体幹トレーニングの効果的な方法 No.8「サイドブリッジ」

今回は「体幹トレーニングの効果的な方法」
(サイドブリッジ)と題してご紹介します。
 
これまでにもサイドブリッジについて
 
基礎となる部分を解説しております。
 
こちらも合わせて参考にしてください。
 
 
今回は少し強度を上げた内容の
 
トレーニングを紹介します。
 
アスリートは注意点やフォームを意識して
 
取り組んでいただければ、体幹の強化に
 
効果的な内容です。
 
どんなスポーツや競技でも体幹を
 
強化する事はパフォーマンスを高めるのに
 
重要な事です。
 
今回のトレーニングでもあらゆるスポーツに
 
適応していますので、是非継続して
 
取り組んでみてください。
 
 
スポーツを目的とされない方でも
 
ダイエットや体力作りには十分効果的です。
 
難度が高くなるため、フォームが崩れやすく
 
目的となる筋肉に効果が得られない可能性も
 
ありますので、正しく行える強度で
 
取り組んでください。
 
 
サイドブリッジ(強度 中~強)

~ How to ~
 
(写真うえ 中強度)
1.横向きの状態で、両足と肘で体を支えます。
 
2.足を閉じた状態で揃えて行います。
 
3.からだを真っ直ぐに保ち行いましょう。
 
4.45~60秒程キープします。
 
 
(写真した 高強度)
1.横向きの状態で、両足と肘で体を支えます。
 
2.足を開いた状態で片足で支えて行います。
 
3.上の手を真っ直ぐ上に伸ばしておきます。
 
4.からだを真っ直ぐに保ち行いましょう。
 
5.30~45秒程キープします。
ポイント
・からだを真っ直ぐな状態でキープしましょう。
 
・上半身を支える肘、肩の肩甲骨を支えましょう。
 
・腰が反らない様に注意しましょう。
 
効果
 体側、お尻(殿筋)、背中(広背筋)の強化
今回は安定性(スタビライゼーション)
目的としたトレーニングを紹介しています。
 
前面ではフロントブリッジ
 
後面ではバックブリッジ
 
今回ご紹介したサイドブリッジ
 
複合的に行う事で体幹の安定性が
 
強化出来ます。
 
姿勢やフォームの安定には必須項目ですので
 
是非参考にし取り組んでください。
 
 
~競泳選手への効果~
競泳選手はレース中に最後まで正しく
 
水の抵抗が少ないストリームラインを維持する事が
 
求められます。
 
その姿勢が崩れる事でボディポジションが下がり
 
または傾く事になり、水の抵抗が増えます。
 
キック、プルの動作を効率よく推進力に繋げるためには
 
この体幹の安定性が必要です。
 
モーターボートで例えるボディ(船体部分)が
 
柔らかい状態ではスピードに負けてしまいます。
 
体幹の剛体化を理解して日々のトレーニングに
 
活かしてください。