の耳がある位置が重心線と
言われています。

2.骨盤を立てましょう
ペルビックティルトというエクササイズがあります。
骨盤を立てる(後傾位から前傾方向へ動かす)事で
その上にある腰椎、胸椎、頸椎、頭までの位置が改善出来ます。
・お尻の角度を変えましょう。(ヘソの位置を前に出す様に)
・背骨を出来るだけ伸ばすようにしましょう(みぞおちを前に出します)

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背骨と頭の位置(黄色と赤の点線)の距離が近づいたのを
 確認していただけます。

応用編
・チンイン(壁利用) ※写真左
壁に背中を付けた状態で首の後ろのスペースをつぶします。

・胸郭オープン(座位)※写真右
両手を頭の後ろに組んだ状態で、両肘を開きながら胸を張ります。
背骨を出来るだけ伸ばし、骨盤を立てる事で完成です。

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簡単な内容でご紹介しましたので
是非一度お試しください。

デスクワーク時の首の痛み -セルフ整体《2》ー ストレッチ

今回は「デスクワーク時の首の痛み」 セルフ整体の続編《2》です。
これまでに首が痛くなる現象のメカニズムとセルフ整体と称した
簡単なケア(ストレッチ)をご紹介しました。

まだまだ原因は多岐にわたり、メカニズムも色々と考えられます。
ここでは姿勢や使い方(動かし方)、自分自身で取り組めるケアを
引き続きこのテーマに対して解説していきますね。

○○の筋肉が固くなると太りやすくなる!?
このテーマの最初に姿勢の悪化が重大なリスクファクターである
とご紹介しましたよね?
悪い姿勢の例が
 ・背中が丸い
 ・肩が前に入っている
 ・腰が曲がる(or 腰を伸ばせない)
などと以前に解説した通りです。

Q.では何が要因となり姿勢が悪くなるのか。。。
今回は  を取り上げて解説していきます。
ズバリ「胸の筋肉が固くなると太りやすくなる!?」

Q.まずは胸の筋肉と姿勢がどう関係しているのか?
胸には大胸筋という大きな筋肉があり、名前も有名ですね。
腕立てやベンチプレスなどで鍛えられる筋肉で
胸の前で肘と肘をくっ付ける動作をすると胸の筋肉
が固くなり、働いているのが分かってもらえると思います。

大胸筋は上部、中部、下部と3つの走行で上腕骨(腕)
の付け根付近(大結節稜)に着きます。※下の図

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大胸筋は固くなる(短縮)すると肩・腕(上腕骨、肩甲骨)
を前方に引っ張る作用が強くなります。 ※下の図

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姿勢が悪くなるメカニズム -まとめー
・胸の筋肉が短縮(固くなる)
・肩、肩甲骨が前方に引っ張られる
・肩の上部(僧帽筋等)が固くなる
・肩甲骨が上方に引っ張られる
・背中が丸くなる
・頭、首が前方に押し出される
・あごが上がり、首の後ろが反る

この状態でデスクワークやパソコンを長時間すると
首や肩だけでなく、からだ全体がおかしくなりそうですよね。。。

そして小見出しにもあげた「太る!?」というキーワード・・・
今はやりの某パーソナルトレーニング施設
『○イザッ○』のCMを思い出してください。
結果にコミットされる前のモデルの方々
皆そろって上にあげた悪い姿勢になっていませんか???
上半身がこの形になると、お腹が前に出てたわみます。
たわんだ所から人間には肉が着いていくものです。
そして姿勢が悪いと筋肉の活動が減少し、可動域も狭くなり
代謝量が落ちます。
トップアスリートでも引退後はどんどん太っていかれる方居ますよね?
その方たちの姿勢を見てください。
それだけ基本の姿勢が大切なのです。

今回は最後に 胸の筋肉のセルフ整体(ストレッチ)を
ご紹介します。 ※下の図をご覧ください。

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HOW TO~
1.片側の胸から腕、前腕、手の平を壁に着けます。
※この時は出来るだけ壁に近づいてください。
2.胸を付けたまま、顔と反対の胸は壁から離す様に
してからだを開きましょう。
※この時反対側の手で壁を押す事で伸ばす強度を調節
3.出来るだけ伸ばしている方の肩甲骨は背骨に寄せます。

壁に着けている側の胸(大胸筋)が伸びている事を感じれたらOKです。
他の方法や詳しいポイント・注意点などはまた他で解説します。