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水曜日から東京での大会にトレーナー帯同していました。JapanOpen2019

先週水曜日に現地入りしてジャパンオープンの大会に帯同していました。

今大会は4月の選考会に続いて、7月の世界水泳をはじめ

高校生が対象の世界ジュニア選手権、大学生、社会人対象の

ユニバーシアード大会と 3大会の選考レースとなりました。

 

選手それぞれ目標とするステージやタイムに対して

プレッシャーのかかるレースに挑んでくれていました。

結果は明暗別れてしまいますが、夏や来年に向けた課題と修正点

を見つけることができたのではと思います。

 

今後は夏の国際大会や全国大会に向けて

選手の目標に力添えできるように、サポート頑張りたいと思います。

 

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毎回広く過ごしやすい部屋を準備していただき

仕事にしっかりと挑めます。選手のケアに還元できるように頑張ります。

 

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競泳選手の強化合宿に帯同していました。@オーストラリア・ケアンズ

競泳選手の強化合宿に帯同していました。@オーストラリア・ケアンズ


 

2018年〜2019年の年越しはオーストラリア・ケアンズで

競泳選手の強化合宿に帯同していました。

 

TOKYO2020の最終選考会を来年に控え、残すところ一年ちょっと。

選手・コーチと共に目標に向かって携われることに

感謝して、日々のサポートを頑張りたいと思いました。

 

今回の合宿では東海大学の加藤コーチとご一緒させていただき

競泳選手に必要な陸上でのトレーニングを色々と教えていただきました。

沢山のヒントをいただけたので、また日々のトレーニングへと

その成果を反映させていきたいです。

 

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競泳 大阪府選手権(国体代表選手選考会)【トレーナー】

競泳 大阪府選手権(国体代表選手選考会)【トレーナー】


先日は通常のチーム訪問日でしたが

大阪の会場へトレーナー帯同しておりました。

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4月の日本選手権、5月のジャパンオープンが終わり

高校生、大学生は8月、9月のインターハイやインカレに

向けてのトレーニング期に入っております。

 

水中も、陸トレも厳しいトレーニング中に行うレースでしたので

肉体的にもハードだったと思いますが、皆それぞれに課題を持って

レースに挑んでおりました。

 

その中でも自分自身で課題を見つけられる選手と

なぜ良いのか? 何が悪いのか? を自分自身で

考える事の出来ない選手がいます。

 

このプロセスが踏める、踏めないはアスリートとしての

成長に大きく関わる要素だと思います。

 

今回のレースは〇〇が課題だな。

だからアップはこれぐらいにして、レースはここに意識しよう。

という具合に、レースの目的をはっきりさせて

その為の準備をする事で、結果に対する分析と考察が持てると

思うのです。

 

ただ頑張っているだけでは、一定のレベルまだは上達するものの

そのレベル以上に上って行く為には、課題に対して具体的で

有る事が必要です。

 

日々の練習やトレーニング、セルフケアなどが

自分自身の課題に対して、具体的な対策になっていなくては

行けないのです。

 

もちろんコーチングがそれを導くのですが

自分自身で考えて、納得をしていない選手は

結果が出ない時に、どうして良いのか分からない状況に

陥っている様に感じます。

 

様々な人から意見を聞いて回る事が悪いわけではありませんが

自分自身で考え、分析し、課題に対する解決策を立てるように

なることは、決して正解を考え出せてはいなくても

自身で考える事が、選手の器を大きくするために

必要なことなのではないでしょうか。

 

 

【残り2席】親子で取り組む、競泳選手に行うケア実践セミナー(H29.6.18 京都)

親子で取り組む、競泳選手に行うケア実践セミナー

(H29.6.18 京都)


 

6月18日に行うセミナーの参加者募集を今回はあと2組

締切とさせていただきます。

 

・お父さん、お母さんが 実際にお子様に実践してあげられる

 ストレッチやマッサージのセミナーです。

・競泳選手に実施する様に特化した内容です。

・未経験の方でも問題ありません。

・日頃の故障に対する知識や、予防法、セルフケア方法をお教えします。

 

※今回は中学生、小学生の参加者が中心となりました。

 

詳細は以下の概要をご参考にしてください。

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競泳選手の親が我が子にしてあげられるケア実践セミナー

親が我が子にしてあげられる競泳選手のケア実践セミナー(in京都烏丸)

親が我が子にしてあげられる

競泳選手のケア実践セミナーについて(H29.6.18 in京都)


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スイミングクラブに所属し、選手としてジュニアオリンピックや全中、

インターハイなどの全国大会を目指す、ジュニアスイマー。

その親の多くが、我が子のために少しでも応援してあげたい。

0.1秒でも泳げるように、日々の生活に努力されている事でしょう。

 

「我が子のために何かしてあげたいけど・・・」という思い。

日々の練習で疲労した筋肉のケアや、ストレッチなど

我が子にしてあげられるようになれば。。。

そういった考えをよくお聞きします。 しかし二言目に

「間違った事をして、逆に痛めてもダメだから・・・」

「何をどうやったらいいか、方法が分からない・・・」

といった方法が分からない事や、見よう見まねでやって

間違った事をしたら困るから。といった不安も同時にお聞きします。

 

以前からも「家で私たち親がこどもにしてあげられるケアやストレッチの

方法を教えて頂けませんか?」というリクエストをいただいていました。

実際に子どもさんへの施術を横で見学され、メモを取り勉強された

お母さんも居られます。

「この方法なら家でやっても大丈夫ですから、是非毎日やってあげてください」

と自宅で簡単に出来るケアの方法をレクチャーしたお父さんも居られます。

 

皆さんお子様のために、少しでも応援してあげたい。という気持ちが強く

どこまでやるものなのか。。。 というさじ加減も考えさせられます。

 

今回そんなリクエストが以前からも多かったので

親が我が子に提供出来る競泳専門のケアやストレッチの方法を

実技指導するセミナーを企画しました。

 

セミナーでは実際に私が選手にケアで行っている施術を

簡単にまとめ、お父さん、お母さんが自宅でお子様に提供出来て

かつ安全で、効果的な方法をお教えいたします。

実技のセミナーですので、実際に私がレクチャーした内容を

ペアで練習する方法をとり、その中で細目にアドバイスいたします。

 

・なぜこの筋肉が固くなると競泳のパフォーマンスが上らないのか?

・どの様に押えたり、又は伸ばすと効果的に筋の疲れが取れるのか?

・なぜ筋肉が固くなると良くないのか?

・絶対にやってはいけない、間違いの方法。

などなど理屈がわかった上で提供出来るようにお教えいたします。

 

競泳をされているお子様を持つ親であれば、誰でも参加OKです。

詳細は以下の資料(ダウンロード可能)をご確認ください。

10組限定ですので、定員になり次第終了いたします。

申込みやお問い合わせなどは、直接電話もしくはメールで

お願いいたします。 競泳選手の親が我が子にしてあげられるケア実践セミナー

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競泳選手へのケア実践セミナー(マッサージ、ストレッチ)H29.6.18 in 京都(烏丸)

競泳選手の親が我が子にしてあげられるケア実践セミナー(ビギナー)

~あと0.1秒の取り組みが、親子の絆も深めます~ in 京都(烏丸)


これまでも多くの方々に、リクエストやご要望を個人的に

いただいておりましたが、今回思い切って開催してみたいと思います。

日時  6月18日(日曜) 10:00~12:00(9:30受付)

セミナーに参加していただける方は以下の一点

「現役の競泳(水泳)の選手を我が子に持つ親であること。」

 

これまでも多くのジュニアスイマーや中高生の選手に携わってきました。

その中で保護者の方から多くいただいてた声が

「マッサージやストレッチをやってあげたいけども、間違ってると怖い」

「間違ったり、変になって逆に体を痛めてしまうのが怖いから・・・」

「家でもわたしがしてあげたいんですが、教えてもらえませんか?」

という様なリクエストでした。

保護者の方は皆さん、お子様のために何かできないか?と日々探され

様々な努力や勉強をされており、親が子のためにという思いはすごく共感

いたします。

 

そんな声が多かったので、先日

「的確に正しい事を教えますので、是非ご自宅でもやってあげてください!」

というのが切っ掛けとなりました。

 

夏のシーズンが始まる前に、是非ケアの実践方法を学んで

ご自宅でのストレッチやマッサージのケアにお役立てください。

 

お申込みは E-mail もしくは お電話にてお問い合わせください。

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ご案内はこちらからPDFをダウンロードしてください。

競泳選手の親が我が子にしてあげられるケア実践セミナー

 

競泳選手のメキシコ高地合宿⑤【トレーナー】日本体育協会アスレティックトレーナー

競泳選手のメキシコ高地合宿⑤【トレーナー】

  日本体育協会アスレティックトレーナー  藤野絢也


2月の中旬から始まった合宿日程もいよいよ終盤です。

先日メインとなる練習(一番高い負荷が肉体にも精神的にもかかる内容)を

終えて、残すはリカバリーと移動前の練習となりました。

 

約一ヶ月の期間、競泳に集中して入り込み、泳ぎや選手の体を

考え込む時間が出来、充実した合宿となりました。

 

何より、練習中にコーチと選手の泳ぎや体の特徴、

強い部分や弱い部分、上手い部分と不得意な部分などなど

個々に合わせた課題や、対策を考える事が出来良かったです。

 

これらを実現するには、ケアだけに意識を向けて、治療での情報

だけを診ていては不可能だと思います。

 

実際の泳ぎと、作りたい動きのギャップを埋めるための作業や

アドバイス、アイデアなど出していける存在になりたいと思いました。

 

今回考え出した内容や、発見などまとめて発信出来ればと思います。

 

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競泳選手のメキシコ高地合宿④【トレーナー】日本体育協会アスレティックトレーナー

競泳選手のメキシコ高地合宿④【トレーナー】

日本体育協会アスレティックトレーナー 藤野絢也


約一ヶ月のメキシコ高地合宿も大詰めになりました。

選手は先週のクールから試合形式のメイン練習を行い

身体的にはかなりの負荷がかかっている様子です。

 

4月の世界水泳選考会に向けて、選手がギリギリの所を

ふんばって、かつてなかった領域にまで能力を高められるように

サポートをしていきたいと思います。

 

この合宿中は水中練習の様子をディスカッションしながら

ケアやW-UPでの対応を変化させ、良い流れでのトレーニングが

積めていると思います。

練習の内容や泳ぎについての理解を深める事で

ケアだけではなく、競技力向上に向けて

攻めるための、武器になれる対応が可能になると

改めて思いました。

あと残り1クールありますので、しっかりと頑張ります。

明日はいよいよ集大成となるメイン練習です!!

 

 

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練習の前はドライランドトレーニングの時間を設け

それぞれにストレッチや体操などのW-UPをセルフで行った後に

体幹トレーニングを中心にしたエクササイズを全体で行っています。

その日の選手達の疲労状況や、後に行う練習の内容によって

エクササイズの内容を変化させています。

 

 

 

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競泳選手のメキシコ高地合宿③ 【トレーナー】日本体育協会アスレティックトレーナー

競泳選手のメキシコ高地合宿③ 【トレーナー】

  日本体育協会アスレティックトレーナー


サンルイスポトシでの合宿も後半に入り、日々強度の高いトレーニングが

続いております。

 

標高の高い地域でのトレーニングは酸素濃度が少ないため

回復にも時間がかかります。

 

平地でやっている高強度の練習をこちらで取り組むと

体の負荷は相当高いようです。。。

 

後半戦で疲れもあると思いますが、良いトレーニングが積めるように

私はしっかりとサポートをしていきたいと思います。

 

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こちらでの宿泊先は、このスポーツ総合施設を運営する不動産会社が販売する、

高級な住宅エリアに立てられた、広いアパートを借りて過ごしております。

街並みもキレイで、安全で、気候も良いので快適に生活が出来ています。

 

トレーニングやプールも隣接しているので、歩いて移動し、食事もそちらで

取る事が出来ます。 活動拠点が全てコンパクトにまとまっているので

合宿地としては、とても良い場所だと感じています。

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毎回のクールでウエイトトレーニングを実施しています。

水中での運動パフォーマンスを高めるためには

基礎筋力や身のこなし、体幹、パワーなど、陸上で発揮出来るように

ならないといけません。

ジュニアの頃から水中でのトレーニングが中心で、泳ぐことは優れて

いるのですが、陸上での運動やトレーニングになると、意外と動きが

固く、力の入りが鈍い等と言う事もスイマーには少なくありません。

選手個々に応じた、必要なトレーニングを実施出来ております。

施設も充実しており、とてもやりやすい環境です。

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オフの日に町の中心地に行ってきました。

スペインの植民地時代の建物が多く残り

ヨーロッパの様な街並みで、とてもきれいでした。

 

残り1週間ちょっと 選手のサポートを頑張ります!

 

 

「泳いでいると腰が落ちるんです・・・」 選手の訴えにトレーナーが提案したストレッチ【競泳:水泳】

「泳いでいると腰が落ちるんです・・・」

選手の訴えにトレーナーが提案したストレッチ【競泳:水泳】


元々自身も競泳をしていたので、競泳選手の訴えが水泳特有のものでも

選手が言っている意味や感覚が分かるようになりました。

 

今回は定期的にケア、チェックをしている選手の対応時の話を元に

ご紹介いたします。

 

競泳中心の内容となりますが、水泳をしなくても

デスクワークや車の運転など、座る時間が長く、日頃腰痛を気にされている

方にも当てはまる話ですので、よろしければご参考ください。

 

まずはじめに、「腰が落ちる」とはどういった状況なのか?

理想のストリームラインとは、水面や水中で出来る限りの抵抗を

減らすために、フラットな姿勢を保つことが求められます。

 

その為には、柔軟性や体幹の筋力、バランス感覚など高いレベルで

求められるのですが、陸上で再現できない事は、水中では再現できない・・・

 

即ち陸上でフラットなストリームラインの姿勢を作る、保つ事が

窮屈な柔軟性では、水中では理想の姿勢はつくれません。

 

陸上で行う筋トレ(体幹)で、骨盤、背骨、胸郭を安定させられないと

水中で安定させる事は難しいでしょう。

 

陸上で真っ直ぐの状態を保てるバランス能力が無いと

水中ではそのバランスは保てないでしょう。

 

要するに競泳選手にとって、陸上で行うトレーニングや

姿勢の作り方、バランス能力などがとても重要なのです。

 

トップクラスの選手は陸上での準備やトレーニング、W-UPに

時間をかけております。 陸上で姿勢、フォーム、体幹、バランスを

高めて練習に入る事で、抵抗が少なく、効率の良い泳ぎ(フォーム)を

再現する事ができ、泳ぎの効率が上がるのです。

 

では本題の「腰が落ちる」という事はどの様な状態なのでしょうか?

 

腰が落ちる → 腰が反って、腰や骨盤、足が沈み

上体が立ってしまい抵抗が高まった状態です。

 

何故腰が反ってしまうのか??

それは柔軟性が大きなポイントになります。

 

特に肩関節や肩甲骨、の可動性が悪いと

基本的にストリームラインが組めません。

ジュニア世代では、先ずこの時点で問題がある選手が多いでしょう。

次に肩関節は普通の固さでも、胸椎胸郭という体幹部の柔軟性が

乏しい選手がいます。 トップレベルの男子ではこの胸椎や胸郭の

可動性に問題があり、抵抗の少ない姿勢をとれない選手が

多く存在します。

 

その次に関連してくるのは、股関節の柔軟性です。

股関節でも前面(大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜脹筋)

膝を上に引き上げたり、膝を伸ばしたり、股関節を曲げようとする

動きの筋肉です。

これらの柔軟性が欠落していると、骨盤が前傾位に固まってしまい

腰が過剰に反ってしまいます。

股関節をやや後傾させて状態を楽に保ち続けるには

この股関節の前面の柔軟性獲得が必要です。

 

今回は肩関節、胸椎・胸郭、股関節前面の柔軟性向上の

ストレッチをアドバイスいたします。

 

 

 

肩関節のストレッチ


 

肩関節後下方ストレッチ 上腕三頭筋ストレッチ

 

 

胸椎・胸郭のストレッチ


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股関節のストレッチ


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