体が固いと疲れやすいのは本当なのか?? 

体が固いと疲れやすいのは本当なのか??


10月に入り朝夕と気温が低くなり肌寒くなる季節になりました。

この気温の変化が著しい季節の変わり目は体の疲れを感じやすい。。。

 

腰痛や肩こりをはじめ、体の不快症状や目立ってどこが・・・ という訳では

ないけども、 「体が疲れている」  「頭が重いなど」

体調は悪く無いけど、良くも無いといった感覚で、実は生産性やパフォーマンスを

低下させている事が多くあります。

 

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これは 「見えない損失」 といって 「プレゼンティーイズム」 という造語が

存在します。

 

明らかな体調不良や病気によるものではなく、何となく調子が上がらない。

今一つ集中力が高まらないなど、こういった感覚や経験は誰しもが

あるのではないでしょうか??

 

こういった状態で何となくのまま、仕事をしていると

本来のパフォーマンスと比較すると明らかに生産性が低下した状態となります。

この状態を 「プレゼンティーイズム」 と呼びます。

 

これらを生じさせる症状は、慢性疲労症候群、うつ病、腰痛・肩こり、頭痛、

花粉症やアレルギー、睡眠不足などです。

 

欧米ではこのプレゼンティーイズムによる、経済損失が

病欠や欠勤、医療費負担などの金額よりも実は二倍以上存在する

といった研究データも発表されていrます。

 

「何となく調子が上がらない」 といった場合の対処は

睡眠時間の確保や、食生活の見直し、体を動かして筋肉をほぐし

血流を増加させるなどの見直しと行動が必要です。

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では本日の題名でもある、体が固いと疲れやすいのは本当なのか?

という点について解説しましょう。

 

人間の体は骨で構成される骨格があります。

その骨の周りを筋肉が付着し、その筋肉を包み覆う様な形で

筋膜が体を張り巡らせています。 それが第二の骨格と呼ばれる様に

筋膜が互いに引っ張り合う事で骨格を支え形成します。

 

この筋膜が固く縮んでいると、筋膜が引っ張る方向に姿勢が

引っ張られてしまいます。

 

これが猫背などの不良姿勢の原因でもあります。

 

体が固い という状態は 筋肉や筋膜が過剰に緊張した状態です。

この状態では本当に体が疲れやすいのか??

答えは YES です。

 

ではナゼ体が固いと疲れやすいのか?


 

・ 筋、筋膜が緊張した状態では血流が循環できない

・ 筋肉内の酸素や栄養不足になる(血流が悪いため)

・ 不良姿勢に陥る (猫背)

・ 呼吸運動が非効率的になる (猫背になり、横隔膜が動かなくなる為肺機能低下)

・ 腰痛や肩こり、頭痛を招きやすい

・ 背部が緊張する事で、交感神経が常に興奮した状態になる

・ 交感神経優位となり、不眠や高血圧の原因となる

・ 消化機能などの内臓機能が低下し、便秘になる

などなど

体が固く緊張した状態では、良い事は全くありません。。。

 

またもう一点言える確かなことは、日々の取り組みや対処によって

体は柔らかくなり、姿勢も改善し、負のサイクルから抜け出す事で出来ます。

またこれらの対処方も紹介していきます。