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ドローインの正しい方法(体幹トレーニング)

本日はアスリートの体幹トレーニングに関する内容をご紹介します。
競泳選手だけに限らず、テニスやサッカーなど他のスポーツ選手
にも体幹トレーニングは重要であり、多く取り組まれてますよね。
今回は体幹トレーニングの中でも腹筋に着目して解説していこう
と思います。

この内容はトップレベルから小中学生のジュニア世代にも
共通していえる事でして
既に体幹トレーニングに取り組む方、またはこれから
トレーニングを取り入れようと考えてる方
全てに読んで欲しい内容であります。

今回はタイトルにもあげましたが「正しいドローインの方法」について
よく陥りがちな状態も例に挙げて解説したいと思います。

ドローインは腰痛改善や予防を目的とした運動療法には
重要ポイントとして扱われています。

競泳などの運動時の体幹姿勢を安定させる競技には
このドローインの正確性や負荷に対する安定性の強さが
競技能力とも関係しています。

よく指導される時に使われるアナウンスとしては
「お腹をへっこめて」
「きついズボンをはく時の様に」
などなど、分かる様でわかりにくいですよね。
一体どんな状態を求めているのかというと下の図をご覧ください。

EPSON MFP image
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右側の絵がドローインさらた状態です。
「お腹を凹ませる」
「きついズボンをはく時に・・・」
絵を見るとイメージしやすいですよね。

もっと具体的にアナウンスをするとすれば
「恥骨部分を前、上に出す様に」
「おしりに軽く力を入れて、骨盤を後ろへ傾ける」
という様な感じでしょうか。

選手を指導する際は上向きに寝た状態で段階的に始めます。
次の下の図をご覧ください。

EPSON MFP image
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下の絵の様に、腰の下にあるスペースが上手くつぶせればOKです。
しかし大切なのは、この時にどの部分に力を入れて
どの部分がツライ感覚なのか。。。

腰や背筋がツライ・・・
太ももの前がツライ・・・
首や肩に力が入るなど・・・
間違った方法や感覚で取り組んでいたり、出来ていると
思っている選手は多くいます。
また同じ様に指導していても、上手く力が入らない選手も
います。
 ⇒ これは骨盤と背骨、などの姿勢や柔軟性が関係します。
 この部分についてはまた別に機会に開設いたします。

絵の様な足挙げのの状態のトレーニングをした時に
腹筋の下部(下腹部)の方に力を入れてる感覚があれば
上手く出来ています。
基本形がこの状態です。
この形を下向き、横向きなど体勢を変えても持続して
固定出来る様になる事が必要です。

ドローインに関してはまた写真などの具体例で
今後解説したいと思います。